長崎・鳥栖・柳川 4

さてさて、今度は柳川へ向かいます。博多駅前でレンタカーを借りて、 福岡空港で返却。飛行機に乗って羽田に向かう最終日の旅程です。借りた車種は、 ホンダのFit。2002年の人気ナンバーワン車種です。

フィット

乗ってみた感想は、まず、Dピラーが邪魔で、後方視界が少し心許無いこと。 それと、ドアミラーとフューエルリッドオープナーが、驚くなかれ、『手動』 であること。それと、サスペンションが路面のショックをそれほど吸収 しないこと(ホンダはこれを「スポーティ」という仕様だと謳っていますが)。 良い面では、カタログ値の半分とはいえ、実燃費も実はよろしいことと、 旅行鞄を一つ入れても、まだ全然余裕のある荷室が挙げられます。

国道3号線を久留米まで南下し、そこから大牟田方面の県道に入って、南南西に 向かい、合計90分くらい(休憩も含めて)走行すると、柳川市内に入ります。 入ったとたん、道路は掘り割りに架かる橋を次から次へと越えるようになります。 さすが柳川。今回ここを訪れた目的はもちろん、どんこ舟で掘り割り巡りをするため。

もうしばらく走って、乗船場に到着。柳川には多くのどんこ舟会社がありますが、 車で来たので、駐車場が便利なところを選択。舟代\1,500払って、出発します。 ほんとうにゆっくり、舟は進み、5分位すると、広い掘り割りに出ます。

掘り割りA

この掘り割りの両岸は、本当に普通の住宅街であり、普通の住宅街の道路です。 近所の人から見れば、あんな舟にのって何が、と思われているのでしょうが、 乗ってる方からすれば、以外と新鮮立ったりします。で、この広い掘り割りを 一番向こうまで進んだ後は、舳先を右に左に変えて、狭い掘り割りを進んでいきます。

掘り割りB 掘り割りC

途中、他の会社のどんこ舟とすれ違ったり、掘り割りの側で挙式を挙げてたり、 掘り割りに面した船着き場のある冠婚葬祭場を通り過ぎたり、本当に、 観光資源だけではなく生活水路でもあることを実感。直線距離なら5kmも 無いであろう、終点の御花前まで、80分位かけて到着。思ったよりも楽しめました。

御花前

↑上のような建物のある下船場・御花前ですが、近くのバス停からは柳川市街方面に 向かうバスは、本数が少なく、僕の場合は、二時間待ちな状態でした。で、 ちゃっかりしているのは、御花前から各どんこ舟乗船乗の駐車場まで 送り届けるべく、地元のタクシーが待ち構えていること。当然といえば当然か。

で、どんこ舟より多い金額払ったような気もするタクシーから下りて、 先程のレンタカーに再び乗車。車で沖端の水門を見ようと向かったのですが、 どこかで路地を見逃したらしく、あれ、あれ、あれーっ、と、沖端川沿いを 南下するうちに…、河口まで、つまり、有明海まで来ちゃいました。

沖端河口

ここで、帰りの時間を含めるとタイムアーップなので、福岡空港へ向かうことに。 今度は柳川から東へ向かい、九州自動車道の八女ICから、大宰府ICと福岡都市高速 というルートで戻ってきました。それにしても、

沖端よ、 おぼえていやがれ!!
って、さっきもどこかで言ったような。 あと、柳川の鰻はあのあれなので触れないでおきます。

番外編トップへ