香住・餘部

去る2001年9月16日、山陰は 兵庫県城崎郡香住町に行きました。あいにくの雨だったのですが、前日に京都サンガの勝利を西京極で 目撃できたので、気分は上々です。

特急はまかぜ号で香住に到着。そこからバスで5分強で、 大乗寺に到着。この寺は、江戸時代の画家、円山応挙の襖絵が数多くあることから、「応挙寺」とも言われています。 円山応挙は凄いですよ。江戸時代に、今でいうところの「トリックアート」を、水墨画でやってのけた人物ですから。 「新日曜美術館」で見たときから、ファンになっちゃいました。そういうわけで、今回の訪問となりました。 撮影禁止なので、写真は取れませんでしたが、どの作品も、凄かったです。

帰りは徒歩で香住駅まで向かい、そこから普通列車で、餘部駅に向かいます。この餘部駅は、餘部鉄橋のすぐそばに あるのですが、完成当時からしばらくは、東洋一の高さを誇ったという餘部鉄橋。周囲の風景は圧巻です。

餘部駅

餘部鉄橋を下から撮ろうと、駅を出たら、凄い下り坂。凄い九十九折の道。ぶっちゃけると、登山道です。 途中で、鉄橋の真下も通るのですが、橋脚も凄かったです。

餘部鉄橋1

これが駅かいな、と思って、一番下まで着いたら、普通の民家の空き地。しかも無人駅なので、改札もなし。はじめて 訪れる人は、この山道の上に駅があろうとは絶対気づかないはずです。で、下についたのですが、あまりのデカさと高さのため、 遠ざからないと全体を撮れません。で、1km位離れたところにあった郵便局の前で、鉄橋全体を取りました。 この写真でも高さがわかっていただけるでしょうか?

餘部鉄橋2

再び駅に引き返し、普通列車で城崎まで行き、そこから特急きのさき号で、京都まで引き返しました。

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