初心運転者講習


恥を公開することになりました。

違反の罰則(?)の一つに初心運転者講習というのがある。これは、免許を取ってから1年以内に累計3点以上の違反をした者に対して、この講習を受けないと再試験をするぞというものだ。
再試験を受けるというのであれば、講習を受けなくてもいいのだけど、こういうケースにありがちなことで再試験で合格する事はまず無い、とは教習官の言。

僕が大型を取ったのは、SY発売の少し前の3月。それ以後2回ほどキップを切られて累計4点となってしまったので、講習の通知が来た。
これまで違反そのものもしたことが無かったので、正直な所かなりあわてて教習所(講習そのものは教習所でやる)に連絡をして、出席する旨を伝えた。ちなみに料金は2万と少々。普通車は1万5千円くらい、これは行ってみて知ったんだけど、中型と大型は内容が全く同じなのに料金は大型の方が高かった。

11月23日、秋らしい陽気の中教習所へ行く。時間は9時から17時までの6時間。当然だけど若い兄ちゃんが多い。
参加者13名中大型で来たのは僕一人で、中型が1人、他はみな普通車だった。
最初は料金を支払い、この講習の目的と日程を聞く。一応教習所と言う事もあってかお客さん扱いのようだ。意外な事に実技があるらしい。1時間少々説明を受け、休憩を挟んで実技に入る。

実技はコースを走行して危険と思われる個所を指摘したり、危険回避の体験をした。バイクはCB400SF。危険回避の時、カタナのクセでリアブレーキをかけすぎてをロックさせたりしたけど、気楽にやっていたら終わってしまった。
続いて路上での走行になった。普段教習でやっているらしいコースをバイクで走るだけ。その後で安全に走るための注意点を聞いたり、県内のネズミ捕り情報を交換したりして終わり。
こんな事でいいのだろうか。まぁ、こちらとしてはCBを楽しめたので別にいいけど。

午後からは延々と教室での講義などをやった。事故を起こしてきた人の体験談や教習用ビデオなどを見ているうちに時間が過ぎ、最後に違反、あるいは事故を起こさないためにどうすればいいのかというようなことを書いて、証明書のような物をもらって解散となった。
初心者教習の主旨としては、安全に対する認識の再確認と言った所だろうか。内容のわりには高い授業料だったけど、なるべくキップを切られない運転をしようとは思った。



[TOP PAGE]   [INDEX]


2000年11月28日作成
Copyright 2000 うんにょ(e-mail:gunzy at fides dot dti dot ne dot jp)