RX-8体験試乗

マツダレンタカーの某店の開店記念キャンペーンで、Mazda の新型ロータリーエンジン搭載車、 "RX-8" の、レンタル料金が \20,000 -> \15,000 でした。そして、ちょうどボーナスも出たので、ここぞとばかりに、 この機会にRX-8をレンタルしてみました。人生最大の、ボーナスの無駄遣い。でも、 帝王賞で若干の余剰資金が出来たおかげで、決心もついたというもの。 ありがとう、ネームヴァリュー。

七月某日、あいにくの雨の中、富士スバルラインへ。今までデミオとかしか乗っていないので、 小仏トンネル付近の峠道や談合坂付近の坂道をを何の苦も無く 越せるだけで感無量。さらに、[キュオォーンン] という、高く響き渡る独特の ロータリーサウンドも、こういった高速で坂を登るときでないと聞こえないくらい、 エンジンノイズは静か。大月から分岐し、河口湖ICへ。そこからのスバルラインでも、 『必殺:路線バス・観光バスとおせんぼ』さえなければ、 おそらく平地の道と同じような感じでRX-8を走らせることができたであろう。

五合目無料駐車場に着いたら、デジカメがぶっ壊れていて、 ここの風景をお伝えすることはできず。ただ、豪雨だったので、景色ゼロでした。

そんな肌寒い五合目を下って、河口湖ICから再び中央道に乗り、談合阪SAへ。ここで、 インスタントカメラを購入して、写真を撮りました。まず、斜め正面と斜め後ろから。

A B

きっと、車体自体の好みは分かれるだろうと思います。「ロータリーエンジン搭載車じゃなかったら(自粛)」 という人も、多いらしいですし。次に、トランク部分。クーペにしては大きめのトランクルームがあります。

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変速機は、今回借りた車では、4ATのアクチブマチックモード付き(アテンザ体験試乗の頁参照)。そしてエンジンは、 何度も出ているように、ロータリーエンジン。ただ、最近の(安くない)車の慣わしなのか、エンジンカバーによって 本体はすっぽり覆い隠されているようです。

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次に、後部座席を紹介します。スポーツカーとしてみれば広く、4ドア車としてみれば狭い後部座席。 その要因は、後席ドアと前席ドアの間の支柱が無い替わりに、車体中央部を貫く梁があるため、 つまり、「前後方向に狭い」のではなく「左右方向に狭い」のです。ご覧の通り。

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また、この「梁」の部分に、変速機やドリンクホルダーとうが設置されているのですが、 実は、このドリンクホルダーは大失敗だと思います。なぜかというと、この「梁」の部分、 一本ぎっしり詰まった剛材ではなく、逆凹字型にシャシーを加工したものなのです。そのため、 おそらくエンジンや駆動部周りの熱が直撃するせいか、冷房の車内でも 飲み物が温燗になってしまいます。

ただ、後部座席やドリンクホルダー以外は、大満足。とくに、ステアリング周りは、 コントラストがきれいかもです。

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これが、暗所で、ライトをつけたときには、もっとキレイな見た目になります。表示板が赤色に点灯。 さらに、一部青色の間接照明がアクセントを加えます。今度は別の場所にある地下駐車場で撮影を試みます。 インスタントカメラで、再現できるかなぁ。パシャ。左下がフラッシュ、右下がノンフラッシュです。

I J

やっぱり無理でした。壊れやがってデジカメめ。みなさん、知り合いのRX-8に乗せて貰うなり、 僕みたいに意味も無くレンタルという、酔狂な行動に出てみたり、っていうか思い切って購入してみたり、 して、他のお伝えしきれなかった部分とともに、愉しんではいかがでしょうか?僕は、レンタカー返却後、 24時間ずっと夢見心地でした。もう一回乗車したいッス。

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