天才達の贈り物


前回の話の続きですが先ずは今回から
タイトルを天才達の贈り物へと変更いたします

タイトルの由来はお金のない若い二人の、それでも
どうしても相手に贈り物をしたいと懸命に知恵を
働かせてなんとか相手のほしがっていたものを
贈ることができたが、それがなんともこっけいな
行き違いに終わったという、
O・ヘンリーの「賢者の贈り物」
という有名なお話からいただいたのですが

その贈り物の行為を後押しした姿なきものの姿
とは

話は違えど
実はここにはヴィクトール・フランクルがその絶望的な
状況の中でも心の底からふつふつと湧き出た何かの意味が
言葉と姿に現れ、そのもう存在していないかも知れない
幻と一人ぶつぶつと対話している
自分を見つけているのです。

その心の奥底から湧き出たものが姿になり
フランクルにとっては生きる意味となり支えとなったのです。


古参の囚人は知っていた

ある時フランクルが私の知り合いは
どうなったのかと聞いた時、古参の囚人は
「そいつは別の側へ行ったのかね」と
聞き返しフランクルが「ええ」と答えると囚人は
「それならそいつはあそこに見えるじゃないか」と
煙の出た煙突を指さす

そして
どんな状況でも人生には意味がある、
フランクルの考えですが
しかしこんな絶望的な今の人生に
何の意味があるのか



では語り始めましょうか

先ずは
この本、200ページを優に超え、
訳者が1919年生まれで初めて聞いた心理学用語や
カントの哲学用語も使うような専門家なので
難解でどうやって短くするか自信がありません
そこはお許しください(期待されていないので安心)

それとこの本、読まれる方、
解説がやたら長く(1/3程度)またその構成が
タルムードのように中心にゆくにしたがって
核となることが記述されています。
また、これが人のすることかと
最後の怖ろしい写真集が壮絶なので覚悟して見てください
(長く押し入れに封印されていた理由)

アンネの日記のアンネも場所は違えどここにいたのです

<目次>

解説、(七から七十四ページまで)

一、プロローグ
二、アウシュヴィッツ到着
三、死の蔭の谷にて
四、非情の世界に抗して
五、発疹チブスの中へ
六、運命と死のたわむれ
七、苦悩の冠
八、絶望との闘い
九、深き淵より

訳者あとがき
写真図版

<プロローグ>
「一心理学者の強制収容所体験」というこの書においては
・・・体験描写に重きがおかれている・・・
何百万人の人々によって様々に経験された・・・
体験面がここで述べられることになるのである。
すなわち直接に体験したものの立場から内部から
みられた強制収容所である。・・・
・・・

そしてここではカポーという言葉が語られる
それは訳者注として
カポー=(囚人を取り締まるため囚人の中より選ばれた者)




重い重い、しばらく休んでまたすぐ続きを語ります。




<謎の忍び> もう六時ーー

<語り主> まだや !
誰や今いうたん 出てきなさい


(show time)


誰か出会えー

くせもの いざ

山岡鉄舟殿、名張の忍者のようです


ん、、、この野原のどこに隠れているんだ・・・

心理学


心理学



二体潜んでいるな忍法隠れ身の術か
スマホの時代に無駄だ





いつもの調子ですが春休みもあるので
そのときに続きを語ります
またのお越しを楽しみにしております
どうもありがとうございました



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