谷川岳西黒尾根

日時;平成13年4月6日(金・夜発)〜8日(1泊2日)

メンバー;L服巻・源水・長谷川・高橋(真)・蜷川・森・倉林・松本・宮内

 

 

2月のアイスクライミング以来の山行。この2ヶ月。家に帰るのは月に1・2度。睡眠時間は3時間程度か徹夜の繰り返し。山に行きたいという欲求不満が爆発しそうなころ、今回の山行に参加となる。7日の朝、倉林君が具合悪く不参加。森さんも不参加。蜷川さんも風邪気味らしく、倉林君の付き添いで不参加。9人が6人に減少。

 青空の下、何はともあれ出発。取り付き地点を見て嫌な予感。冬合宿の立山東尾根の取り付きを思い出してしまった。あの時もバテた。今回もバテた。あ〜情けない。樹林帯ではさほどではなかったが、稜線に出てからズボズボと足がはまる。疲れに疲れが上乗せされ、足取りも重くなり遅れ出す。最後までこの繰り返し。後ろにいた服巻さんからは、ニコニコしながら「足がはまったら疲れが倍増するだろう」と言われた。おっしゃる通りで、神の訓示に聞こえました。

取付地点からは樹林帯の急な登りが続く、鉄塔のそばで一息、半袖一枚になる。さらに樹林帯の中を進むと視界が開ける。右にマチガ沢、左に西黒沢に天神尾根。青空に映える。この先は、所々稜線が切れている所あり慎重に歩く。雪庇は、主に西黒沢側に発達していたと記憶する。

処所で服巻さんが歩てきたルートを指差して、雪庇に注意して歩かなければならないことを、また色々考えて歩くことが必要なことを教えてくれた。一度で覚えきれるか心配だが、心に留めておく。

 今回の山行は、雪訓も兼ねていることもあり、初日は滑落停止の練習をする。何回か行なった時に右頬を切ってしまった。みんなに言われるまで気が付かなかった。その後更に歩を進め、山頂に到着。今晩は肩の小屋で宿泊。きれいな小屋でした。夜もあまり寒くなかった。翌日、天神尾根を下山。途中でビレイの練習。スタンディングアックスビレイ等々。2度3度行なうと何となく感覚が解る。勉強になりました。しかし、落ち役が疲れるとは思わなかった。「わー」と落ちて、止まって、立ち上がると、思い切りロープを引いてくる。それに合わせて走り上がらなくてはいけない。息が上がる。その所為か、この日も疲れた。重い足を引きずりつつ天神平に到着。ロープウェイで降りられるのが嬉しかった。

行動時間

1日目
天神平7:00>→トマの耳13:45→肩の小屋14:45(小屋泊)

2日目
小屋6:30→天神平?