我が家に初の LGA2011 の4ソケット機となる SYS-4048B-TRFT がやって来て、限りなく Intel Xeon E7 v4 に近いCPUを搭載し、どうにか一定レベルで動かせるようになったまではよかったのですが・・・人間とはつくづく欲の深い生き物で、家庭用として使用する際にはいくつか問題点があることがわかってきました。
具体的には、
4048B-TRFT はハードディスクも最初から2.5インチのHDD(あるいはSSD)が搭載できるのは助かるのですが、最大で48台も搭載できるというのは「さすがに多すぎ」で、バックプレーンとSASのディスクアレイカードとエクスパンダ、そして何よりも予算の面からかなりのマイナスポイントといえます。
そして「48台もHDDを搭載できなくていいから、5インチベイが2つくらい用意されていればなぁ・・・かといって上の段のHDDベイの部分を物理改造するのも面倒だしなぁ・・・」と悶々とする日々が増えてきました。
そんな折に、またしても eBay にてこれらの不満を解消できそうな本体が出品されているのを発見しました。
確かに LGA2011 の4ソケット機らしい
ソケットの状態が心配なので拡大して見てみると・・・
なにやらピンが曲がっている箇所があるように見える
ソケットのピンが曲がっているように見えるところがあるものの、光線の関係でそのように見える場合があること、さらにはめぼしい本体が他に存在していなかったことから、この個体を入手することとしました。
なお、記載されている内容については、私は一切保証しませんし、それに伴って発生した如何なる事故にも責任は負いませんので、あらかじめ御了承ください。
当初は Intel Xeon E7 v2 プロセッサのみに対応していましたが、現在では Intel Xeon E7 v4 プロセッサと DDR4 メモリの組み合わせにも対応したモデルも用意されています。
ただし、SYS-4048B-TRFT ではメモリライザーの変更で DDR4 メモリへの対応を行うことができますが、本機はマザーボードごと交換しないと DDR4 への対応ができない仕様になっています。
SYS-8048B-TR3F の初期モデルの主な特徴は、
機種名 | SYS-8048B-TR3F | |||||
販売名 | SuperServer 8048B-TR3F | |||||
CPU |
Intel Xeon v2 プロセッサー(最大4個) |
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メモリバス | 1600MHz | |||||
QuickPath Interconnect(QPI) | 6.40GT/s〜8.00GT/s(搭載するCPUにより異なる) | |||||
Intel Turbo Boost Technology | 対応(Xeon E7-4809 v2を除く) | |||||
Intel Hyper-Threading Technology | 対応(Xeon E7-8857 v2を除く) | |||||
Intel Virtualization Technology | 対応 | |||||
チップセット | Intel C602J(Patsburg)チップセット | |||||
メインメモリ | PC3-12800レジスタ付きECC DDR3 SDRAM | |||||
画面制御機能 | ASPEED AS2400(リモートマネジメントコントローラ内蔵) | |||||
グラフィック表示機能 | 1920×1200(最大) | |||||
内蔵2.5インチハードディスクベイ | なし | |||||
内蔵3.5インチハードディスクベイ | 5(ホットプラグ対応) | |||||
内蔵5インチベイ | 3 | |||||
内蔵光学ドライブ | なし | |||||
拡張バススロット |
|
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ディスクアレイ | オプション | |||||
SASインターフェース | なし | |||||
SATAインターフェース | SATA3 (6.0Gbps)×2 SATA2 (3.0Gbps)×4 |
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ネットワークインターフェース | 2ポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T 択一) | |||||
インターフェース | ディスプレイ(アナログRGB)×1、 シリアルポート(D-SUB9ピン)、キーボード(USB)、マウス(USB)、 USB(Ver.2.0)×6[前面:2・背面:3・内蔵:1] |
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リモートサービス機能 | 標準搭載 専用 LAN 1ポート(100BASE-TX/10BASE-T) |
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セキュリティチップ | 標準搭載(TCG 1.2準拠) | |||||
冗長電源 | 標準搭載:2 | |||||
冗長ファン | 中央:3個・後部:3個(ホットプラグ対応) | |||||
外形寸法 | 178mm(4U)×462mm×721mm(高さ×幅×奥行) | |||||
重量 | 29.7kg |
開梱してみると比較的破損が無い状態で到着していたのだが・・・
しかし、ダンボールを開けたとたんに、周囲に悪臭が漂い始めました。
具体的には、動物園のラクダやゾウ、ヤギの近くなどで感じる、なんとも言えない獣の臭気(※あえて詳細の記載を避けます)が本体から発せられていました。
中古で引っ張ってきたパソコンやサーバにおいて、それまでの利用環境の影響でタバコ臭がするということはあっても、今回のような獣の糞の臭いがするサーバというのは、およそ遭遇したことがありません。
おそるおそる筐体の蓋を開けてみると、内部の各所に汚れが散見されるとともに、泥や埃のような汚れをはじめとして、全体から強い悪臭が出ていることが判明したのです。
マザーボードのヒートシンクには動物の毛のようなものが付着していた
ここまでの想定外の展開で、自分の中で過去最大級の緊急警報が発令されました。
付着している毛や悪臭などからすると、この本体は通常の環境で使われていなかった可能性が高いと考えられ、海の向こうから送られてきていることと合わせて考えると「養豚場のような場所で使われていたのではないか」という仮説を立てました。
だとすれば、稼動させた際の本体からの排気に含まれる雑菌が人体や家屋に及ぼす影響などを考えると、このままの状態ではとても使うことはできないため、殺菌および洗浄を行うことが不可欠となりました。
また、実情がどうなっているか微妙だったCPUのソケットについても確認したところ、複数のピンが曲がっていることが確認されました。
CPUソケットのピンが曲がっているのを確認すると同時に、ヒートシンクに付着していたのと同じ毛がCPUソケットのピンに巻き込まれていることが確認され、どうやらこの毛に引っかかったピンがCPU脱着時に引っ張られて曲がっているようだ、ということもわかり、悪臭問題ともあいまって暗澹たる心境になったのでした。
とはいえ、この本体を廃棄するにしても悪臭がする状態で持ち運ぶことも憚られるため、洗浄と殺菌作業を行うこととしました。
一般的に古いパソコンに電源を入れる前には電解コンデンサから漏れた液によるリークを避けるため、いったん水で丸洗いをするという手法があるので、除菌を謳っている液体石鹸を利用してマザーボード・筐体・各種の部品を分解して風呂場で洗浄を実施のうえ、日光による紫外線消毒なども行いました。
しかし、悪臭は一向に取れる気配を見せなかったため、養豚場や養鶏場での消毒がどのように行われているかなどを調査したところ、塩素を使用する方法が行われていることを確認したので、比較的入手しやすい二酸化塩素の液体スプレーを使用して消毒作業を行うこととしました。
室内の空気の消毒には大幸薬品のクレベリンゲルを使用
電源ユニットのヒートシンクには動物の毛が・・・
電源ユニットのファンも悪臭のする獣毛で目詰まりしているので廃棄
ダンボールを下に敷いて液体が滴るくらいに二酸化塩素スプレー噴霧を実施
本体内部ファン固定金具・電源ユニット・電源ケーブルカバー・ハードディスクのマウンタ
各種内部ケーブル類・電源バックプレート・電源ユニットのフレーム・フロントパネル
前面LED/USBボード・3.5インチハードディスクケージ・5インチベイ金具
本体前面のUSBコネクタもこの通りなので消毒のうえ・・・
ハンダ吸い取り機にてコネクタを撤去して
新しいUSBコネクタをハンダ付け
本体のフレームについては、二酸化塩素の液体をできる限り噴霧して、滴った液体が本体の下部に溜まった状態(※本体を傾けると二酸化塩素の水溶液が流れ出てくる状態)で1週間ほど放置してから、あらためて二酸化塩素を噴霧した他の部品とあわせて洗浄処理を行い、さらに2か月ほど乾燥させました。
水洗いを実施した後の乾燥に掛ける時間は、通常は2週間〜1か月程度で大丈夫なのですが、eBayの商品のタイトルに書かれていた GOOD COND というのは全くの虚偽であったという精神的なダメージが大きく、しばらく立ち直れずに放置していたというのが実際のところです。
なお、二酸化塩素を使用すると鉄板表面に施されている亜鉛メッキが腐食して白錆になってしまうという問題がありますが、衛生面の問題解決の方がよっぽど重要なので、他に選択の余地はありませんでした。
マザーボード固定用のスペーサーの位置がわかるようにテープを貼っている
二酸化塩素によって腐食してしまったスペーサーは新しいものに交換
これだけの処置を行っても、電源ユニットや各部のファンに加えて一部の内部ケーブルについては悪臭が除去できなかったため、残念ながら廃棄することとなりました。
・・・が、スコープで覗き込んでみると、ピン曲がりよりも衝撃的なものが視界に入ってきました。
ピンに獣の毛が何本も絡み付いている・・・
絡み付いている毛によってピン曲がりが発生しているようだ
とはいえスコープの威力は絶大で、絶望的な状態だったCPUのソケットは異物の除去とピン曲がりの修正によって、それなりに正視できる状態になりました。
反対側の角度から見るとピン曲がりはそれなりに修正されたように見える
悲劇が繰り返されないようにCPUソケットにカバーを取り付け
というワケで、これでようやく従来の SV Magazine のスタートラインに立てたことになります・・・。
(1)8048B-TR3Fの前面
前面には電源ユニット、3.5インチのハードディスクを5台できるケージと、5インチベイが3個、そして電源スイッチとUSBポート・インフォメーションLEDなどがあります。
電源ユニット・3.5インチドライブベイ
電源スイッチ・各種インジケータLED・USBポート・5インチベイ
電源ユニットは冗長構成で3台まで搭載可能
各種インジケータLEDは大きく視認しやすい
型番と注意事項が記載されたシールは側面に貼られている
本機のシャシー型番は CSE-748 となっている
(2)8048B-TR3Fの背面
本体の背面には
排気ファン・1GbE LANコネクタ・シリアルポート・RGBコネクタ・IPMI用LANコネクタ・USB 2.0コネクタ
PCI Express スロット(右側4つ)・電源コネクタ
排気ファンは他の Supermicro のものと同じ形状である
排気ファンを取り外すと本体の内部が見えるようになる
この本体も組み立てはアメリカで行われているようだ
(3)内部全景
天板を開ける機構は古のフルタワー自作機などと同様に、天板を固定している本体背面のビスを2本はずしてスライドさせる方式になっています。
8048B-TR3Fの内部全景
トップカバー裏には何も書かれていない
(4)電源ユニット
電源ユニットは、本来であれば PWS-1K43F(1400W)の 80PLUS Platinum の認証を受けたものが使われていますが、前述のとおり廃棄せざるを得ない状況だったため、代替品として暫定運用できるように、PWS-1K01-1R(1000W)を海の向こうから調達しました。
この電源は100V・200Vのどちらにも対応できる電源で、本機には標準で2台・最大で3台が搭載可能となっており、障害発生時にはホットスワップが可能になっています。
なお、この 8048B-TR3F も 4048B-TRTF と同系統の本体のため、本体の電源が入っていない状態でも、電源ユニットに電気ケーブルが接続されているとファンが回転するため、家庭で使用する場合には就寝の妨げになる可能性があります。
型番は PWS-1K01-1R となっている
Supermicro の型番が書かれたラベルが貼られているが製造元は ABLECOM である
排熱用のファンが搭載されている
本体への接続コネクタ部は大手メーカーのサーバと同じようなコネクタになっている
また、Supermicro 製の電源ユニットについてはモデル間で互換性があるため、今回のように同寸法(298mm×104.5mm×40.4mm)でワット数の少ないユニットでも使用できますが、電力効率などの問題を考えると、適切なものを利用することが望ましいでしょう。
(5)中央ファン
本体中央部にはメモリおよびCPUを冷却するため、山洋電気製の 9GA0912P1H041 という1分間の回転数が9,700回転の92mmのファンが3つ搭載されており、他の Supermicro で採用されているファンと同様のブラケットが取り付けられています。
PWMによって回転数の制御が行われているため、電源投入直後はそれなりに穏やかな回転数ですが、電源ユニットの不良などの障害が発生すると全力で回転するため、非常に大きな騒音が発生します。
これらのファンに障害が発生した際には、ホットスワップが可能になっていますが、その場合は本体のトップカバーを開けて交換することになります。
毎分9,700回転の SanAce 9GA0912P1H041 が使用されている
ホットスワップが可能なコネクタが本体側に用意されている
ファンを取り外すとSASバックプレーンへの配線が見える
ファンを固定する金属製の枠には「PUSH RELEASE」と書かれた樹脂製ラッチがあるが用途は不明
(6)3.5インチハードディスクドライブ
本機のハードディスクインターフェースは、SASまたはSATAの3.5インチのハードディスクあるいは2.5インチ→3.5インチへの変換マウンタ経由でSSDを5台まで内蔵することができ、障害発生時にはホットスワップによる交換が可能となっています。
使用するマウンタは他の Supermicro の機種と同じである
ハードディスクケージには温度とファンの異常を知らせるLEDが搭載されている
本機は標準でディスクアレイカードやSASコントローラが搭載されていないため、初期状態では本体の SATA ポートからバックプレーンに配線が接続された状態になっていました・・・が、このSATAケーブルも獣臭に蝕まれていたため、廃棄して新しく調達したものを使用しています。
(7)CPU・ヒートシンク
8048B-TR3Fの初期モデルには、CPUとして Intel Xeon E7 v2 プロセッサが最大で4基まで搭載できるようになっていましたが、Intel Xeon E7 v3 や Intel Xeon E7 v4 が出たことにより、現状で販売されているのは Intel Xeon E7 v3/v4 に対応したモデルとなっています。
今回入手した個体は PCI Express スロットの脇に比較的最近出荷されたことを示すシールが貼られていて、BIOSが E7 v2 用と E7 v3 および E7 v4 用で異なることから、まず Intel Xeon E7 v2 は利用できないと思われる状態でした。
現状で Intel Xeon E7 v2 プロセッサで構成したい場合には、BIOSのバージョンをダウングレードして v2 用のものにする必要があると思われます。
リビジョンも 2.02 まで上がっている
今回のソケットには PRE-PRODUCTION PROTOTYPE の記載はなかった
4つのソケットが並ぶ見慣れた光景だがピン曲がりの影響を考えると頭が痛い
今回は最初から Intel Xeon E7 v2 は使用できない可能性が濃厚だったので、最初から Intel Xeon E7 v4 のES品である QHZJ を4個実装しました。
搭載したCPUは INTEL CONFIDENTIAL QHZJ 1.90 である
CPUの冷却に使用するヒートシンクは Narrow ILM 用の SNK-P0048PS となる
ヒートシンクを各CPUに搭載した
(8)メモリスロット
本機には最大で32本のDIMMを搭載することが出来ますが、4048B-TRFTとは異なりマザーボードに直付けになっています。そのため、CPUとしては DDR4 に対応したものを使うことも可能ですが、その場合には最初から DDR4 に対応したモデルを購入する必要があります。
DIMMスロットを特定できるようにシルク印刷がある
メモリコントローラである Jordan Creek II にはヒートシンクが取り付けられる
メモリ用のVRMにもヒートシンクが取り付けられている
DIMMは前回に引き続き SAMSUNG製の 16GB である M393B2K70CM0-YF8 を使用した
さて、この機種のマザーボードレイアウトと実際に筐体に組み込まれた状態を最初に見たときに、不安を覚えるところがありました。
それは「一部のDIMMスロットは物理的にフレームに干渉するから、ラッチを開けないんじゃないのか?」「ということは、まさかDIMMの増設・交換に本体内蔵のファンの取り外しが発生するのか?」という懸念でした。
他にもDIMMのラッチが開けないように思える場所が複数存在する
背面パネル側とてラッチが開けなさそうなのは例外ではない
このような部分のDIMMスロットでは片方のラッチを開くことができないため、DIMMの実装の際には片方のラッチのみを開いて、ラッチの開かない側にDIMMを滑り込ませてから、ラッチを閉じるといった手法で実装します。
背面パネル側も同様の方法を駆使することでDIMMを問題なく実装可能
(9)チップセットとPOSTコードLED
8048B-TR3FはチップセットとしてIntel C602J(Patsburg)がマザーボード上に実装されており、前世代の Intel 7500 チップセットの時に見られたような IOH は廃止されています。
また、4048B-TRFT には存在していたPOSTの進行状況をコード番号で表示するLEDが本機には存在しないことから、求められている稼動時の厳格性の違いを感じ取れます。
(10)ディスプレイコントローラとネットワークコントローラ
本機はマザーボード1枚の上に全てのインターフェースおよびコントローラチップが搭載されています。
ディスプレイコントローラは管理コントローラである ASPEED 社の AST2400 に内包されています。
ネットワークコントローラとして、8048-TR3Fには 1GbE が搭載されていますが、10GbEを搭載した 8048B-C0R3FT というモデルも存在しています。
なお、リモート管理用のネットワークポートも存在しますが、こちらはディスプレイコントローラでもある ASPEED AST2400 に接続されています。
1GbEのネットワークコントローラ Intel i350 にはヒートシンクが取り付けられている
管理コントローラ・グラフィックメモリ・ネットワークコントローラがまとまって配置されている
(11)PCI Expressスロット
8048B-TR3Fには全部で4本のPCI Expressスロットが用意され、PCI Express は 3.0(Gen3) がサポートされています。
それぞれ、
拡張カードの固定はラッチのみで行えるが滑り止めがないのでネジ止めをしたほうが安心
(12)その他のマザーボード上のインターフェース
8048B-TR3FのマザーボードにはSATAインターフェースに加えて、内部接続用のUSBポートも用意されています。
また、本機のCMOSクリアは一般的なジャンパではなく、マイナスドライバーなどを使って短絡するパッド方式となっています。
内部の電源ケーブルは一部を加工してグラフィックカード用の6ピン補助電源を作成
この機種もCMOSクリアはパッド方式が採用されている
搭載されているのは AMI BIOS である
プログラマブルI/O Lattice LCMXO1200C-4FTN256C
オンボードで搭載されているUSBコネクタ
PCI Express Gen 2/3 & QPIクロックジェネレータ IDT ICS932SQ420DGLF
とりあえずBIOSセットアップメニューに入ることはできた
搭載したCPUも全て認識されているが・・・・稼動時にピン曲がりの影響が出ないことを祈るのみ
夏コミが終了した直後に「電源が入らない」とか「画面が表示されない」とか「POSTが途中で止まる」ことが判明したら、そこから先の数か月は無気力状態になってしまうことは間違いなかったこともあり、こうして BIOS セットアップメニューまで到達できたのは、非常に運が良かったと思われます。
とはいえ、現時点では「電源が入っただけ」に近い状態でしかないため、次回の夏コミに出る予定の SV Magazine Release 40 では、拡張機器の搭載レポートやOSの稼動実験を行う予定です。どうぞご期待ください。