2004年学園祭レポート 共活編 その2


 僕が現役だった頃の共活と言えば、何を作るにしても木材という印象があります。のこぎり、トンカチ、釘、ペンキ、を駆使して、色々なものを作りました。部室前や、1号館と2号館の間のスペースでパートごとにスタンプ台や、見晴らし台、格子戸、ゲートを作っていたり、暗くなったり雨が降ると、大時計のある11号館の通路の下で作業をしていたものです。不慣れな木工作に学祭期間を通じて部会員が皆親しんだものでした。その11号館も数年前になくなってしまいました。正門に立ったとき正面に大時計が見えないキャンパスはまだ少し違和感を覚えます。卒業してからの時間を否応なしに感じさせられるからでしょう。

 10月頭の1週間くらいをかけて、学園祭のお知らせをハガキや電子メールで600通弱送りました。3日後くらいから全国から続々返信が戻ってきました。大半は、北越谷に訪れるのは難しいというものでしたが、学生たちに送るメッセージには、学園祭への思い出と、現役たちへのねぎらいと励ましの言葉がたくさんつまっていました。懐かしい方からのメッセージも沢山あって、そのページ作りをしながら次に共活に参加する日を楽しみにしていました。

 10月15日の後、なかなか時間を作れませんでしたが、学園祭1週間前の11月7日の日曜日、短い時間でしたが、再び北越谷を訪れてきました。共活に多少なりとも参加する学祭は本当に久しぶりです。助走期間を体験すると、その分、本番12日からの4日間が楽しみになるものです。





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