AMD K6-2(新コア) への換装
はじめに
基本的に X-MATE で /W 型番の本体には ADDRESS 20 LINE をどうにかするゲタは必要ありません。さらに、かなり新しい部類に入る本体なので、ほとんどのゲタが問題なく使用可能なはずです。このような理由から、単純に適正な電圧に設定するゲタさえあれば、大方の CPU は使用できることになります。今回はお手軽に K6-2 の新コアを搭載してみました。
改造に必要な材料
この改造には、以下の材料が必要です。
- K6-2(400MHz版以上が望ましい)
通常の状態で載せかえた場合には、66.6×6=399MH z ということになるので、400MHz 版でも問題ありませんが、クロックアップを行っている場合には、それ以上で動かすことになると思いますので、高速版の K6-2 を用意することをお勧めします。ちなみに 380MHz 版は 2.4v をかけても 400MHz での使用が精一杯という感じです。
- 電圧を落とすためのゲタ
ゲタは 2.2〜2.4v が設定できるものを選んでください。0.1v 単位で調整できるゲタなら、言うことなしです。なお、PL-Pro MMX-R のような「ごく普通のゲタ」でも大丈夫です。
動作するゲタの種類
私が今までに動作を確認しているパターンは以下のとおりです。
- PL-Pro MMX-R
- PL-J98/PLUS!
ちなみに、PL-J98/PLUS! は CPU タイプを Intel/IDT に設定して使用しています。
おわりに
やはり「ゲタを選ばない」というのが最大の特徴でしょう。もっとも「物理的に搭載できない」ということはあるかもしれませんが・・・。なお、K6-2 はあくまで通過点です。次の CPU は当然 K6-III を予定しています。
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