筑波連山を歩いて!

 

参加者 茅野、逸見、酒井、山本、三文字、真壁、真壁、古川、土屋、能、宮内

 

4月2日。所は茨城、筑波山の北側に位置する雨引山と加波山を歩いてきました。春になり、日が1日1日と延びてくる時期ということもあって、ミニ縦走をしてみようと思い企画しました。加波山は、毎年8月に禅定という山伏の修行が行われている所で有名です。山岳信仰の山です。その為か山頂には巨岩や怪石がありました。形状も色々あり、微妙なバランスの上にある岩などなど。加波山は標高では筑波山に劣りますが、天狗の数では、筑波山が36に対し加波山は48天狗が居るそうです。歩いていて感じましたが、加波山に何か神秘的なものを感じずにはいられませんでした。

ハイキングは、午前10時頃に岩間駅というところから歩き始めました。途中不動滝があり、滝とは言いにくい?樋から水が落ちていました。飲むことができるので飲んでみたところ、軟水で口の中・喉の奥でその柔らかさが実感でき、これほどの軟かい水を飲んだのは始めてでした。
さて登山道ですが、水戸線の車中からその山体を見て、きつい企画をしてしまったとの思いました。昨年に自分が同時期に企画した沼津アルプスに劣らずアップダウンのある所で、かつ標高差は昨年の倍近くあり、きつかったです。山道沿いの木々は、まだ春の装いには、程遠く花も咲いていませんでした。昨春と違い春山を感じることはできませんでした。地理的な条件で、これほど違う顔を見せるとは、頭ではわかっているつもりでも、実際に歩かないと体感できないことがわかりました。
首都圏自然歩道として整備されていますが、登りはほとんど階段状になっており、登っても登っても階段というイメージが残った山でした。
午後3時頃、加波山山頂に到着。上には、気持ちよさそうにハングライダーが飛んでいて、南の方には、筑波山と関東平野が広がっていました。

普段、茨城県の山に登る機会はあまりありませんが、また同県の山へ登りに行こうと思い帰路につきました。