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ヨンサン999周耐久レース inヨンサンスクエア MINT千葉店


ヨンサン選手権開催の2週間前の8月25日(日)に、MINT千葉店でのオープニングレースとなる999周耐久レースが行われました。
第1回、第2回ヨンサン選手権が行われた、旧RCヨンサンスクエアでは2回耐久レースが行われましたが、今回は新ヨンサンスクエアに変わってから初めての耐久レース開催になりました。
レース形式はエポックスタッフがいろいろ検討した結果、999周耐久ということに決定しました。

レギュレーション
・マシン:ヨンサン選手権オープンクラス規定
・ドライバー変更は不可

このようになりました。


今回の耐久レースは6名の参加選手で行われました。

参加選手を紹介します。

1.canopyさん:チームささきキャノピー
  ●タミヤワールドチャンピオン決定戦、ラリークラス初代チャンピオン
  使用ボディ:RX−7

2.クロさん:Mプライベート
  ●第3回ヨンサン選手権オープンクラスチャンピオン
  使用ボディ:AE86

3.10バンドおやじさん
  ●第2回ヨンサン選手権オープンクラス3位
  使用ボディ:R34GT−R

4.みやだわさん:深谷Holly
  ●深谷Hollyサーキット、エースドライバー
  使用ボディ:R34GT−R

5.アツシ:RTペガサス
  ●第1回ヨンサン選手権SPEC1クラスチャンピオン
  使用ボディ:インプレッサWRX

6.あさばあ:RTペガサス
  ●RTペガサス管理人
  使用ボディ:EG−6(シビック)

以上の選手で行われます。

参加マシン
10バンドおやじ選手のマシン(黄色のGT−R)は電飾仕様になっていました。

予選
グリッドを決まるために10分間の予選が行われました。
耐久レースですので、グリッド順はあまり大きな意味を持ちませんが、本線へ向けてのセットアップなどに利用する貴重な時間になりました。

予選ですが、通常このコースは速いひとで6秒3〜6秒6、程度のタイムを出します。
しかし今回はなぜか、5秒台や4秒台のタイムまで出てしまいました。
これは、単純な電波トラブルなのですが、参加者の了承を得てそのタイムが予選タイムとして記録されました。

レーススタート!

スタートグリッド 予選順位
 TQ:10バンドおやじさん
 2位:canopyさん
 3位:みやだわさん
 4位:クロさん
 5位:あさばあ
 6位:アツシ

6台による耐久レースがスタートしました!
スタートで抜け出したのは、クロ選手と、あさばあ!
現在のヨンサンチャンプ同士の一騎打ちになりました。
3番手につけるのはキャノピー選手。
以下、10バンドおやじ選手、アツシ選手、みやだわ選手と続きます。

さて今回のレースですが、新しいコースにつきもののトラブルが続出しました。
まずは、予選でもでていた計測トラブル。
そして、今回一番やっかいだった、電波トラブルです。
特に僕のマシンと、:canopy選手のマシンがひどかったようです。
これは、立ち位置の影響だと思います。
とはいえ、レースは始まってしまっています。
このまま行くしかありません。

この時点でトップに立ったのは、クロ選手。
僕はあまり安定した走行をすることが出来ず、10バンドおやじ選手と3番手争い。
2番手に浮上したのは、安定した走行で着々と周回を重ねる:canopy選手。
アツシ選手はSPEC1を使用しての参戦だったのですが、計測器が電波を拾ってもらえず現在最下位。
みやだわ選手も今ひとつ調子が出ないようです。

レースも5分が過ぎ、各選手充電のためピットに入り始めました。
はやい段階で入ったのはトップを走行中のクロ選手。
2番手走行中の:canopy選手は燃費走行を心がけているのか、バッテリーの持ちがいいようです。

僕も過去2回ヨンサンの耐久レースを経験しているのですが、燃費走行で充電回数を減らす作戦は非常に有効です。
ヨンサンの場合、バッテリー交換ではなく、バッテリーチャージになる為ピットストップ中にどんどん差を広げられてしまうのです。
しかも、コース幅が狭いので、充電直後のパンチのある走行があまりアドバンテージになりません。
このアドバンテージを利用して:canopy選手は後続にどんどん差を広げていきました。

レースも前半戦から中盤戦に差し掛かった頃、みやだわさんにトラブル発生!
なんと充電が出来なくなってしまいました。
いろいろ調べてみましたが、どうしても原因が分かりません。
しかたがないので、特例と言うことでTカーを使用してレースに復帰しました。
レース後マシンを分解したところ、マシン内部の配線切れが原因でした。

今回の耐久ですが、10バンドおやじさんの提案で、レース開始1時間後に10分間の休憩をとることになりました。
この時点でトップは:canopy選手。
2位のクロ選手に20周ほどの差をつけています。
3位のあさばあとは30周ほど。
このままでは、差が開く一方でレースとしてつまらなくなりそうでしたので、エポックさんの了解を得て、ボディをクリアボディのハチロクへ変更しました。

レース再開後、トップのマシンを必死で追いかけましたが、差が詰まるどころか逆に開く一方でした。
原因は2つありました。
1つ目は電波トラブルです。
今回の参加マシンの中でも、僕のマシンのノーコンはかなり深刻でバッテリーの電圧が下がってきたときに、電波状態の悪いところを通過すると最悪の場合マシンがストップしてしまうようになってしまいました。
このトラブルはかなりお手上げでした。
次に走らせ方です。
トップのcanopy選手は、とにかくミスのない安定した走行を心がけていました。
僕はと言えば、もともとせっかちな性格のためつい無理な走行をしてしまいます。
スプリントレースだったらそれでもごまかしが効くのですが、耐久になるともろさがはっきり出てしまいますね。
しかも、今回僕のマシンは燃費走行をしようとしても、今説明した電波トラブルの為低速での走行がほとんど出来ませんでした。
その結果、無理な走行になってしまう悪循環でどんどんトップとの差が広がっていきました。

今回は知り合いばかりのレースになった為、かなり和やかなムードでのレースになりました。
2時間40分に及ぶ長時間のレースでしたが、5分に1回の充電タイム、レースも楽しみながらの走行が出来たので、僕にとっては意外に短いレースに感じました。

結局このまま最後まで逃げ切ったcanopy選手がぶっちぎりで優勝!
2位には50周差でクロ選手。
3位には100周差であさばあ。
4位、5位にはほとんど差がなく10バンドおやじ選手とアツシ選手。
みやだわ選手はレース中のトラブルがたたり不本意な結果になってしまいました。

9月から、第4回ヨンサン選手権が始まります。
ストッククラスは純正ハードボディのみという新しいレギュレーションに変わりましたので、どのようなレース展開になるのか楽しみです!

最後に、終止安定した走行でブッチギリの優勝を決めたcanopy選手おめでとうございました。


画像は後日アップします。