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ヨンサンスクエア新コースレポート!


今回は第2回43選手権オープンクラス3位の10バンドおやじさんのレポートです!

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NO.1

こんばんは、10バンドおやじです。
日本橋模型ヨンサン新コース初走行レポートをお送りします。

今日は、外でガンガンGPが走っており、かなり混信していたので、ちょっと信憑性に欠けるレポートとなりましたが、傾向は掴めると思います。
使ったマシンはフルスペックのspec2とノーマルESCのspec2です。
モーターは両車ともライトチューン(たーつぁん流にいくと5100RPM/3.6V。従ってモーター単体ではその3.4倍という事になります)
使った充電器は、2分40秒でタイムアップしてました。(充電は1チャージです)
まずフルチューンから。タイヤはspec2ノーマル。カーペットコース用にセッティング出ししてあるものを使用。(前:ラウンドスリック、後:角R取りのみ)Fサスはかなり固めてます。ハードを入れ、さらにスペーサーを入れてスプリングを1.5mm縮めてあります。
アンダーが強くてまともに走れません。高速コーナー後のS字のつじつまが合いませんし、その後の切り返しもスロットルONでプッシュアンダーに悩まされます。

この状態でベスト7.63秒でした。(へたくそー!!)
次に前輪をトレッドパターンが少し残る程度に削ったものに換えて再度アタック。
いくらか良くなったかな?程度でタイム7.40秒。
フルチューンでは、ストレートの伸びが良くてもその後がとても辛く、タイムアップが困難と判断しましたので、ノーマルESDのマシンにスイッチ。
こちらのタイヤは自作スポンジ製です。(タミヤから出ているF-1用ブチルスポンジのミディアムをベースにしてます。)
こちらのFサスもスタート時はフルチューンと同仕様。
結局曲がりません。ベスト7.76秒でした。スポンジタイヤの恩恵はまだ感じられません。
Fサスを柔らかい方向にセットし直しです。とりあえずスペーサーを抜きました。
ここで一気に6秒台に突入しました。(といっても6.93秒)
高速コーナーからS字へのつなぎがうまく行くとタイムが安定します。概ね6秒台のぎりぎり後半から7秒台前半。何度か高速コーナーで4輪スライドしながらフルスロットルを受け付けてくれました。
次はボディ交換。今まではスカイラインです。今日はRX-7も持って来たので、ものは試し。
悔しい事にボディ交換で6.8秒台に乗ってしまいました。
今日のベストはRX-7で6.71秒でした。



<本日の結論。>

その1 無闇に速いモーターを投入してもドライビングが難しくなるだけ。
回るモーターを使用するならコーナー脱出加速に振ったほうが賢明。(タイヤ径を下げるとか、6枚ピニオンにするとか)

その2 アンダーは程々に。 S字に合わせたFサスセッティングにすると今まででしたら直進性に問題が生じたものですが、ストレートが短いという事もあって気になるほど悪化しませんでした。

その3 スポンジタイヤのほうが安定して走れる。 スロットルON/OFFでの挙動変化が少ないので、割合ラフなスロットルワークでも姿勢が変化しにくく、また、タイヤが軽い事もあるのでしょうか、車速の伸びが良いように感じました。
一刻も早くエポックさんから発売される事を祈ります。

その4 マシンのセットアップはそこそこに、とにかく練習あるのみ。
コース幅が狭いので、曲がれる車を作るのが基本だと思いますが、後は壁にヒットしないようひたすら走り込むしかないのでは?

その5 疲労感を感じたら直ぐに止める。 今日の私のテスト時間は1時間半。私の場合、これ以上やっても意味ないかな?と感じてしまいました。ふう。(ひたすら練習するんじゃないのか?!)

その6 練習は夜になってから。 今の時期、夜は寒いし、GPはそもそも8時までですので、夜のほうがバンドのかぶりが激減するので良いと思います。

ここは、定休日の水曜を外せば、その他の曜日は10時まで居られるので、エポックさん直轄の頃と大差なく遊べると思います。
(今日の私の場合、ストレートで混信し、いきなりバックに入りました。壊れる!!)
その7 ボディを変えるとマシンの性格もかなり変わるので、いろいろ試して自分に合うボディを見つける。
 まさかスカイラインがRX-7に負けるとは思ってもいませんでした。
これは早急に86もテストせねば。

最後に、純正TxのSTホイルをサンワのスポンジホイルにしたら按配良くなりました。
ちょっとした事でもタイムに影響が出ます。
麻婆さんのアドバイス通りでした。ありがとう。
では、またテストする機会がありましたらレポート入れます。


NO.2

こんばんは、10バンドおやじです。
前回のレポートでは、日本橋模型新コースにて、カーペットコース用にセットしたマシンがどのような挙動を示すのか?をチェックしました。
今回は、もう一歩壁紙用に寄ったセッティングを試しましたので、ご報告します。
マシンは前回同様ノーマルESC、ライトチューンモーター、リアFRP Tバーサス、スポンジタイヤを組み合わせたspec2です。
さて、前回はスポンジタイヤをもってしてもアンダーステアに悩まされましたので、今回のフロントはタイヤ以外ノーマルセットにしました。(そう、スプリングは標準のものです。)
まずはR34のボディから行きます。2チャージ目でバッテリーが回復し、全開走行に入ります。
とりあえず6.68秒で前回のタイムを更新しました。
次はFCです。やはり、こちらのほうがスムーズに走れます。
かなり気合を入れて6.38秒が出ました。
ただし、現状セットでこのタイムは連続して出せるとは思えません。一発狙いですね。
安定走行狙いでは、せいぜい6秒台中盤から後半が良いところかな。
リアサスの安定度の良さが災いして未だアンダー気味でした。
今回、初めて新コースで横転しました。Fサスをソフトセットにしたため、ラフなステア操作ではハイサイド現象が出る事が分かりました。

今回の結論
その1 フロントサスはノーマルでも充分使える。 私の場合はRサスがFRPのリジッドなので、リアのグリップはノーマルに較べて向上しています。ですから、リアを基準にフロントのグリップを調整する手法となりますが、次回はリアのロール剛性を少し下げてトライしてみたいと思います。

その2 日本橋模型のコースは前に荷重がかかるボディのほうが有利。 FCの方がR34より速いと言う事は、86を使ったら......。
早く色を塗ろうと思います。

その3 やはり目が疲れる。 今日はおまけのテストも含めて1時間45分位いましたが、マジで目薬が欲しくなりました。

今回はおまけがあります。
実は、私のテストカーがあまりにプライベートユーザーさんのマシンとかけ離れている(と、勝手に思い込んでいる)ので、「ノーマルとの差」がどの程度か?とても気になってしまい、思わずspec2を購入してしまいました。
いきなり箱からマシンを取り出し充電開始。
今日はプラボディも試そうと思ってカル
ソニックスカイラインを持っていましたので、こちらに取り付けました。(すでにかなり疲れてましたので)いきなり7.1秒でした。
悪くないです。
ただ、ガーガーと音がとてもうるさく、ちょっと下品な感じ。
ノーマルを久し振りに走らせましたが、無理をした時にリアのグリップが抜ける感じがする以外、結構安定して走ります。(ホイールベースは「2」にセット)
それならば、と今度はクリアボディのR34に載せ換えてトライ。
7.00秒です。
なんだ、コンマ1秒しか変わらないのか...と思いつつ今度はFCです。
何と6.74秒出るじゃありませんか。
ヘナチョコチューンよりコンマ36秒しか差が無い!!
ストレートでは明らかにチューンドの方が速いのですが、ノーマルの方がアンダーが軽い(と言うか、リアが流れる)ので小回りが利くのです。
これは、うまく前後のバランスを取れれば、大改造せずに良いタイムが出せるのではないかと思います。
新コースは、マシンの差より腕の差が出るサーキットだと実感しました。
それではまた!


No3

こんばんは、10バンドおやじです。
今日は、ノーマルspec2を使用して、タイヤ径の違いによるタイム差を計測しました。
日本橋のストレートは約3m。で、ストレート以外はことごとくコーナーの連続ですので、たとえ自分のほうが速くてもバックマーカーを抜く事が大変困難です。
(バックマーカーがいれば、ですが...)
そこで、ストレートでタイムを稼ぐ=一番抜きやすい所でアドバンテージを取る、という意味で、ゼロサン(0〜3m)加速テストをしてみました。
今回使用したタイヤ種類と外径、タイムを以下に記します。

spec1リア用     Φ16.4   1.5〜1.6sec
spec2リア用     Φ16.1   1.45〜1.55sec
spec1フロント用   Φ15.5   1.42〜1.5sec
自作スポンジ     Φ14.3   1.45〜1.49sec

今回のテストには、あさばあさんが計測係として手伝ってくれました。
(ちょっと息が合わない時がありましたので、タイムにバラツキがでてしまいました)
加速テストですので、当然の事ながらリアタイヤをいろいろ交換しての数値です。
第三者的に見れば、上記の数値は大差無いと思われますが、感覚的にはΦ15.5〜Φ16.1、特にΦ15.5の時は加速も良好ですし、ストレートの中間過ぎあたりでトップスピードになっているようで、ノーマルモーターを使用する場合は、このあたりでタイヤ径をセットするのが良いかなと思いました。
ただし、問題は、タイヤを削ってしまうと、パターンが消えてしまうので、グリップが変わってしまう事です。ここは一つ、エポックさんからスポンジタイヤが出るでの辛抱ですか。

ちなみに今日は都合でR34しか持って行かなかったので、前回とは比較になりませんが、一応ベスト6.71秒でした。
実はこのタイム、前後spec1用ソフトで出しました。ストレートで一番タイムの悪いタイヤです。ストレートの伸びを取るか、コーナーでの扱い易さを取るか、ウーム、難しい。
次回は、今日のデータを参考にして自作スポンジタイヤで挑戦したいと思います。
エポックさーん、スポンジタイヤ早く出してー!


No.4

こんばんは、10バンドおやじです。
今回は、前回行った加速テストの結果を踏まえてΦ15.5のスポンジタイヤをspec2ノーマルに装着してみました。ちなみに前後同サイズです。
原材料は、タミヤのブチルスポンジ(ソフト)です。
セッティングは.....全てノーマルです。
前回同様(実は意地で)ボディはR34でいきます。

走り込むにつれてタイヤが急速に馴染むのが感じられます。
前回手を焼いた右コーナリング時の巻き込み現象は全く現れません。
(右コーナーでの巻き込み、これは高速コーナーでも当然出るので、非常に怖かったのです。)
とにかく切ったら切った分曲がる、と言う印象で、何だか拍子抜けする位素直でクイックでした。
コーナー脱出加速も現状セットではベストなはずですが、コーナリングスピードが速いためかすぐに最高速になってしまう感じでした。
(もう少しタイヤ径が大きくても良かったかも)
で、本日のベスト 6.04秒でした。

今日は第2回ヨンサンGPオープンクラスのウィナーが練習に来ていたのですが、ゴムタイヤはすぐに減ってしまい、グリップがなくなるとこぼしていました。
前にリアタイヤを履いていました!
その点スポンジタイヤですと、減る事は減るのですが、グリップ感は特に変わる事が無く、とても安定していました。
この後、まだ試していなかったspec1用ノーマルタイヤを履いて走行しました。
本当にゴムタイヤは減るのが早いのか?を試したかったのですが、最初からアンダーが強かった事もあり、彼等が言う、「2チャージでタイヤがたれる」は体感できませんでした。
ですが、spec1ノーマルタイヤは侮れないです。
最後の最後に6.61秒出ました。
アンダーが強いので曲がらないのですが、非常にコントローラブルで、あともう少しフロントがグリップすればこれはこれで良いセッティングではないかと思います。
spec2のタイヤを細工して、外径、タイヤ幅の調整でもう少し良くなるかな?

日本橋模型のコースをモデルに、私なりにセットを進めて来ましたが、要は自分が一番走り易いと感じるセットがタイムを縮める可能性が一番高い、と言う当たり前の結論になりました。
路面によって相性は当然の事ながら出ますので、一番良いと感じたセットで根気良くバランスを取っていけば、かなりのタイム短縮が可能ですね。
さらにタイムアップを望む向きは、オープンクラス用の改造へとステップアップする事になります。
「やってはいけない改造」は、中古spec2再生記で紹介していく予定ですが、くれぐれも真似をしないように!
 それではまた!


10バンドおやじさん、詳しいレポートありがとうございました。
続報も期待しています。      麻婆