大分バス〜海沿いの狭隘路を行く〜

佐伯駅　１１：３５　⇒　蒲江　１２：３０　　波当津行（川井・蒲江経由）

　佐伯から南下し日豊海岸に出る路線。山間の県道３７号経由で蒲江に出て、さらに海岸沿いを南下し、波当津に至る。蒲江までは穏やかな山村風景が広がる。川井集落付近には狭い道が残っている。残念ながら終点まで行く時間がなかったが、波当津から５キロほど歩くと、宮崎交通の直海バス停につながり、延岡に出ることができる。蒲江は穏やかな入江の港町。しかし、この日は３５度以上の酷暑。船着場のベンチに屋根があり、入江を眺めて過ごした。

蒲江　１３：３３　⇒　佐伯駅　１４：５９　　佐伯駅行（西野浦・畑野浦経由）

　海沿いの国道３８８号線を北上し佐伯に至る。途中、小さな半島の先、元猿、西野浦に立ち寄る。車両は大型ハイデッカー。しかし、西野浦から畑野浦までは１車線の隘路。変化に富んだリアス式海岸と穏やかな海がとにかく美しい。畑野浦から峠の上り坂となるが、この眺望がまた素晴らしい。道、車両、風景と完璧なバス路線である。