宇出津駅前 14:35 → 兜診療所前 15:13 北鉄奥能登バス 穴水総合病院行 |
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いまだプラットホームと駅舎が残る宇出津駅で、14:35発の岩車経由穴水行のバスを待つ。ここの駅舎は今も開放されていて、バスの待合所となっている。
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宇出津の町 |
古君付近 |
甲駅跡 |
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県道から右の道に入り、先ほど見えた屋根の方角を目指す。左手の静かな入り江に見とれて振り返ると、路地の奥に立派な駅舎が目に飛び込んだ。 駅舎のドアは締め切られ入ることはできないが、中にはいまだ自動券売機が残っている。駅前には、「ようこそ!!くつろぎの郷甲へ」と書かれた看板も残る。 駅舎の裏には、線路は撤去されているものの、広い構内に草生したホームが堂々と残っていた。急行停車駅の風格が今も漂う。 宇出津方を見渡せば、視界が開け海へと路盤は続く。山間を走ってきた列車はここから海に出たのだ。しばし時を忘れて立ち尽くした。 |
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甲の港 |
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バス停に戻り、県道を先に行くと小さな港に出る。静かな小さな入江の向こうには、真っ青な七尾湾が開ける。カメラを方々に向けていると、 通りかかった郵便屋さんが「いいとこあったかね」と気さくに声をかけてくれる。ちょうど下りのバスが、入江に架かる小さな橋を渡っていった。 |
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兜診療所前 16:15 → 穴水駅 17:01 北鉄奥能登バス 穴水総合病院行 |
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診療所前のバス停に戻り、16:15発の穴水行を待つ。たった1時間で次のバスが来るのだから、鉄道時代に比べたら充実のダイヤだ。
地元のおばさんが「もう来ますかね」とまたまた気さくに声をかけてくれる。見るからにあやしい旅人にも土地の人は温かい。
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曽良 |
曽良〜鹿波 |
参考; MORI-SAKETEN.com 北陸ローカルバス探見隊