今まで逆光だったので、初めて順光の列車の全体像を写す事が出来ました。
これから列車は北東に進み、五所川原を経て弘前に向かうのですが、 ちょうどこの辺りが、津軽三味線の本場らしく、列車内に演奏家が乗り込んで、 津軽三味線の実演をしていました。それも、30分近く、飽きさせないモノでした。
このあと、終点一つ前の川部というところで、青森行きの普通列車に乗り換え、 青森に着きます。この日はここで一泊。ホテルの近くに朝市があったので、 翌日早朝。訪れてみました。
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この朝市、なんと地元のこざっぱりした複合商業施設の地下一階にあるので、 じゃっかん薄暗さというか、函館の駅前朝市みたいに観光化されちゃってる? と思う節もあったのですが、せっかく目覚まし時計を 3つ鳴らして起きたのだから、細かいことは気にせず、 朝市ならではのウニイクラ丼を堪能しました。美味しかったっす。
さて、実は早起きしたのは、何もこの朝市のためというだけではなく、津軽半島から 下北半島へ向かうフェリーに間に合うためです。津軽半島の中ほど、蟹田から、 下北半島の最西端、脇野沢まで往復するフェリーがあるのですが、その7:50蟹田発の便を とってしまったので、早起きしたわけです。
で、青森から蟹田へいく朝イチの普通列車に乗ろうとすると、…特急列車でした。
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乗るホームを間違えたとか断じて無く、地方都市に 良くある、特急列車の運用の間合いで、普通列車として運行するパターンなのです。 早起きは三文の徳とはよく言ったものだ、早起きしてよかった。
蟹田駅まで一眠りし、国道沿いを約1km北へ歩き、フェリー乗り場に着きました。
フェリー自体も普通の客船でした。あえて付け加えて言うなら、 ガラ空きだったので、早起きのオレがまた 一寝入りするのに良かったです(違)。
脇野沢港に到着。ここのフェリー乗り場のバス停が、 こんなに頼りないものでした。
これでバス停まってくれるのかしらん、という心配は杞憂で、定刻どおりに JRバスはやってきました。ここから1時間強掛けて、JR大湊駅へ着きました。
野辺地へ向かうローカル線の発車時刻まで時間が有ったので、近くのコンビニに 立ち寄ってみると、コンビニにカラスハネト禁止啓蒙のポスターが。
そういえば、竿灯祭りが近いってことは、ねぷた祭りも近いってことなんだな、 と思い出し、そういえば、五能線沿いやこの大湊駅のホテルが取れなかったのは このためか!と今更ながら思い返すのでした。
今回の旅程はこれでおしまいですが、白神山地はまた別個に、 じっくりと訪れてみたいと思います。