KKウイングと旧つばめ号 2

三里木から熊本まで、ではなく、途中の水前寺駅で一旦下車。 一部の博多行き特急列車は、ここ始発なので、そのためです。

やってきた特急有明号は、つばめ号の車両でした。すごい高級感 溢れる内装を持った電車なんですよ。

旧つばめA旧つばめB旧つばめC

出入り口に足を踏み入れた時点で、列車にありがちな無機質とは程遠い、 少なくとも安っぽいシティホテルよりは上の佇まい。

旧つばめE
旧つばめD 旧つばめF

客室や座席も、旅客機のエコノミーくらいはありそうな、設備の奢り具合。 このほかに、ちゃんとスーツケース用のスペースもあります。

旧つばめG

この列車、JR発足間もないあの頃に作られたと記憶しております。その頃に、 この電車に乗って鹿児島まで行ったことがあります。当時は、車内にビュッフェもあり、 それはそれは華やいだ雰囲気でした。が、利用者の伸び悩みや、新幹線つばめへの 移行の為もあり、ビュッフェは休業し、短い編成で博多〜熊本を行き来する 今になって、華やぎはなくなりました。それでも、質感がそれなり損なわれないのは、 凄いことだと思います。だって同時期のほかの特急電車の今たるや…。

なんて考えているうちに、凍え疲れか、ついウトウト。気が付けばもう博多駅でした。 最後に、漆黒の車体をご覧あれ。

旧つばめH

博多駅構内で、ケータイ式コインロッカーを見つけました。他の大都市圏には いくつかあるみたいですが、九州ではここが(当時)唯一だったようです。 施錠・開錠の時に、指定された番号へ通話するのですが、 時々話し中なのが玉に瑕です。

博多周辺A

ここに荷物を預けて、前もって調べておいたラーメン屋さんへ。さすがに天神方面へ 向かう時間はなかったので、博多駅周辺で、お店を探しました。 博多駅の南側にある、オフィス街の狭間の古くからの住宅街、といった 場所にある、このラーメン屋。

博多周辺B

休日夜のためか、客はまばらでしたが、おいしかったですよ。本場はスープが 必要以上にこってりしてなくて良い。替え玉も初体験。オフィスの近くにある ラーメン屋の、"博多とんこつラーメン"と名乗るあの食品は 何だったんだと思わざるを得ないくらい、カルチャーショックでした。

近くの先頭にも立ち寄り、駅へ戻る。帰りは寝台特急さくら号で、 一路横浜へ。駅の旅行センターでもらった、新旧つばめ号の旅行パンフ。

新つばめパンフレット

つぎ行くときは、新幹線の方のつばめで熊本かな。太平燕を食べ忘れたし。

番外編トップへ