機関車遊び 


 最後の一押しは立ち読みした1冊の雑誌に掲載されていたあるレイアウトでした。鉄道模型趣味2004年8月号小泉宣夫さんの「アリアケセントラル」です。ずんぐりむっくりしたプロポーションの蒸気機関車や客車がぐるぐると回る国籍不明のレイアウトの可愛らしさにノックアウトされました。

 鉄道模型はどれも1両うん万円の車両ばかりだろうと思っていたのに、調べてみると数千円で動力車も手に入る模様。なんだこんなに安いんだ、と価格に対する思い込みをおもいっきり壊されました。

 森博嗣さんの「欠伸軽便鉄道 弁天ヶ丘線」レポートや、「ミニチュア軽便鉄道」を読んでいて、遊ぶのなら大き目の模型が良いと思っていました。「アリアケセントラル」もそうでしたがバックマンというメーカーのOn30というサイズがよさそうです。

 丁度パーフェクトグレードのガンダムMK2を数日掛けて形にして、手を動かす楽しさを数年ぶりに感じていたころで、もっと他に楽しいことはないだろうかと探していたこともあり、何より自分で動いてくれるのがとっても楽しそうだと、鉄道模型の世界に足を踏み入れる事を決意。「可愛らしいし、思ったより安いし、買っちゃおっかな」くらいの決意ですが・・・。





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