2004年学園祭レポート 11月14日(日) その3 


 最後のお客さんがグランドから出て行ったその瞬間、誰か自分たち以外のお客さんのための学園祭は終わります。学内に小学生や小さな子ども達の姿は見えなくなっていき、あちこちでこの数日を終えた打ち上げの乾杯の歓声と、アルコールの匂いが漂って来はじめます。部会発表の片付けも終え、もしくはひと段落をつけグランドクローズの時間に合わせて全員が集合します。この数日間多くの時間をさいた迷路の最期を皆で飾るときです。

 以前、と云うより「昔は」と云った方が良いでしょう、学園祭最終日には児文研が発表をしたグランドで大きな大きなキャンプファイヤーを焚いて祭りの終わりを飾っていました。僕が3年生の年1994年、学内工事の関係でグランドを使うことが出来ませんでした。その工事のあとは前年までの半分、そしてその数年後にはさらにグランドは小さくなっていってしまうのですが、その工事が始まる前年1993年の学園祭までの恒例行事でした。大きな大きなストームを組んで、児文研だけでなく、他の団体やサークルもやってきて学園祭最後の夜を飾ったものです。

 キャンプファイヤーはもうずっとありませんが、随分前から片付けの前に皆で思いっきり遊んでいろんな事を発散させる時間ができ、これもまた楽しいひと時を演出するものとなりました。




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