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二上山にて |
5月2日
一日中雨。兄はサービス業に就いているので基本的に平日が休みになりこの日は兄とその車で観光に行く。一応ここではツーリングの話を載せているのでこの日の事については特に書かない。というか書けない。
方向オンチなのも出不精なのも知っている。でも、何処にも行った事が無いのならはじめから俺に任せろなどと言わないでほしい。
世間はGWの最中でも兄上にとっては普段の休日に過ぎない事は理解しています。色々と買い物もあるでしょう。でも、あなたのシャツや生活用品がなぜ僕の財布から購入されているか理解できません。
実際にはそれなりに楽しませてもらったんですけどね。
5月3日
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僕じゃないです |
今日の夕方に地元のクラブの仲間と合流する事になっているので、荷物をまとめ出発。泊めてもらう替りに食事代を提供していたんだけど、毎晩快飲されて既に予算を大幅にオーバーしていた。
今日は富山のカタナ乗りのしんたにさんとbargmanさんとオフミをする事になっている。
しんたにさんのサイトの掲示板に北陸に来ているという事を書き込んだら、企画してくれました。初めての土地であった事の無い人と会えるのはインターネットのおかげだけど、何よりも時間を割いてくれたしんたにさんとbergmanさんの両兄に感謝。
待ち合わせの高岡駅に少し早めに着く。しばらく待っているとしんたにさんが到着、逆車のノーマルマフラーの図太い排気音に驚く。しんたにさんは付けたばかりのオイルクーラーが少し気になっているようだった。
それからbergmanさんが到着、こちらはヨシムラサイクロンが奢ってあってこちらもいい音をしている。この2台の中にいるとB管がすごい静かに聞こえてしまう。一通り挨拶とかをして出発。
目的地は二上山。マップルによると周辺のライダーが集まる所でちょっと狭いけど面白いワインディング。
山頂(?)の展望台は日本海が見え、この日は少し霞んでいたけど空気が澄んでいる時は立山も良く見えるとの事。バイクを降りるとさっそくカタナ談義が始まる。
僕は去年カタナを買ったばかりという事もあってやたらと改造していたんだけど、しんたにさんもbergmanさんも僕と違ってごく自然にカタナと付き合っているみたいでなんとなく羨ましく感じた。
昼になったので氷見で氷見うどんを食べようということになった。何だかんだで道の駅氷見の中にある店にする。氷見うどんは稲庭うどんと同じ乾麺だけど、こちらの方がコシが強い。bergmanさんの知り合いの話だともっとうまい店があるそうだけど、僕は十分堪能できた。
午後から用事があるしんたにさんはここで帰るのでそれを見送って、千里浜に向かう。
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下石ダム付近 |
R145を西へ向かい、途中から県道64号に入るあたりから民家も減ってワインディングになってくると前を走るbergmanさんのペースが上がってくる。話している時はジェントルだけど、やっぱりカタナ乗りは大人気ないなぁと嬉しくなる。
千里浜について話している時、さりげなくバイクを取り替えてみたいと振ってみると乗ってくれたので来た道を戻る事にする。
お互いに国内版と逆車の違いにびっくりする。タイアが減ってないbergmanさんのカタナはノーマルブレーキなのにファイナルより効きが良いし、吹けあがりは鈍いけどトルクが一回り太い。逆車と比べると国内版が高回転型のエンジンと錯覚しそうになる位味付けが違っていた。
自分のバイクの排気音を聞いてみたいというbergmanさんの希望に応えて走らせた後、前を通過した時の回転数をぴったり当てた事には本当に感心してしまった。僕ならまずわからないと思うから。
僕のヘルメットのあるものへのコメントを始めて貰ったりしてついつい話し込んでしまったら夕方になっていた。クラブのみんなより先に現地にいるので、先に宿に居て道案内くらいはしなければならないところなのに。
挨拶もそこそこにbergmanさんと別れて、急いで高岡(宿も高岡)に向かう。県道64号は見通しも良く、車も少ないので思いっきりとばす。実際のスピードはともかくこれだけ急がせてカタナを走らせたことはこれまでなかった。
宿の駐車場には既にバイクがあり、みんな旅の汗を流しているところだった。
この日の走行距離 110km
5月4、5日