From LongTimeRiders YahGo!Go!! First Up Load 010720

ハンドルポジション変更
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(ノーマルブラケット+自作延長ブラケット+A-bigハンドル絞りキット)

K1200RSのハンドルポジションを変更しました。
ただしこのレポートでも決定ではなく現在進行形です。
ポジションというものはその一瞬一瞬でも変わってくるものです。
朝はポジションがシックリするなと思っていても
夕方なぜか肩こりがするな・・と思えば
そのポジションは合ってないということかもしれません。
K1200RSのポジションはノーマルブラケットでも
前下から後上に細かく5段階に調整可能です。
しかし手前に来たのはいいけどもう少しアップできないか?
絞り角を絞れないかなど試行錯誤を重ねてきました。
ハンドルが調整できるといっても
ブラケットのハンドル取り付け座面は変わらないので
自由自在ということではないのです。
(自由さではドカのようなクリップオンタイプが1番。)

ノーマルや社外品のブラケットを使用した際のポジショニングデータ


ノーマルブラケット
↑このように5段階で前後(同時に下から上)に移動できます。↑
↑ノーマルブラケットにはダウンタイプとアップタイプがあります。↑
オリジナルはダウンタイプです。
2000年からは最初に
アップとダウンが
選べるようになりました。
オプションとして1999年に
発売されたアップタイプです。
新型K1200RSは こちらが
オリジナルとなっています。
社外パ(ブラケット)

ササキスポーツ製のブラケット。

ノーマルタイプの座面をそのまま延長した形です。
ササキブラケットで残念なのは回り止めのネジが切ってないところ。
本来はここにピンが入っていてピンとトップブリッジの
ネジ穴のクリアランス差で3度の範囲で絞り角が調整できるようになってます。
しかしピンだと下で紹介しているハンドルアップスペーサーが使えません。
このネジ穴は自分で加工しました。
(ポジション変更パーツ)
A-big製のハンドル絞りキット。
ハンドルの絞り角が広すぎる、と
常々思っていましたので
これはいいなと思って購入しました。
6度、9度、12度の3段階に調整可能です。
しかしハンドル座面が斜めなので
ハンドルを絞ると
同時に垂れ角をなくしてしまいます。
いわゆる”鬼ハン”になってしまいます。
絞りすぎはきついものがあります。

A-big製のハンドルアップスペーサー。

本来はアップタイプブラケット用らしく上面が平面でした。
斜めに自分で削りました。
削らないとノーマルブラケットでは
 取り付けできません。
削り込んでノーマルブラケットでも
 取り付けれるようにしました。

自作の延長ブラケット

どのブラケットも延長可能だが現状ではノーマル(ダウン)しか取り付けできません。
他のブラケットではワイヤー、ホース類の長さが足りなくなります。

ノーマルブラケットの取り付け部分の形に削ってあります。
ノーマルブラケットではこの位置でしか取り付けができません。
つまり微調整が不可能です。

ササキブラケットに取り付ける場合。
調整はできるのだが実際には取り付け不可能です。
ワイヤーやホースの長さが足りなくなってしまいます。


ポジショニングデータベース
ノーマルで取り付けは1番手前を基準にしています。
ノーマルブラケット
基準位置としてください。
インナーチューブはアップスペーサー用に
10mm引き出してあります。
0mm手前、0mmアップ
調整可能(前下方向)
ノーマルブラケット+アップスペーサー
3mm手前、8mmアップ
調整可能(前下方向)
ササキブラケット
13mm手前、13mmアップ
調整可能(前下方向)
ササキブラケット+アップスペーサー
ササキブラケットを加工しないと
この仕様はできません。
ピンを抜きネジ穴を切ります。
16mm手前、22mmアップ
調整可能(前下方向)
アップブラケット
20mm手前、30mmアップ

調整可能(前下方向)
アップブラケット+アップスペーサー
24mm手前、38mmアップ
調整可能(前下方向)
ノーマルブラケット
+自作延長ブラケット

36mm手前、41mmアップ
調整不可能
ノーマルブラケット
+自作延長ブラケット

+アップスペーサー

42mm手前、48mmアップ
調整不可能

ポジションが合わないと思われている方は
このデータベースを活用して
自分自身にあったポジションを探してください。
(自分も試行錯誤中です。)
ポイントとしてはやはりある程度走り込むことが大事です。
跨った感じではしっくりこないと思っても
走っているうちにしっくりくることもあります。
またその逆もあります。
これはテレレバーを採用しているにもかかわらず
アンチスクワットアンチチルト
を採用していないことに原因があると思われます。
(アンチスクワットについて)(アンチチルトについて)
サスペンションの動きに常に腕が動かされているのです。
だから跨っただけではポジションを見つけにくいのです。
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