AHA-2940U/J95のクロックアップ
クロックアップの方法
マザーボードをクロックアップしていくと、SCSI ボードが反応しなくなったり、不安定になったりすることがあります。これは SCSI ボードをクロックアップすることで解消できます。また、クロックアップにより、転送速度の向上も望めるようです。
交換するクロックモジュール
AHA-2940 系の SCSI ボードの上には 40MHz もしくは 42MHz のクロックモジュールが搭載されていますが、これが交換対象となるクロックモジュールです。これを 50MHz 近辺のモジュールに交換します。
クロックアップの上限
なにやら AHA-2940N では、平均して 50MHz は問題なく使用でき、場合によっては 60MHz のモジュールを実装しても動くものがあるようです。以下に当方で実験した結果を示します。
- PC-9821 Xv13/W16(AMD K6-III, 450MHz 版を 470MHz で使用) + AHA-2940U
- PC-9821 Xv13/W16(AMD K6-III, 450MHz 版を 470MHz で使用) + AHA-2940/J95
上記の組み合わせでは、AHA-2940 上の AIC-78xx に対してヒートシンクを実装し、70MHz のモジュールでも問題なく使用できています。さすがに 80MHz のモジュールでは正常に動作しませんでしたが・・・。
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