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内輪レースの新提案!P1グランプリの世界へようこそ。
僕たちRTペガサスのメンバーはタミヤGPを中心にEPツーリングカーのレースなどさまざまなRCイベントに参加してきましたが、なかなか内輪レースをする機会がありませんでした。
内輪レースをするにあたりいろいろと壁にぶつかると思います。

1・マーシャル
マーシャルって正直な話つまらない作業ですよね。
内輪でやる以上できるだけ平等にしたいですが、たとえば予選でびりになった人がやるとかってなった場合ある程度やるまえからわかっちゃうときもあると思います。
かといって、ハンデをつけるって言うのもつまらないと思います。

2・レース方式
これも難しいところです。
最近は計るんじゃーなどの便利な機械もありますが、予選をタイムアタックにして決勝1レースで終了というのもせっかくみんなが集合したのにつまらないと思います。

そこで僕たちが考えたレース方式が「P1GP」なのです!
簡単に言うとP1GPは予選がありません。
ある意味全レース決勝レースになります。

例をあげて詳しく説明します。

今回8人の参加者が集まったとします。
この場合、1レース6人。
マーシャル2人。でレースを行ないます。
マーシャルを順番に行ない全員が1回づつマーシャルをすると4レース成立します。
そして各選手1回づつマーシャルをしていますので、3レース参加したことになります。
表にするとこうです。

(Mがマーシャル)
合計
Aさん
Bさん
Cさん
Dさん
Eさん
Fさん
Gさん
Hさん

基本的にはF1と同じポイント(1位10P以下6,4,3,2,1P)がいいと思いますが人数などにより臨機応変に対応するといいと思います。
今回はわかりやすいように8人&マーシャル2人で説明しましたが、人数に応じてマーシャル&レース数を考えると良いですね。
もちろん勝敗はポイントによって決定します。
マーシャルの運不運によりポイントが左右されるのも見所の一つです。
平等にマーシャルが出来るのでお互いに気を使わないのでいいですよ!

さらにレース方式ですが、僕たちはタミヤGPのミニスポーツクラスの練習も兼ねていますので、グリッドスタートではなく全車一斉スタート方式を取ります。
そのため第1コーナーに全車がいっせいに突入するという、タミヤGPの非常に良い練習になります。
ラップタイムが速いのにタミヤGPではなかなか結果が出せない人は意外と多いですが、これは初心者〜上級者までが入り混じっているレースになれていないためだと思います。
この練習によりRTペガサスのメンバーはずいぶん混戦に強くなりスタート時の混戦もうまく抜けるようになり、序盤戦を有利に走ることができるようになりました。
(以前はスタート直後に自爆して最下位になることが本当に多かったんです。)

注・タミヤGPは上級クラスは1周のベストタイムで順位が決定しますが、ほとんどのクラスでは2分間の周回レースになるため、どれだけミスなく走れるかがかぎになります。

以上がレース方式です。


レギュレーション

P1グランプリはRTペガサスの場合基本的にはタミヤ製Mシャシーを使用します。
これは
ギア比が固定されている。
安価である。
セッティングが決まりやすい。
タイヤが劣化していても意外と走ってしまう。
といった理由でイコールコンディションを作りやすいからです。

ツーリングカーを使用した場合、マシンにかける金額に応じてマシン差がかなり出てしまいます。
タイヤ代もばかになりません。
(とはいえ、こちらもレギュしだいで何とかなるとは思います。)

そしてレギュレーションも基本的にタミヤGPに準じますが内輪ですのである程度融通はききます。
現在はM03VSM04といった図式になっていますが、現在最速マシンといわれているのはM03L(Bb)です。

モーターはRS540SH(ジョンソン可)
ピニオンはM03は20枚
M04は19枚となっています。


昨年このレースを始めましたが参加者の評判はすごく良いです!
変にハンデをつけてバランスを取るより、上位に追いつこうという意欲がわくきっかけにもなると思います。
しかも、ポイントレースなので常に安定して走行させる走りも身につきます。
レース数が多い為、楽しいですし練習にもなります。
予選が必要ないというのも利点です。
ヨンサンやミニッツのレースなどでもこの方式を試してみてはいかがでしょうか?