奥秩父・水干沢

       
メンバー 山岳会メンバー3人
期日 2007年5月11日(夜発)〜12日
地域・山域 奥秩父
ルート 作業平→水干沢遡行→水干神社→登山道→作業平橋
山行形態 無雪期の登山


10ヶ月ぶりで、今年最初の沢に行った。初心者でも行ける沢と言うことで水干沢にした。

5月11日

移動

この日はとても空いていた。順調に進み、午前1時前には作業平に到着。車内で1時間強飲んだ。

5月12日

水干沢遡行

朝の時点では駐車台数は3台だった。
登山道を利用して入渓地点まで歩いた。巣箱が多く木にかけてあった。
出合は小川みたいな感じ。入渓後も春の小川というか子供の頃、家の近くにあった小川を連想させるような渓相だった。天気も良く陽が差した沢は気持ちよい。200mのナメも歩きやすかった。沢そばの立木には熊の爪あとや鹿の角も落ちていた。 気楽に気持ちよく歩いていたら、黒エンジュ沢と水干沢の二俣を間違えて進んでしまい、小滝を登ったりナメを楽しんだりしていると登山道の橋が・・・・・
「あれ?」「水干沢に入ってから出てくるはずなのに・・」どうやら黒エンジュ沢に入ってしまったようだった。結果的には滝もあり楽しめたが・・・・
登山道を利用して水干沢へ移動。再入渓した。最後の滝は少しぬめっていた。滝を越えるとザレた渓相になり終わりが近いことを思わせた。一旦水が消え、再び復活したところが水干。多摩川の最初の一滴だった。味は苔等でろ過されていない所為かあまり美味しくなかった。
装備を外して神社を見に行く。神社と言っても祠があるだけである。右側から登っていけたのだが、なぜか我々は浮石のある左側から登った。
笠取小屋へ向かう。富士山や南アルプスが見えて、今年は雪が多いように見えた。小屋まで来ると大勢の人がいた。軽い昼食にして寛ぐ。小屋には翌週の20日に祭りがあり無料でお酒等が振舞われると書いてあってNさんが来週にくればよかったなあ〜と残念がっていた。下山は順調に行った。作業平に戻ると車で満杯だった。帰りは「のめこいの湯」によって汗を流して帰路に着いた。

入渓地点

遡行メンバー

200mのナメ部分

黒エンジュ沢の一部

多摩川最初の一滴

行動時間


12日
作業平7:00→入渓7:30→黒エンジュ沢→登山道→水干沢→水干10:30〜11:00→笠取小屋11:30〜12:10→作業平