小月〜門司港


2007年7月28日(土)


小月 5:57 → 御裳川 6:25   サンデン交通 下関駅行 

 大阪から「あかつき」のレガートシートでまどろみ、まだ夜の明けない下関に降り立った。山陽線上りの始発で小月へ。ここから下関行のバスで折り返す。土曜の早朝で、乗客もまばら。まだ目覚めぬ長府市街を抜けると、やがて関門海峡が左手に。さざなみが朝日に輝く。関門橋が前方に近づき、「御裳川」バス停で下車。ここが、関門トンネル人道の入口である。

                  

             

                



御裳川 6:30 → 関門人道口 6:45  徒歩約1キロ

 関門トンネル人道へは、まずエレベーターで垂直に地下へ下りる。ここから約1キロ、細い歩道のみの海底トンネルが続く。青函トンネルのように、前半はなだらかに下り、後半は緩い上り坂となる。このなだらかな坂道が効果的なのか、大勢の人がこのトンネル内をウォーキングで往復していた。中間地点に、山口と福岡の県境の表示がある。再びエレベーターで地上へ昇ると、そこは九州の大地。


関門人道口 7:42 → 門司港駅 7:52   西鉄バス  戸畑渡場行

 歴史ある和布刈神社の上を美しい関門橋が本州に向かって伸びる。しばらく、海峡を往来する船を眺めて時を過ごす。思えばここは壇ノ浦。幼帝安徳が三種の神器とともに身投げした、悲しい物語の舞台でもある。ここからは、西鉄バス。九州を実感させる。貨物線を渡り、レトロな町並みが現れると、まもなく門司港駅に到着。