カールドン

キク科チョウセンアザミ属 
     英名 Cardoon
         学名 Cynara cardunculus
         別名 カルドン

カールドンはアーティチョークの近縁種。アーティチョークに比べると花は小さく青紫色の花(アーティチョークは赤紫色)を咲かせます。育て方や利用法はアーティチョークとほぼ同じ。
(料理)
(効用)
ガラナ

ムクロジ科 
         英名 Guarana
         学名 Paullinia cupana
         別名

熱帯雨林の先住民の間では主に興奮剤や鎮痛剤、下痢などの治療に用いられて来ました。ガラナの名前が由来している南米のガラニス族では、種を乾燥させて煎ったあと水と混ぜてペースト状にして様々な食品や飲み物、薬品の原料の一つとして利用しています。コーヒーなどで知られるカフェインはガラナに含まれるガラニンがカフェインと呼ばれるようになりました。ですがコーヒーのカフェインの場合、体内にすぐ吸収されるため興奮・思考能力を増進させますが体に負担をかけます。ガラニンはゆっくり体内に吸収されるため負担も少なく癖にもなりません。ただし長時間にわたって多量に飲むと不眠症や習慣性の心配がありますので注意しましょう。ガラニンは脂肪を減少させたり、疲労を軽減する作用や脂質の過酸化を防止する作用が確認されています。 テオフィリンやテオブロミンは心筋や中枢神経系を刺激し敏捷性や注意を高めたり心身疲労を軽減する作用があります。また血液の凝固を防止したり、精力強壮作用や記憶力を向上させる効果についても近年では科学的に認められ、頭痛や偏頭痛、神経痛、腰痛、リューマチにも有効。ガラナに含まれるカテキンは抗菌作用の他に認知症の誘因物質を抑えるという研究結果もあるようです。アメリカではガラナダイエットとして有名です。
禁忌
妊娠中、授乳期間中の使用は使用禁止。
カフェインの過剰摂取は、高血圧、心臓病、糖尿病、潰瘍、等の方には禁忌です。
(料理)
(効用) 動脈硬化、収斂、興奮、強壮剤、高血圧、頭痛、神経痛、疲労回復、虚弱体質、生理不順、利尿
カモミール
キク科 カミツレ属(アンセミス)
          英名 Chamomile 
         学名 Roman chamomile,Chamaemelum nobile
         和名 ジャーマンカモミール (ドイツカミツレ)

別名 カミツレ
          学名 Ggerman chamomile,Chamomilla recutita,Matricaria chamomilla,Matricaria recutita
         和名 ローマンカモミール (ローマカミツレ)
         別名 カミツレ

属名のアンテミス(Anthemis)はギリシャ語で「花」の意味を持ち、カモミールの名はギリシャ語のカマイ(大地)とメロン(リンゴ)からきています。大地のリンゴという名の通りリンゴに似た香りが残るためポプリなどにも使われます。心身ともにリラックスする香りが有名で『植物のお医者さん』と呼ばれています。多くの品種がありますが一般的に薬用に利用されるのはローマンカモミールとジャーマンカモミールでどちらも同じような薬効がありカモミールに多く含まれるカマズレンという優れた成分は消炎作用がありアレルギーや皮膚炎、口内炎、歯痛などにアピゲニンは癌細胞を攻撃し死滅させることで最近注目されています。ピーターラビット物語の中でもニンジンを食べ過ぎたピーターラビットがお腹をこわしてしまいお母さんがカモミールを摂らせたという話のように消化促進の効果もあります。
チンキ:1:5、45%のアルコール、3〜10mlの中で
※両方とも月経を促進する特性があるので妊娠中は避けた方がいいです。

  ジャーマンカモミール
一般的なスキンケア、ニキビ、発疹、湿疹、アレルギー性皮膚炎において有効です。抗炎症性で筋肉痛、リュウマチ、関節炎の及び月経不順などの緩和

  ローマンカモミール
 ニキビ、発疹、湿疹、皮膚炎、かゆみを和らげ扁桃腺炎のために口内洗浄液としても使用できます。筋肉痛、リュウマチ、頭痛、神経痛、歯痛の緩和
(料理)
(効用) 鎮痛、防腐、抗生物質、抗炎症、駆風、傷薬、鎮静、強壮、消化促進、不眠症
カレープラント


キク科 ヘリクリサム属 多年草
          英名 Curry plant,Italian everlasting
         学名 Helichrysum angustifolium ssp. serotinum
         別名 ハーブ・オブ・グレース、エバーラスティング

学名のヘリクリサム(Helichrysum)はギリシャ語のhelios(太陽)とchrysos(金色)が語源となっていて夏に黄褐色の小花とカレーの香りがする細いシルバーグリーンの葉が特徴。臭みのある肉や魚を煮込む時に少量入れるとほのかなカレーの匂いがついて臭みが消えます。 但し煮込みすぎると苦味が出るのと使用後はすぐに取り出した方がいいです。どちらかと言えば園芸・鑑賞用として知られ葉や花は乾燥させても色がキレイに残るのでドライフラワーやポプリの材料に使われます。オイルはリュウマチと関節炎を緩和させたり気管支炎、咳および喘息に効果があります。またニキビ、皮膚炎、腫物に対して傷跡を治す働きもあります。
※葉は生で食すと胃腸が弱くなることがあり妊娠中の方12才以下の子供には特に気を付けてください。
(料理) 乾燥させた花は香り付け
(効用) 抗炎症、鎮痙、収斂、利尿薬、鎮痛、去痰
ギムネマ・シルベスタ

ガガイモ科 属
          英名 Gurmar、Gur-Mar Gymnema
         学名  Gymnema sylvestre R. Br
         別名  
 
ギムネマは中国・台湾・インドなどに分布していて、インドでは2000年も昔から糖尿病の薬として使用されてきました。血糖値の上昇を抑制したり糖分の吸収を抑える働きがあり、糖尿病患者の血糖値や血中コレステロールの低下などに有効性があるとされている。主な成分のギムネマ酸は小腸でのブドウ糖の吸収を抑制したりすい臓の細胞の成長を刺激する働きがあるようです。しかしその反面、小腸での鉄の吸収を阻害する成分が含まれているので注意が必要です。妊娠中および授乳中の使用は避けた方がいいです。
(料理)
(効用) 糖尿病、利尿、健胃
キャッツクロウ

アカネ科 ウンナリア属 一年草
          英名 Cat's claw
          学名 Uncaria tomentosa
          別名 キャッツクロー

キャッツクロウは名前からも想像出来るように猫のツメの形をしたトゲを持つことからそう呼ばれます。古代インカ帝国では樹液を消化・免疫系の疾患に用いてきました。ペルーでは古くからリューマチの特効薬としても使用され、ハーブ・ティーはどこの家にでも置いてあるというぐらい大変親しまれています。近年の研究でもキャッツクロウには6種類のアルカロイドがあり、血小板や血栓を抑制することで脳卒中を予防する働きや微量に含まれているカキテン、フラボノイド等が相乗的に働きかけ免疫力の増強させる作用があることも判っています。1994年5月にはWHO(世界保健機構)が薬用食物として公式に認定され、原産国のペルーではキャッツクロウの保護法が成立されています。
(料理)
(効用) 免疫増強、神経痛、リューマチ、アトピー、花粉症、糖尿病、胃炎や胃潰瘍
キャットニップ

シソ科 イヌハッカ属(ネペタ)多年草
          英名 Catnip 
         学名 Nepeta cataria,Nepeta cataria L.
         別名 イヌハッカ
古代からミントの仲間として利用され薬効があるものをキャットニップ、その他をキャットミントと呼んで区別することが多いようです。草丈40〜100cmになる多年草で猫が好む香りとして知られています。ヨーロッパでは紅茶が普及する以前にキャットニップティが飲まれていて精神を安定させリラックス効果があるとして不眠症や子供を落ち着かせるための鎮静剤として利用され、また腹痛、消化不良の症状の緩和、発汗作用もあります。乾燥すると香りが軽くなりお風呂に入れても良いです。
(料理) サラダ、肉料理、ハーブティーなど
(効用) 不眠症、消化促進、発汗、鎮静
キャラウエイ

セリ科 二年草
          英名 Caraway
         学名
         別名
古代ギリシャ・ローマ時代から利用されていて石器時代の遺跡からも発見されるています。人や物を引き止める力があるとされ媚薬としても利用されていたといいます。クミンと外見が似ているので「牧場のクミン」「アメリカのクミン」「山のクミン」などと呼ばれることもあります。ドイツのパンやザワークラウトによく使われる「キャラウェイシード」として種の方がなじみ深いかもしれません。神経を鎮め精神的な疲労を和らげる効果があり胃腸系のトラブルも緩和します。気管支炎、喘息、咳を抑え咽喉痛や喉頭炎の場合においても有効です。また産後の母乳を増加させるといった働きがあるともいわれています。
(料理) ケーキ、パン。葉はスープやサラダ。肉料理などの臭み消し
(効用) 防腐、収斂、駆風薬、消毒、月経促進、去痰、健胃消化、強壮
クリスマスローズ

キンポウゲ科
         英名 Hellebore
          学名 Christmas rose
         別名
 
ある貧しい羊飼いの娘が生まれたばかりのイエス・キリストのお祝いに花を捧げようと思いましたが雪ばかりの草原に花は咲いていません。そのとき天使が舞い降りて雪の下から1本の白い花を探してくれました。それからこの花をクリスマスローズというようになりました。クリスマスの頃の花はニガー系(H.niger)と呼ばれ白い花を1輪づつ咲かせます。2〜4月の花はオリエンタリス系(H.orientaris)のレンテンローズ(Lenten rose)と呼ばれ1茎に多くの花を咲かせます。また古代ギリシャでは頭を良くする薬として哲学者などが好んで飲んだとされパルテノン宮殿やエデンの園に咲いていたという説もあります.。学名のヘレボラス(Helleborus niger)はギリシャ語で「死をもたらす食べ物」で全草が有毒で汁液を皮膚や粘膜につけると炎症を起こします。
(料理)
(効用) 強心剤、利尿剤
クリムソンクローバー

マメ科
         英名 Cremson clover
         学名 Trifolium incarnatum
         別名
 
イチゴのような花が印象的な花。別名ストロベリー・キャンドルは園芸用の名称でその他様々な呼ばれ方をされていますがクリムソンクローバーが正式名称のようです。クリムソンクローバーの中から鑑賞に改良されたものがストロベリーキャンドルです。学名のトリフォリウム(Trifolium incarnatum)はラテン語の「3つの葉」に由来しています。生のままでは消化が良くないので塩水に数時間つけるか茹でると栄養豊富な野菜としてサラダなどに利用できます。
(料理) サラダ、天ぷら、酢の物
(効用) お茶には強壮作用
クミン

キンポウゲ科  シソ科?
         英名 Cumin 
         学名 Cuminum cyminum 
         別名
 
古代エジプトでミイラの防腐処理にクミン、アニス、マジョラムとともに使われたとされています。強い香りと苦味、辛みがあり、主成分はクミナール(クミンアルデヒド)です。クミンは意外に知られていませんがカレー粉やチリパウダーの主成分として使われています。
(料理)
(効用)
クローブ


         英名 Cloves 
         学名 Syzygium aromaticum 
         別名 チョウジノキ

名前はラテン語の(Clavus)に由来します。中国の漢王朝では甘い香りがすることから皇帝と話をする際には好んで用いられたといいます。クローブの主成分オイゲノール(バクテリアとウィルスに効果)があるので肉の保存に利用され消化不良を抑える薬としても用いられてきました。また麻酔、消毒効果があり歯痛にはオイルを直接塗って痛みを抑えたり気管支炎、喘息などを緩和させる効果があります。また外用としてニキビ、打撲傷、火傷、リュウマチ、関節炎及び虫よけとしても利用されています。 ※妊娠中の使用は避ける
(料理)
(効用) 駆風、鎮痛、鎮痙、鎮吐、消毒、殺虫、強壮、防腐
コリアンダー

セリ科 一年草
          英名 Coriander 
         学名 Coriandrum sativum
        別名 コエンドロ

コリアンダーの語源はKoris(カメ虫)とAnnon(アニスの実)に由来しています。名前にあるようにカメ虫に似た独特の匂いは未熟果の時期だけで完熟するとアニスのような甘い芳香がします。3000年以上前の古代エジプトの遺跡からも種が発見されていてスパイスや薬草として使われてきました。日本には10世紀前後に中国を経由して渡来されタイ料理(パクチー)、中華料理(シャンツァイ)という名前で使われていてカレー・チャツネ・エスニック料理などには欠かせない香辛料です。古代のローマ人は肉を保存するための防腐剤や消化促進に利用し、乾いた種子や葉は傷の消毒に用いられてきました。最近の研究では関節炎、リュウマチ痛、神経痛にも効果がある事が認められています。
(料理) カレー、パン、クッキー、肉、卵、魚貝、豆料理、サラダ
(効用) 消化促進、鎮痛、鎮静、駆風、神経疲労、リュウマチ、神経痛、性欲促進、殺菌
コーンフラワー


キク科 ケンタウレア属
         英名 Corn flower
         学名 Centaurea cyanus
         別名 ヤグルマギク
古代エジプトのツタンカーメンの棺の中からも発見され種が穀物の中に紛れ込み麦畑の中で咲くことからコーンフラワーと呼ばれ16世紀以前のヨーロッパではつぼみの形が壺に似ているところから「ブルーボトル」とも呼ばれていたそうです。香りがほとんどないので花は乾燥させると色あせないのでポプリやドライフラワーに適していて浸出液はヘアトニックや乾燥肌の人向けに。
(料理)
(効用) 抗生、消炎、眼病、利尿、強壮