天城山(リハビリ山行)

日時;2002年12月21日(土)

メンバー;L宮内、長谷川

 

9月の骨折からの復帰第1弾として天城山に行く。その時からちょうど3ヶ月。今月になって両松葉から片松葉になり、歩いていて右足に荷重をかけた時の不安が無くなったので、行ってみようと思った。リハビリが順調なのかどうかは判らないが、山に行けそうなのが嬉しい!焦らず初心に戻って?歩こう!と思った。

初心者マーク運転手長谷川さんのアウディで伊豆方面へ・・
高気圧が東方に張り出した気圧配置。天気は生憎の曇り空。車中において、「八ヶ岳は大雪だな〜」と会話する。我々は午前中いっぱいもってほしいと思っていたが、伊豆に近づくにつれて雨が降ってきた。天城高原ゴルフ場の登山口も雨。駐車場には車が2台ある。気温は低いが小降りなので行くことにする。ダブルストックで歩く。何とか行けそう・・ストックを上手く使えば、段差も越えられた。万二郎岳の登りの途中から、雨がみぞれになり、山頂では雪に変わった。結構寒い。ここまでコースタイム通り来ている。10分ほど休憩して先へ行く。万三郎岳への道程はアップダウンがあり、結構苦労したが怪我すること無く着いた。
山頂は積雪3cm程。二人で「順調だね!」と言いながらここまで来た。遠くの景色は望むべくもないが、伊豆とは思えないような雰囲気。初冬の日溜まりハイキングではなく、しっかりと雪山ハイキングとなった。雪の衣装を纏った木々は美しく、何より新雪なので降り返れば、自分達の足跡が転々と残る。贅沢な山行となった・・
あとは帰るだけである。涸沢分岐までの下り、昔来たことがあるのだが雪のせいで雰囲気が違う。ルートを探しながらの歩き。涸沢分岐から先はトラバース気味に歩き、かつ幅が狭いので緊張する。落ち葉や石の上に乗った雪は滑りやすい。中々前に進まない。かつ、雪はシンシンと降っている。長谷川さんの車も心配だ。この辺りは5〜10cm程の積雪。ひたすら等高線に沿って、アップダウンを繰り返し四辻に出た。この辺りの雪は少ない。登山口まであと1時間。山頂からノンストップで登山口に戻った。自分にとって充実した1日と疲労感を心身に感じた。

車は苦労しながらも脱出することが出来た。ノーマルタイヤなので雪の下り坂を緊張しながら、運転している自分がいた。山行において一番の核心だった。

他にも3パーティーほど登っていたようだ。山の中では会うことが無く、駐車場で見かけた。こんな雪の中を歩くなんて、好き者もいるんだなあ〜と思った。(もちろん自分達もである)

コースタイム(行動時間;6時間)

登山口9:30→万二郎岳10:30、10:40→万三郎岳11:50、12:00
→涸沢分岐→登山口15:30