造園家気分 


 今回のレポートは2004年11月のおおよそ1ヶ月間の記録です。最初はエンドレスを敷設してそこでぐるぐる機関車を走らせて遊べればいいやと始めたものでした。それがあれもこれもとやりたいことが出てきて今では小さな情景を持ったレイアウト(パイク)を作ろうというところまで話が大きくなってしまいました。(1人で盛り上がっているだけですが。)WWW上に公開されている多くの方のレイアウト建設記録を見ているうちによし自分でも1つやってみようじゃないかと言う気分になってしまったのです。

 数あるサイトの中でも特にミステリ作家の森博嗣さんの「欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線レポート」には本当に大きな影響を受けています。そのレポートの中でもOn30のパイク製作の部分なしには僕のこのチャレンジはなかったことでしょう。また「木曽モジュール倶楽部」に多く発表されているモジュール群や「鉄道模型の小型レイアウト」「ガッタンゴットン鉄道模型」「庶茂内模型鉄道」「あららぎ派」「MORO’S CAN」「Rail and Bike」「Model & Toys」という本当に沢山のサイトが大いに僕の模型遊びに影響を与えてくださっています。いつかはこんなかわいい車両が作りたい。こんな風景を作ってみたいという憧れと目標の数々です。

 とまぁ、理想は非常に高いですが、実際は時間の隙間を見つけての細切れ作業です。あまり計画も立てず、行き当たりばったりにバラストを撒いたり、紙粘土を貼り付けたりしているように見えますが、まったくもってそのとおりです。出来上がってくる「モノ」はそれほど立派なものではありませんが、ああでもないこうでもないと考えながら手を動かして「作る」という工作の楽しさを味わっています。







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