◆ 2004年学園祭レポート 共活編 その1◆
2004年の学園祭、交流会のお知らせなどのことを考え始めたのが、9月の頭くらいでした。今年は、電子メールも使ってお知らせを送ったり、公演内容をWWWサイトからお知らせできたらいいなと考えていました。しかし、それらのお知らせの掲載よりも、もっと作りたかったのが、この「学園祭実況部」です。1998年からの学祭の様子を見ていただけるようになっていましたが、写真を並べて見ていただくだけのスタイルに自分では少し物足りなさを感じていました。毎年の発表は、似ているようでやはり違います。その年のメンバーの顔ぶれや、組み合わせや、人数や、個性や、相性や、天候で随分違っています。そのつど、その年にしか出ない気配、雰囲気があるものです。毎年すこしずつ違う、その「ちょっと違う」部分を目に見える形にできればと思い、つたない文章を付け加えようと決めました。
2004年は共活からレポートしようと決めていましたが、実際大学に行く時間が作れるまでに期間が空いてしまいます。一方、昨年2003年の写真は、後輩たちからもらったものも含めて1500枚以上あるのに、まだWWWで見られるようにはしていませんでした。ただ、写真を並べるだけのページを作ることには魅力を感じていなかったので、そこでコメントをつけたレポート形式のページを2003年のレポートで練習しようと思ったわけです。そしてできたのがこの「学園祭実況部」でした。2003年の実況は3回に分けてお届けしました。どんなことがあったっけかな、どんなことを考えたのだっけかと一年前を思い出しながら、僕自身なつかしい思いにひたったり、今年の学園祭への期待をたかめたりして予想以上に楽しい時間でした。
と、まぁ、おじさんの繰り言になってきましたが、理屈や面倒くさいことは抜きにして、今年の学園祭ではどんなことを様子なのかしらと、ようやく時間をつくって10月15日、共活を行っている文教大学に遊びに行ってきました。
<131R>
4時半から131教室で共活が始まりました。黒板を見ると予定表が張ってありました。このページの一番上の写真がそうです。共活で(10月は毎週金曜日に行われているようでした)どんな作業をやるのかを一覧にした表です。あ、こんなの作ったんだ、と4年生や僕は思いました。必要な作業一覧と進行状況を全員が把握しているというのはとても良い事だと思いました。(もっと以前からあったのかもしれません。なにせ共活は5,6年ぶりですから)
今年もグランドでは迷路を作るそうで、共活では主に、その迷路のグループごとに別れての作業でした。今年の迷路のテーマは「江戸」です。「江戸」のテーマでまず思い浮かぶのは「大江戸捜査網」とか「江戸を斬る」なんですが、今の人は誰も知らないでしょうね。我が家では毎週月曜日20:00からはTBSの時代劇が定番でした。少し大きくなってからは水曜日のフジテレビ「鬼平犯科帳」や「御家人斬九朗」あたりが好きで、金曜日のNHKの時代劇も好きでした。
さて、「江戸」をテーマにマスコットの選定が行われた模様で、沢山のキャラクターが候補に挙がっていました。忍者や武士、唐傘お化けのようなのもいたり、天女の羽衣なんかもいますね。上にある2枚の写真はその一覧です。さて、どのキャラクターがマスコットになったでしょうか。
<地道に製作>
131R、133Rと分かれて地道に製作作業が進みます。みんな没頭しているので、うつむいてる写真ばかりです・・・。
一枚目、机を並べて新聞紙をひいてた上になにやら乗っかっています。これは何になるのでしょうか。マスコット関係の製作物です。何になるのか聞いて随分本格的だなと僕は感じました。奥の方にいるのが今年の学祭委員長さんです。二枚目、これも机の上で、なにやら白い棒状のものを沢山並べています。これ、1000mmx100mmくらいの布で、折り目をつけて紐状にしてからちくちくちくちくこの2人で縫っておりました。裁縫道具が見えていますね。僕も1本縫わせてもらいましたが、まず針に糸が通せず、かえって迷惑をかけました。なれないことはするもんじゃありません。
続いての写真では、床の上に黄色、クリーム色、水色の模造紙が何枚も広がっています。文字と絵が見えていますね。いつもの迷路を思い出してください。どこで使われるものでしょうか。一枚目の奥に見えているのはスチームストーブで、冬になると、「カン・カン・カン・・ガン・カンカン・・・」とすんごい音を立てて教室を暖めてくれます。暑くなりすぎて真冬に窓を開けたよなぁ。良く、ジュース置いて暖めたりしました。
次の写真も、絵関係です。ダンボールの上の布に、なにか書いている途中のようです。「忍」の文字でしょうか。脇に小さなお手本の絵がありますが・・・・写真小さくて見えませんね。
続いての写真では大物が二つ。まず、一つ目は、これもダンボールですが、畳2、3畳くらいの大きさにつないだダンボールに灰色の模造紙を貼って、黒い線がひかれています。この線、僕も少し手伝いました。同じ太さでまっすぐの線を引くっていうのは性格が出る作業だなぁと思いましたです。曲がっているところは僕のひいたところと思って間違いありません。
あ、初めてダンボールが箱状で登場しましたね。箱のダンボールの上に丸めた新聞紙を乗っけてその上にさらに平たいダンボールを乗っけようとしています。箱のダンボールの方は、穴がいくつか開いているみたいです。さて、これは何になるのでしょうか。ここ何年か、良く登場しているかもしれません。
<部室>
のどが渇いたので、珈琲を買いがてら、ちょっと部室に行ってみました。緑のほうの部室が今はメインに使われています。その扉を開けると目に飛び込んだのが、この表。ダンボール集めのシフト表です。毎年9月の後半くらいから、毎時間毎時間、本当に良くダンボールもらいにリヤカー引いて北越谷を練り歩いたものです。OBOGの方からいただくメッセージを見ると、「リヤカーひいてダンボール集め」という言葉が本当に良く出てきます。引越しして家中ダンボールで学園祭を思い出す、とか、良いダンボールが身近に沢山あるんだけど、プー管に持っていってあげたい、とか(あれ、これは本当にあった話でしたっけ?)、卒業してもなおOBOGに強烈な印象を残しているのが「ダンボール集め」です。
部室の中をのぞいてみましょう。みんな共活行っていて誰もいないだろうと思っていたら、1人いました。ぴよまろ君です。なにやら秘密の作業中のようでした。卒業しても部室ってついつい長居したくなります。
この日の共活も終了です。パートごとの進捗や次回の予定を確認します。今年は随分男の子が入ったなぁと云うのが後ろから見ていた印象です。今年の部員は1年生から4年生まで全部あわせて65人。1年生がそのうち25名。1年生多いです。
「バラはあこがれ」と、「児文研のうた」をギターの伴奏に合わせて歌って共活終了。交流会前に2曲歌えて嬉しうございました。最後はおまけに、この日現れた4年生とそれ以上の記念写真。なんかぶれちゃっていますが、まぁ良いでしょう。もう一回くらい共活に遊びに来られたら良いなぁと思いながら大学を去りました。
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