セドノ沢左俣遡行

日時;2002年8月24日(土)(日帰り)

メンバー;小池、小倉、宮内、太田、長田(2名は横浜蝸牛山岳会)、吉良

コース&タイム
山スポ〜戸沢9:10→セドノ沢左俣→遡行完了12:30→戸沢13:30〜山スポ

日曜日の講習会に参加する前に、小池さんがセドノ沢の下見に行くというので同行させてもらう。会には計画書を出さずに行く。(本来いけないことだが、小池さんと行くので伏せておいた方がよいと・・)蝸牛から2名の参加と指導員の吉良さんの参加で計6名のパーティーとなった。蝸牛の2名はトレーニングを兼ねていて荷が大きい。長田君は25歳という・・若い!
山スポに集合して戸沢へ向う。準備をして9:10に出発。曇り空。書策新道を越えてから入渓準備。水無のF1を登る。水流左をリードし、ビレイの練習。セットに時間をかけ過ぎと小池さんに言われる。セドの左に入っても難しい滝場はなく、順調に進む。小倉さんは相変わらずロープが束ねられない。「もっと練習しよう」と言う。大滝の13mは難なくリードできた。その上に6m滝。続く8mが面白かった。正面右から簡単に登れるが、左側からトライする。大岩が覆い被さってくる所の足元がいやらしそうだ。ヤミなので怪我をさせたらまずいと思ったのか、小池さんがリードで行く。セカンドは自分。確かに大岩部分はいやらしかった。が、クライミングの練習の成果が出ている。体重移動をしっかりすれば難なく越えられる。また、ルートが登る前から読めたのも進歩。去年の鶏冠谷右俣のころに比べれば雲泥の差。途中、書策小屋に荷揚げする水場で、蝸牛の2名が水を運ぼうとしていた。それを見て「神奈川は軟弱だから・・」と小池さんが言う。そんなことはないと思い、5リットル担ぐ。涸れ沢になってから6mくらいの涸滝を小倉さん初リード。その後はいやらしいガレ場もなく稜線に出た。あとは書策新道を降りて戸沢に戻った。

セドノ沢左俣は、滝が多くて楽しめたが2級ということで気合が空回りした。井戸沢同様の思いだった。日曜の講習会はいい勉強になった。