何個目か(途中で数えるのが面倒くさくなったのは内緒)の踊り場に到着。 ここが中間地点のようです。だって踊り場にそう書いてあるもん。
せっかくだから、ここから、上方と下方を、写真に収めて見ましょう。
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一番下あるの!? オイラが足を踏み入れたところはドコ!? あぁ、生きて土合駅から 出られるのか。駅構内で走馬灯スイッチオン一歩前です。
ええいままよ、こうなったら落ちるところまで落ちてやるぅ。と更なる覚悟を決めて、 再び沈降開始。でも、半分を過ぎたんだから、ゴールは目前、と、安堵感もいくばくか ありました。実際、階段の終点まで、命の危険もなく到達。しかし、到達した所が 凄かった。
曇ってて視界が悪いことこの上ないです。今まで上ってきた階段のほうも、
…ご覧の通り。物理学にも気象学にも明るくないオイラが言うのも何なのですが、 あれ、靄って言うか、霧だったんじゃないかと思っているんですが、どうなんでしょう。
ともあれ、階段の一番下から、ホームまではすぐでした。無事に下りホームに到達。
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一番最初のページで「およそ常軌を逸しているくらい離れ離れ」と記載した理由も、 これで肯いていただけるでしょうか。さて、ゴゴゴという音が鳴り響いて来ました。 下り電車がやってきたようです。
この霧のおかげで、電車の進入が、このように見えました。
川端康成の『雪国』の書き出しは、こっちじゃなくて、さっきの 上りホームのほうだったんだろうな、と、ふと思いました。