キャブレターの取り外し


 サービスマニュアルの記述だけではすぐにキャブレター(というかエアクリーナーボックス)の外し方が分からなかったので記録しておく。

 当たり前だがキャブレターはエアクリーナボックスとエンジンの間に挟まっているので、インシュレーターのバンドを緩めただけでは外れない(ことも無いけど、無理矢理やってしまうとインシュレーターが傷付く可能性がある)。エンジンを動かすのは大変なので写真左にある黒いエアクリーナーボックスを外す、ところまでは必要なくて固定してあるボルトを緩めれば数センチ動かすことが出来るのでキャブレターを外し易くなる。ここでは省略するが、そのためにはシートとタンクを外す必要がある。

 

 エアクリーナボックスは上の左側の写真の赤枠の位置の左右と右側の写真の赤枠の位置の計3箇所で固定されているので、これらのネジを外せばフリーになる。ここの所がパーツリストを見てもサービスマニュアルをみてもすぐに分からなかったので作業に躊躇した。エアクリーナボックスを外す為にさらに何かを外す必要があるかどうかの判断がつかなかった。この辺が分からないとどのくらい時間がかかるかがさっぱり分からないので。

 エアクリーナボックスをフリーにしてキャブレターの前後に余裕が出来たら、アクセルワイヤーとホースを外して本体を外す。ホースは3〜4本あるので覚えるのが面倒な場合は外す前にデジカメで外す前の状態を残しておくとあとが楽。キャブレターはまだインシュレーターに一部埋まっているので、引っ張って外す必要がある。あとインシュレーターのバンドを一杯まで緩めておくか外しておかないとバンドに引っかかって外れない場合がある。

 キャブレターを外して、しばらくキャブレター本体を弄る場合はエンジンとエアクリーナ側を塞いでおけばしばらく放っておいてもゴミが入ったりはしないので安心だ。

[TOP PAGE]   [INDEX]


2009年10月 7日作成
Copyright 2009 うんにょ(e-mail:gunzy at fides dot dti dot ne dot jp)