高野山 12:05 → 花園 12:55 花園行 |
高野山から南へ下り和歌山に至るこの路線の存在は『登山・ハイキングバス時刻表関西版』(山と渓谷社)で知った。全国版時刻表には載らない無名の路線。高野山〜花園が1日3往復、花園〜和歌山市が2往復、その他花園〜金屋口(藤並)が5往復(休日4往復)の運行。花園で接続がいいのはこの便のみ。有田鉄道「高野山」バス停は、南海りんかんバスの「千手院橋」と同じ場所。但し一の橋方面に1本のみ立ち、花園方面は道路を渡った向かいの郵便局前で待つ。ルートは、「大門」から南下。国道480号に合流するまで2車線道を行く。480号に当たると、相ノ浦まで一度北上して折り返し「花園」まで下る。この間ほぼ全線にわたり1車線の隘路が続く。高野山は観光客で賑わっていたが、小さなマイクロバスに乗り込んだのは一人のみ。乗客がいることがよっぽど珍しいらしく、早速運転手さんに行き先を尋ねられ、よく乗ってくれたと再三感謝された。さらに詳しいガイド付きで楽しめた。谷が深く、沿線の集落もわずかで、運転手さんもほとんど人影を見たことがないという。 |
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花園 13:05 → 清水 13:40 藤並行 |
時刻表は、和歌山市行直通の形であるが、実際には藤並行に乗り、「清水」で乗り換える。ここから藤並までの道は広く、小型車に変わる。素直に480号を行かず、川沿いの裏道をしばらく走る。 |
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清水 13:40 → 和歌山市駅 15:35 和歌山市行 |
清水で待ち構えていたのは、再びマイクロ。しばらく2車線の480号を行くが、右折し国道を離れると、突然あぜ道のようになり、崖をよじ登り始める。県道180号線に入って札立峠を目指すが、道路というより徒歩用の登山道のようだ。途中改良区間が多少あるものの、1時間近く延々と超狭隘区間が続く。慣れた運転手はこの道をかっ飛ばしスリル満点。峠を越えてなおも狭いが、右手に大パノラマが広がる。峠の麓の「小川宮」で5分のトイレ休憩。超狭隘区間はここまで。国道370号に入り海南を目指す。
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一の橋 | 8:07 | 12:02 | 16:57 |
高野山 | 8:10 | 12:05 | 17:00 |
花園 | 9:00 | 12:55 | 17:50 |
花園 | 6:55 | 13:05 |
清水 | 7:30 | 13:40 |
小川宮 | 8:25 | 14:35 |
海南駅 | 8:57 | 15:07 |
和歌山市駅 | 9:25 | 15:35 |
和歌山市駅 | 9:45 | 16:10 |
海南駅 | 10:13 | 16:38 |
小川宮 | 10:45 | 17:10 |
清水 | 11:40 | 18:05 |
花園 | 12:15 | 18:40 |
花園 | 7:00 | 10:20 | 15:20 |
高野山 | 7:50 | 11:10 | 16:10 |
一の橋 | 7:53 | 11:13 | 16:13 |
2004年7月現在。詳細は『登山・ハイキングバス時刻表関西版』(山と渓谷社)参照。