奥武蔵・谷津川本沢遡行

日  時;2004年5月22日(夜)〜23日
メンバー;L宮内、大塚、伊沢、渡邊(依)、松原、金田
天  気;曇り→下山後雨

今シーズン最初の沢として、行ってみたい沢の1つだった谷津川本沢へ・・
雨が降りそうだったので入渓地点まで行かず、道の駅荒川村で仮眠を取った。翌朝移動して谷津川へ向かう。10分ちょっと登山道を歩いてから入渓準備をして遡行開始。地獄谷との二俣までは、ほとんどがゴーロでパッとした感じではなく蜘蛛の巣がやたらと多かった。二俣手前にある7m滝は右側から巻き、大岩の脇を抜けていくと二俣。二俣から雰囲気がガラリと変わって新緑の中の遡行になった。直前まで雨が降っていた日もあったせいで水量も多くご機嫌であった。小滝を小気味良く登り、8mほどの滝は、正面左側のリッジ状を登って巻いた。樋状の滝も正面突破せず右側からいった。
途中にある七ノ滝沢が5〜6段の滝がかけて出合う。水量もあったので立派だった。遡行を進めていてふと振り返った瞬間、渡邊(依)さんが転ぶ。思いっきり顔から・・案の定、右頬に切り傷。薬を塗ったようだが伊沢さんから傷口からバイ菌が入るなどと脅かしていた。渡邊(依)さんは結婚する前は相当注意して歩いてはずなのに・・した後は無頓着に戻ったのかなと思った。
大きな岩が挟まった C.S 滝は水流側からも行けそうだったが行ってみると思った以上に水圧があり無理をするのはやめようと尻尾巻いて左側から登った。自分ひとりだけ濡れ鼠になってしまった。中途半端に登ってしまってから左壁を登ることになったので、ロープを出して伊沢さん以外はプルージックで登ることにした。松原君の順番が来たのだがなかなか登ってこない???どうやら買ってきたアッセンダーを試そうとしたのだが使い方が判っていなかったらしい。西さんに自宅等で「マスターしてから使いなさい」とお小言を頂いていた。そのため他のメンバーの倍近い時間をかけていた。濡れていた自分は寒くて「早くしろ」と言いそうになったが抑えた。このあと、これといった滝も無くなって奥の二俣で休憩。松原君がお湯を沸かしてコーヒーと紅茶を飲んだ。
奥々の二俣で伏流になってしまった。あとは涸れた沢を詰めるだけかとがっかりしてしまったが、右側を行くと少しして再び水流が現れた。やがてルンゼ状になり、2つほど小滝を越えていくと多段の滝が落ちている。下部2〜3段は見た感じが登れそうもないので無理せず左岸側から巻き気味に登る。上部2〜3段は階段状であったので水流沿いに登った。ここを越え最後の二俣に出くわす。進路を右側に採っていく。水流はなくなり土の斜面を詰めると登山道に出た。頂上へは行かず装備を外して下りにかかる。結構な急降下だった。

行動時間
駐車場6:30→二俣8:00→奥の二俣10:10〜30→稜線12:00→駐車場13:00

交通
(金額)
2600円(車;一人当たり)
その他
(金額)
温泉代800円
地図
(エアリア)
奥武蔵
地形図
三峰
温泉
白久温泉谷津川館
土産
 
その他
天気図(6月23日