御荷鉾(スー)パー林道


 2001年11月24日
砂利は意外と反射率が高い、ハレーションに注意
林道入口の近く

 午前5時頃目が覚めるが、日の出前だったので再び眠り6時過ぎに起床してジェベルのエンジンをかける。もともと始動性は良い方だけど、先日換えたばかりのDENSOのイリジウムはNGKのVXに比べて明らかにツキがいいようだ。ゆっくりと走りながら暖気して出発。
 三郷から御荷鉾へは大宮〜東松山と県央を通った方が近いのだけど、4号バイパスと125号バイパスは気持ちよく走れるのであえて遠回りのルートを取ることにした。

 4号バイパスを五霞から西に折れてR125バイパスへ。建物もほとんど無く、ただっぴろい関東平野を通るこのルートはトイレとガス欠さえ気をつけていれば渋滞も少ないので快適に走れる。そう、このルートはコンビニやスタンドもめったにないほど田舎を通っている。
 道の駅おかべで一服して、R17からR462で南下して児玉を過ぎた辺りで給油、27km/lと回し気味の割にはまずまず燃費。神流川を渡ると周りの雰囲気が変わり、いかにもツーリングといった気分になる。コンビニで昼食用の食料を確保して三波川を少し過ぎたところで横道に入る。地図に拠るとこの辺で林道に入れるはずだと狭い登り坂を半信半疑で進んでいくと、T字路にトタン板にスプレーで「御荷鉾スーパー林道と書いてあったので、ほっとして先に進む。

少なくとも秋は終わってる
稲含山?

 ここからくる人は少ないのか、木と雑草がせり出している感じで見通しはあまり良くない。砂利ダートで4輪の轍の間には雑草が生えていた。少し進むと荒れてきて、霜の融け水が路面が濡れていて面白くなってきたかな、と思ったら舗装路になってしまった。
 しばらく進むと通行止めの看板。道路を塞いでいるわけではないのでかまわず進むと通行止めのゲートが設置されていた。一人で乗り越えていくのは一寸無理そうなのでしぶしぶ引き返して、山を下りてR462で先に進む。
 途中、林道に戻ろうと適当に枝道に入ったら露久保という集落で行き止まりという無駄足を踏んだので(でも、神流湖がよく見えた)、地図にもはっきりと御荷鉾林道へ繋がっているのが載っている県道71号まで行くことにする。
 この日は車が少なくて、カタナできても楽しめたかも・・・などと考えながら走る。実際R462はなかなか気持ちの良いワインディングで、ここに走りにくるヒトたちも結構いる。隼X-1とすれ違ったときはさすがに驚いた。

 県道46(71号は通行止めだった)を北上し再び御荷鉾林道へ。県道と交差するあたりは舗装されていたけれど、一寸西の方へ進むとダートになる。砂利も少なく、轍も深くない固いダートなのでそれ程慣れていない僕でも気持ち良く走れる。何よりも尾根を通っているので、景観が素晴らしい(正確には尾根のやや北側に道があるので、走りながら見れるのは北側だけ。バイクを停めてちょっと歩けば南側も見れるし所々に展望台もある)。
 しばらく走ると丁度東屋のところで舗装路になっていたので、そこで昼食を摂る。ダートは大抵僻地にあるということくらいは学習していたので、今回は水筒まで持参して来ていた。食べながらこれからどうするか考えた結果、この先ダートがあるかどうかわからないので引き返すことにする。

と言っても58k程ですが
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 引き返して管理事務所みたいな施設の駐車場でキャンプを張っていたDRのグループの人たちにダートの状況を尋ようと話し掛けたら、コーヒーやお菓子や焼ニンニク(生焼け、これは辛かった)をご馳走してもらった。話を聞いたところ、引き返した先にもダートが続いているとのことだった。この人たちは以前から何度も来た事があるようで、御荷鉾林道は昔に比べるとずいぶんダートが減っていて、今現在も舗装化が進んでいるのを残念がっていた。僕自身、持っているツーリングマップルがちょっと古いせいもあるんだけど、予想していた以上に舗装されてダート区間が少ないのにはがっかりした。
 一時間ほど話していたけれど、この間通り過ぎたバイクは4台だけ。この日は暖かったけどもうシーズンオフとゆう感じ。

 来た道をそのまま戻り、途中で金鑽神社に立ち寄る。ここは御室ケ岳を御神体とするため拝殿のみで本殿が無い、関東には珍しく古い形の神社。それだけに杜にはなかなかの趣がある。
 児玉からはR254を使って県央を通るルートを選択。東松山までは特に混雑も無くスムーズに走れたが、川越あたりからはさすがにそうはいかなかった。
 このままLightWindの人たち(一部)に会いに川口へ行く。一緒に行ったボーリングでは、疲れていたので適当にやったにもかかわらず過去最高のスコアが出た(といっても150くらい)、何故だ。

今回の走行距離:350km





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2001年12月02日作成
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