【スペイン 8日間】

■マドリッド
2003/9/6 東京(成田) 10:15 JAL415->パリ(シャルル・ド・ゴール)15:40-17:25 AF2000 -> マドリード 19:30 宿泊 クラウン プラザ マドリード シティー センター
JAL415便の出発が30分ほど遅れたが、予定通り12時間くらいの飛行でパリ シャルル・ド・ゴール空港(CDG)に到着。フランスにて入国手続きを行い、マドリッド行きのAF2000への乗り継ぎのために、ゲートに移動。1時間くらいしか余裕がなかったが、広いが、とてもわかりやすい空港だったので、問題なく移動できた。CDGの各ゲートは、光が入り込み、明るく、芸術的なアーチ形をしていてとても美しかった。パリは天気もよく、空港内も落ち着いた雰囲気。入国審査の人が日本語で話しかける国際化した空港の印象を持った。
予定通りAF200でバルセロナへ。AFの手違いで荷物が届かない人がいた、かわいそう(後で人ごとではなくなる)。
・ホテル クラウン プラザ マドリード シティー センター
地下鉄3号、10号のプラザ・デ・エスパーニャからすぐ。ホテルの前にスペイン広場が広がる、交通の便のよいホテル。王宮のあるオリエンテ広場までも歩いて行ける。部屋も朝食も満足、てとても気に入った。スペインに入り、まず、「オラ」という気軽な挨拶と、「カフェ・コン・レチェ」(カフェラテ)のスペイン語を覚える。
・プラド美術館
日曜ということもあって、地元の人(日本人以外)で長蛇の列ができていた。(実は加えて無料日だった。)
しばらく美術館めぐりをしていなかったので、プラド美術館ではすぐにばててしまった。展示されている絵も多く、お土産やさんも充実。美術館内の食堂で食事(パエリア)を食べた。
・ティッセン・ボルネミッサ美術館
プラド美術館から歩いてすぐ。エドガー・ドガ、ゴッホ、ピカソ、シャガールなどが豊富に展示されていた。お勧め。有名で貴重な絵が多いのに、見学している人がまばら。
・フラメンコ
コラル・デ・ラ・モレリアという老舗のタブラオ(フラメンコショーのシアターレストラン)を22:30から予約。前座から始まる。4人のダンサーと、ギター、2人の歌手があらわれ、ダンサーがひとりずつ踊りだす。それぞれ特徴があり、また、年齢も異なり、おもしろかった。その後で、主役の女性ダンサーと男性ダンサーが情熱的な演技を披露した。激しい踊りをしながら、笑顔を絶やさず、人間的な力を感じる。女性は大地?だ。
・カサ・デル・リブロ(大きな本屋さん)
入り口の1Fはそんなに大きな本屋だと思わなかったが、中に入ると、本の豊富さに感動した。基本的に、スペインでは入り口が小さくて、奥行きがある建物の構造になっているようだ。映画の本が集まっているところに、talk to her のアドモドバルの紹介本(現地では hable con ella)があり、デザイン的にもとても気に入ったので購入した。
・その他
スターバックスが3箇所(1箇所は工事中)見つけた。アメリカや日本と違って、コーヒーの作り方がいいかげん(さすがスペイン)。前に並んだアメリカ人が容器にフルに入っていなかったため、注ぎ足してもらっていた。日本ではそんなことはありえない。
スペインでのシエスタ(14−16時の休憩)の必要性を実感。太陽の日差しがとても強い。ほとんどのお店も閉まってしまう。夜20時から夕食をとるが、このシエスタの昼食がメインになる。
バル(喫茶店のような酒も飲めるお店)で休憩。ここで、カニャ・デ・セルメッサ(生ビール)を頼んで、パスタ(つまみ)を食べると、スペイン人になれる(=顔が赤らみいいかげんになって、口が軽くなる)。飲んべにはとっても適した国。
デパート(エル・コルテ・イングレス)
日本のイトーヨーカ堂のようなスーパー。商品が豊富でとても便利だった。食料品(オリーブ、ワイン、つまみ)などを購入した。衣類、電化製品など、ブランド品は、日本と商品も値段も同じ。ホテルからも歩いて行けるところなど2箇所、見つけた。
1日の太陽が出ている時間が長く、20時まで明るい。そのため、ベビーカーをひいた子ども連れが20時になってもたくさんいた。
文房具のデザインも気に入ったものが多かった。(きれいな女の人も多かった(みなふっくらした体形、健康的で個人的には好きな方)、警官も多かった、よっぽど治安に不安があるのだろう。)

■バルセロナ
2003/9/9 マドリード 9:45 IB0946 -> バルセロナ 10:55 宿泊 トリップ アポロ
・ホテル トリップアポロ
地下鉄2号、3号のパラ・レル駅のすぐ近く。この駅からモンジュイックまでのケーブルカーも出ている。ランブラス通り、バルセロネータ(海岸)まで歩いて行ける。旅行中は、ほとんど地下鉄で移動した。T-10という10枚セットを2枚購入した。路線も色分けするなどわかりやすく、利用しやすい。難点は入り口の切符を通すのが日本と逆、電車から降りるときに自分で開けなければならないことの2つだけど、慣れればたいしたことはない。出口はチェックなしのため、ヤンキーが改札を飛び越えていた。
・サグラダ・ファミリア聖堂 ガウジー
あまり感動すると思っていなかったけど、予想以上によかった。理由は、ガウジーの自然主義(自然写実主義)と幾何学主義。なぜ、建物が不気味に見えるのか。理由はさまざまな自然描写が組み込まれていて、それと、自然と同様に壁の表面がでこぼこになっていることだった。よーく建物を目を凝らしてみるとわかる。中に博物館のような説明があり、具体的に、蜂の巣、貝、キノコ、葉っぱ、木、木の実、波、松ぼっくり、とかげなどの説明があった。ガウジーは自然のバランスとすばらしさを観察し、理解して、それを幾何学に落とし、実際の建物として実現した。すばらしい。
建物の見学のため、60mまでエレベータで上り、そこから階段で90mまで上り、帰りは階段で降りた。階段の途中の窓から覗いた壁の表面の脚色はとてもすばらしいものだった。
・ミロ美術館
ミロの絵は複雑なわかりにくいものだと思っていたが、成長を追っていくと、そこにいたった過程がとてもよくわかった。
ひとつの例として、ミロのポートレートを見ると、具体的なより細かい構図に対して、抽象化した表現を追加している。その他の抽象的な絵も鋭い観察と抽象的な見方で実現しているのだろう。
もうひとつの例では、書かれた絵に複数の写真が貼られていた。1枚の絵の中に、単なる描写だけでなく、想い出を含んだ感情も込めているんだということがわかった。そのため、見た人に多くの感動を与えてくれるのだろう。
・ピカソ美術館
あまり時間がなく、あわただしくみることになった。展示されていた絵の数がとても多く、時代ごとにまとめらていて、とてもみやすかった。
・カテドラル寺院
祈ることは生活に必要なんだろう、と思わせるすばらしい寺院である。
2003/9/12 バルセロナ 14:20 AF1549 -> パリ(シャルル・ド・ゴール) 16:20-17:45 JL416 東京(成田) 9/13 12:35
予定通り、成田に到着したのはよかったが、荷物が届かず。8時間後のAFで届くとのこと。疲れていたのでこたえました。シャルル・ド・ゴール(CDG)とAエール・フランス(AF)はいいかげんです、要注意です。JALに苦情を言ったらおわびに食事代として1500円もらいました。宿泊は出さないそうです。

写真の一部(27/147)です。

シャルル・ド・ゴール空港 ■マドリッド ティッセン・ボルネミッサ美術館 カサ・デル・リブロ ホテルクラウン プラザ マドリード シティー センター オリエンテ広場と王宮 マヨール広場
スタバからの風景 シャルル・ド・ゴール空港 ■バルセロナ:コロンブスの塔 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂
サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 サグラダ・ファミリア聖堂 階段の出口と自販機
サン・ジュセップ市場 カタルーニャ広場 モンジュイック ミロ美術館 モンジュイック オリンピック・スタジアム モンジュイック 民族学博物館 モンジュイックカタルーニャ美術館
バルセロナ見本市 カテドラル寺院 ピカソの壁画

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