盗難について


僕のように家の敷地内やガレージにバイクを置けない人は、当然盗難に関して注意を払わざるを得ない。今回は僕があった盗難の被害とその対策、といってもたいした事はしていないけど、を紹介します。

未遂も含めて計五回の盗難にあっている。みんなバンディットでの被害だった。SX125の2年間はいたずらさえなかったので何の対策もしていなかった。
オフロードモデルで、その当時でカタログ落ちしていたようなバイクはあまり盗られないと知ったのはずっと後の事だった。

1回目はバイクそのものが盗まれた。3週間後に見つかったのは良かったんだけど、ぼろぼろになっていた。盗難保険は警察に届けて1ヶ月以上見つからないか、購入金額の80%以上の修理費用がかかる場合に下りる。このときの修理代は約20万、購入金額の50%だった。このときからU字ロックを付けるようになった。
2回目はウインカー全部とヘッドライトをねこそぎ盗られた。GWの朝で、その日からツーリングに行く予定だった。ヘッドライトは純正も代替品も見つけられず、行けなかった。
3回目以降はロックも強化し、自作の警報機を付けたので、バイクには損害はなくなり、カバーが切り裂かれる程度になった。

僕がバイクを置いているのは団地の前の駐輪スペースで、ここはよく自転車が盗まれたりする。酒屋とクリーニング屋が隣にあるため団地の割に住人以外の人が行き来するため、不審者というのを見つけ辛く、夜でも自販機のせいで結構明るい。
そんな場所と盗難経験から僕が採った防犯方法は、ごく普通に「ロック」と「警報機」だった。

ロックでは、これでもかという位カギを付けた。それもショップにある一番太いのをわざとらしくカバーの下からのぞかせて。カギが増えるにつれて(最大時で5個)盗難の間隔は確実に開いていった。

警報機は売られている警報機は高いため仕方なく自作した。当然振動感知機なんか付いてい、引ったくり対策の警報機(ピンが抜けると音がなるやつ)をちょっと変えただけの物だった。警報機本体をバイクに取り付けできるようにして、ピンに釣り糸とフックをつけてカバーにつなげる。バイクを盗むときはカバーを外さなければならないけど、外すとピンが抜けて警報がなるという簡単な仕掛け。これをカバーではなく電柱なんかに糸をつければ移動したときに警報がなるようにする事もできる。
強風の時は付けられないが、1000円程度で十分な効果を発揮した。

プロの盗難に遭った事はないけれど、素人相手にはロックと警報機だけでもかなり防犯効果がある。少なくともつまらないいたずらはされなくなると思う。
参考までに盗難があった時間は午前10頃が1回で、他は明け方だったと思う。

実際に被害があったとき、当然警察に知らせて、注意してくれるように頼んだ。しかし最初の被害から約6年間、1度も付近を巡邏しているところを見た事がない。
巡邏に来たところで防犯にどのくらい効果があるのかは分からないけど、この態度にはがっかりした。1回目の盗難のときにバイクが見つかったのは警察が探したわけじゃなくてあるマンションの駐輪場に見慣れないバイクが放置されていたのを見た住人からの苦情をうけて調べたら、届出があったバイクだったというだけの事だった。

決定的な盗難対策は無いけれど、対策をすればそれなりに効果がある。通常のロックや警報はプロには通用しないとか言われているけど、それらを外したりするためのリスクが盗難のメリットを上回れば盗まれないと思う。
絶対に盗まれないカギの代わりに盗む気にならない対策に効果があると思う。



なんか言ってる様で何も言っていないような話になってしまいました。



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2000年8月28日作成
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