ジェベルの納車整備


某全国規模の赤いチェーン店(というかレッドバロン)でジェベルを購入したのだけど、納車整備が料金をがっちりとる割にいい加減だったので自分で整備をやり直すことになってしまった。
仮に整備マニュアルにチェーンのクリーニングではなく給油としか記されてなくてもチェーンが太く見えるくらい汚れているのにその上からオイルを注すような神経では、ちょっと信用できないと思う(他にも色々手を抜かれていた)。こんなことじゃお客が離れていくのは分かりそうなものだけどなぁ。

レバーとかの調整で、僕はほとんど遊びを持たせない。まめにチェックしないと引きずったりしてしまうけど、入力に対して遊びを無くすことでコントロールしやすくてダイレクトな感触を作れる。
アクセルの場合、これで握りなおす必要は無くなることが多く、ブレーキの場合はストロークが大きくても早い位置で効きはじめるので十分制動力を引き出せる。ハイスロや大径のブレーキマスターに交換するとかなりデリケートな操作を要求されてしまうので、僕はこの方法をとっている。まぁ、そんなに微妙なコントロールが出来ないって言うだけの話だけど。

燃費の向上を考えてVXプラグに交換した(僕はNGK派だ)。250のシングルのせいか効果は絶大で、始動性が良くなり回り方がスムーズになった。カタナにはイリジウムプラグを使っているけど、ケーブルがノーマルなのがいけないのか、エンジン部品が重いせいかあまり効果が感じられなかったけど。
次いでカタナに入れて余っていたマイクロロンを注入。開けてから半年経って白く濁っていた。特に効果も感じられないしやっぱりダメになっていたのかも知れない・・・ってそんなに簡単に風化して大丈夫なんだろうか。

次いでアクセルの反応がいまいちだったので、キャブのO/Hをした。ここまでやることは無いとは思ったけど、単気筒なんで楽だろうと思って手を出したらクリアランスが無く、取り外しと取り付けがかなり面倒だった。
キャブの中は9年間で14000kmの車両にしては思ったより奇麗で、多少ゴミがあるものの目詰まりを引き起こすほどでもなく、錆びがフロート室内に溜まっている事も無かった。
僕のキャブのメンテの仕方は、ジェットに代表されるパーツを外してビニール袋に入れてキャブクリーナーをかけて泡が消えたら袋から出してクリーナー液を洗い流す。キャブ本体も同じようにする。こうすれば周りも汚れないし、クリーナーに浸かるような状態になるのでジェットのガソリン経路もクリーニングできる。
クリーニング後はアクセルの入力への反応が素直になり、ずいぶん快適になった。O/Hした甲斐があったと言うものです。


これで良し!と思ったら早速コケました。右のミラーが大破。大晦日だったので純正の注文ができないため、社外品の可倒式ミラー(¥1700、純正は確か¥1400)に左右とも交換。ちょっと前方にオフセットされているだけなのにかなり視認性が良くなった。ついでに錆びが気になるハンドルバーも交換しちゃおうかな。



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2001年01月09日作成
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