豊田スタジアムは凄い

去る2002年11月末日。日本国内の競技場で一番小奇麗な、 豊田スタジアムへ、試合観戦に行きました。豊田スタジアムは、 サッカー専用競技場です。

名鉄豊田市駅でおり、駅東口に向います。そこの商店街の道路沿いに 真っ直ぐ進むと、豊田スタジアムに着く、ということなので、人の流れに沿って 歩を進めます。途中、商店街の方と思しき人が、軽食や飲み物の屋台を 出したり、旗やペナントを掲げたりで、商店街ぐるみの支援も感じられます。

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また、歩道の縁石に目をやると、豊田市ならではの、車のデザインという 趣向が凝らしてあります。実は、上記二点の写真をとる際、その縁石を 踏み台にしちゃいました。別にトヨタ車に悪意が無いわけではありません。あれ?

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商店街を抜けると、目の前にきれいなアーチ状(なのか?)の橋が見えてきました。 この橋は豊田大橋といって、これから訪れる豊田スタジアムとほぼ同時期に出来上がったそうです。 写真でもわかるとおり、人の波は、名古屋グランパスのチームカラーである赤に染まって、 橋の上まで伸びております。

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そして、その橋の上の方に、チョコっと突き出ている、オブジェのようなもの、 そう、アレが、豊田スタジアム(の一部)なのです。丁度この写真を撮影したあたりの 交差点で、コンビニを発見。昼食等を購入し、スタジアムを目指します。 橋に差し掛かってみてわかったのは、矢作川の河川敷ごと跨いでいる事、 アーチ状のものが二連構造になっている事、そして、ここからの豊田スタジアムの 全景が、すばらしいことです。

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何か、ジブリ作品に出てきて、飛行しそうなカンジです。あくまで個人的な感想。 でも、内部の方がより凄いことを期待しつつ、いざスタジアムへ。今回の 対戦は、vsジュビロ磐田。アウェイ側の席は、この橋を通る道路から 見て、競技場の裏側に近い箇所にあります。到着して、目指す入場口への途中、 「ウワサ」のホーム側入場席を撮影。

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この入り口は業務上は「10番ゲート」なのですが、昨年まで名古屋グランパスにいた、 旧ユーゴスラヴィア代表の偉大な10番、ストイコヴィッチ氏に敬意を表するため、 氏のニックネームである「ピクシー」に因んで『Pixy Gate』と名付けられています。 門には、ピクシーのゴールセレブレーションのシルエットが模られています。

と、人伝で教えてもらったことを反復しつつ、アウェイ側席へ入場。 実は、ジュビロ磐田は前節で既に優勝を決めているので、当初の 僕の読み『このカードが優勝決定戦になる』は、大ハズレなのですが、 高原リーグ戦最終試合ということもあり、豊田スタジアムへ訪れたのです。 で、スタジアムの内部は。スバラシイの一言。傾斜が凄いです。

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まるで、そのまま落ちていってしまいそうなくらい、傾斜がきつい。実際、 怖がる人も周りにいたほど。ちなみに、サッカー観戦においては、 スタンドの傾斜がきつい方が良いとされています。で、どれくらいの傾斜かというと、

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僕が座っていた、比較的傾斜が緩めのところでも、こんな感じです。 あ、もちろん、女性の方は、スカート厳禁です。どうなっても知りません。 あと、その席から、メインスタンド側、ホーム側を写したのがあるので、 それを御覧になれば、凄さがわかっていただけるかも。

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と、外観も良し。スタンドの傾斜も良し。ピッチまでの距離も近し。なのですが、 上の写真でもお分かりいただける通り、ピッチコンディションはよろしくなかったです。 どうやら原因は、夏にスタジアムコンサートを、芝の傷む傷まないをまったく考慮せず 開催しやがった、○○○○○のせいだ、という説が一番もっともらしいようです。

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このように、ハーフタイム中には、芝生のお手いれをしていました。試合の方は、 高原のゴールも有って、ジュビロ磐田が勝利を収めました。また来たいな。 スタジアムだけのために。それが、試合後の感想でした。

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