ヨンサンシャシー研究室
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ここでは主にシャシーについて考えてみたいと思います。
SPEC2基本編
入門編を見た方はご存知だと思いますが、インドアレーサーRC43にはSPEC1、SPEC2という2種類のシャシーがあります。
SPEC1の高い走行性能を継承しつつ、セッティングの楽しみが加わったのが新型インドアレーサーSPEC2です。
基本編では、そのセッティングについてご紹介します。
●車高調整(サスペンション)
マシンセッティングの基本はタイヤチョイスとサスセッティングですね。
タイヤについては別のコーナーで解説していますのでここではサスペンションについて説明します。
SPEC2のフロントサスペンションはSPEC1から大幅に改善され、スペーサーによる車高調整やスプリングの交換が簡単に出来るようになりました。
写真はナックルを取り外したところです。
左の写真にそのままナックルを取り付けた場合は<Hi>、右側は<Low>になります。
ちなみに、最低地上高は
Hi | Low |
1.5mm | 0.5mm |
表のようになります。
さらにTバーに付いているビスを調整することによりリヤの車高を調整することが出来ます。
車高Low(0.5mm)
車高Hi(1.5mm)
基本的にはLow側のほうが走行性能がよいといわれていますが、ハコスカやランサーのようにフロントをLowにするとホイルアーチとタイヤが干渉する場合がありますので注意が必要です。
サスセッティングのもう1つのポイントとしてスプリング交換がありますが、OPパーツ(別売)なので別の機会にご紹介します。
●ホイルベース
次にボディ搭載に便利なホイルベール調整機能です。
SPEC2は6段階のホイルベースの調整が出来ます。
現在SPEC2用として販売されているボディはすべて0番。(ショートホイルベース)
SPEC1のGTボディは2番の穴位置を使用します。
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
97.5mm | 98.5mm | 99.5mm | 100.5mm | 101.5mm | 102.5mm |
矢印がホイルベース調整用のビス。
●ホイルの交換
SPEC2ではホイルの交換が出来ます。
ゴムタイヤを使用する場合には必要のない機能ですが、OPのアルミホイールやスポンジタイヤはホイル交換をしないと使用できないためSPEC2専用パーツとなっています。
●おまけ
ギアレシオ
3.43:1(ピニオン7T)
シャシー全装備重量
66.2g
シャシーについては以上です。
そのほかの変更点として、
・ナローバンド対応。
・ACアダプタ対応充電器。
・基板の小型化。
などがあります。
次回はSPEC1との比較をしたいと思います。
SPEC2基本編完