『マックの仮面』 1997.07.03 SHiN

「もろく止まりやすいマックOS。
 人は再起動してそれを使う・・・」

あかりの 消えたステージ
うかんだ アップル経営陣

WWDC 拍手がくるように
派手にうちあげるの 見えないRhapsody

誰もが シェア獲得の
野望を 胸にちりばめ

WINDOWS オチ目の一瞬に
流星になるわ クパチーノ

コンポーネントだね
YellowBox
Rhapsody・・・・・

You can do it. If you want it?


愛を抱きしめ
赤字の向こう側で 微笑むファンもいるわ

You can do it. If you want it?

胸につのる想い 消さないで
Keep on knowledge navigator someday.

元歌は「ガラスの仮面」

(あらすじ)
ドジでノロマで、タスク管理の苦手な少女、
北島マヤ。
しかし、特定市場では、絶対の人気があった。
そんなマヤに、パソコン業界伝説の名コンセプト、
ナレッジナビゲータの夢をたくす往年の
名プログラマー月影千草。
そして、マヤのライバル、
圧倒的なシェアと財力に彩られた美少女、
姫川亜弓。
「マヤさん。私はあなたには決してまけない。
今度はかならず勝つわ。」
「なぜ、亜弓さんがそんなことをいうの?
シェアも、機能も、誰がみたって亜弓さんの
ほうが勝ってるのに?」
「マヤさん・・。私はいままで、心からあなたに
勝ったと思ったことは一度もないの・・。
でも、ナレッジナビゲータを達成するのは、
私よ。あなたには決して負けないわ。」
「亜弓さん・・・プリエンティブマルチタスク、
メモリプロテクション、そして圧倒的なシェア・・・
私の欲しいモノをみんなもってる人・・
でも、私、かならずあなたにおいついて見せます。
まっていて下さい。
必ず、あなたとナレッジナビゲータの座を
戦えるようになってみせます!」
「ええ。楽しみにしているわ。じゃあね。
(北島マヤ・・恐ろしい子。私が必死で
マーケティングと、開発予算をかけて実現した
機能を、まるであたりまえかのように、
本能でやってしまう・・・そのたびに私は、
基本設計の差を思いしらされるのよ・・・)」
「マヤ、亜弓さん・・戦いなさい、命の限り!!
戦いぬいたその向こうにこそ、あなた方の
ナレッジナビゲーターがあるのですよ・・!」


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