笠松運動公園への遥かな路

去る2002年11月2日。三連休を利用して東北方面を旅行する日程の初日、 なぜか、茨城県は東海村に寄りました。この日、笠松陸上競技場で、 J2リーグ戦・水戸vs山形が行われるためです。

上野から特急列車「フレッシュひたち」号で、12時過ぎに東海駅に到着。 表玄関の方の出口(海側)にある、駅前ロータリーに降り立つと、でっかい JUSCOがそびえています。

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ここで昼食をとり、観戦のために、お茶の500mlペットボトルを購入。 店内を見ると、水戸のレプリカユニを来ている人もちらほらしかおらず、 店舗自体に水戸ホーリーホックを思わせるものは見つけられませんでした。

買い物を終え、笠松運動公園へ向かおうと、駅前の案内地図を見つけ、 駅からの道程を探そうとしたのですが…。

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案内図に載っていない!!
この時点で既に、 イヤな予感x2。で、駅の人に聞くと、反対側の出口から歩いて30分くらいらしい。 なので、反対側(山側)の出口に赴くことに。…駅舎自体のキレイさは変らない のだけど、駅前の賑わいが、というか、賑わって無さが…。

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バス停があったので、淡い期待でタイムテーブルを見たのですが、笠松陸上競技場 方面への路線バスは、この時間帯には、無し。シャトルバスは、水戸駅からは 出ているけどこの駅からは出ていないという妙な運用。イヤな予感x3。

さて、意を決して、笠松運動公園までの徒歩を敢行。きっと、柏駅から 日立台とか、五井駅から市原臨海までみたく、旗か案内表示かがあるのだろう、 と思いきや、それも皆無。ええいままよ、で、南西に進んで30分。初めて看板が 見えました。

kasamatsu_A

って、目的地自体ですが。
でも、 迷う事なくたどり着けたことに、とりあえず一安心。いよいよ公園の敷地内です。 さすがに敷地内に入ってからは、試合会場までの誘導案内看板はありました。 でも良く見てみると。

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なにかが紙(notテープ)で隠されてますよ。近づいて、隠された文字を読むと、

「vsセレッソ大阪」
おもいっきり遣い廻しかよ!! でも、ここにたどり着くまで、看板がなかったことを考えれば、御の字だよ。 ほら、試合会場に近づくにつれて、看板も、立派で、大きくなって、ってアレ??

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イヤな予感の正体はこれか…。前訪れた鳥栖も大概だったけど、この冷遇されっぷりは 本当に、筆舌に尽くしがたいです。と、半ば動揺しながら、陸上競技場に到着。

試合会場の運営は、近所のオジちゃんオバちゃんが、本当に近所話をしながら チケットもぎりとか、スナック販売とかしてる。フリーマーケットのノリですか!? (数分前の同様を思い出して)フリーマーケットの、ノリなんだろうね…。でも スタジアム自体は、陸上競技場なのだけれども、こぎれいです。

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観客が少ないのは、予想通りなので、まあこんなもんか、と。でも、試合が始まってから、 点が入る気配が、皆無。こっちか、イヤな予感の正体は。案の定、試合結果は、0-0。 で、会場を出ようと、スタンドの階段を登ります。そこから見えた、ある風景。

国道6号線沿いの駐車場が、ガラガラ。
ああ、今度こそ、これか、イヤな予感の正体。車で来れば良かった、っていう、後悔の念。

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