「 い つ か ま た 会 お う 」
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「水鏡綺譚」完結記念画像。
むしろ感謝画像?もう本当に、感謝しても仕切れません。
完結の日を夢見ながら、頭の何処かで「終わる事のない物語」だと思っていたのです。
復刊ドットコム様、青林工藝社様、
そして何より、近藤ようこ先生に心からの感謝を。
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何でこんなに好きなのか。
その実上手く説明が出来ません。
世界、とか、空気とか。
私は主に近藤さんの中世物のFANなのですが、
その時代の空気とか、生活臭とかが好きなのかもしれません。
どこまでも腹ぺこな二人とか(笑)>こだわり。
なので日本霊異記とか、その辺りがお好きな方にはお勧めです。
何気に水鏡綺譚の(自分内)名台詞は、
「だから村のやつらはきらいだ。
おくびょうなくせに自分勝手で小ずるい」
だったりするのですが。因みに書き下ろしの最終話の中では
(狼だ)
(まるでおれを呼んでいるみたいだ)
(このままいってしまおうか)
(そしておれはまた狼の群にもどるんだ)
だったりします。あと表情の豊かさ。
女性キャラ・男性キャラ問わず、はっとした美しさがあるのです。
伏し目がちの時とか堪りません…!
目がね、良いのです。鼻筋とか、おでことか。
でもやっぱり何が好きって内容なんですがね。
出会えた事に感謝します。
【思い出話】
……なのでお暇な方だけ(汗)
私と「水鏡綺譚」との出会いは図書館でした。
タイトルに惹かれ借り出し、読後は虜に。
これは手元に置いとかねば!
駄菓子菓子、既に市場からは姿を消していました(泣)
その後の私の行動といえば、図書館から何度も借り直し(迷惑)、
古本屋を彷徨い歩く日々(そらもう旅行先ですら)。
そして高校時代、古本屋で下巻のみGET。
何故下巻だけ……!(T□T)
しかも棚にすら入ってませんでした。
どっかにばらけて上巻が置いてあるんじゃないかと必死の探索。
見 付 か ら な い 。
想いは積もるばかりです。
そして長き探索の日々を打つ切ったのはネットの存在でした。
つーてもオークションに出てたわけでもなく(アラート機能も使ったのに…!)、
ネットで個人の古本屋さんを営んでる方の所で見付けたのです。
その時の歓びと言ったらもう!
びば!ビバビバ!ありがとう○○様!
これだからネットはやめられねえぜ!>ネットジャンキーの言い訳。
いやもうほんと、嬉しかったです。見付けた時は奇声を上げたもの。
やはり人間、諦めちゃいけませんね!
復刊ドットコム様のおかげで完結もしたし。
……因みに私がそれでも復刊ドットコム様に登録していたのは、
たくさんの方に読んで欲しかったからです。
未完だと人に勧めにくいしな。
……いやそれでも未だに一人しか貸してないんだけど(汗)
む、むずかしいよー>貸す相手が。
貸された友人曰く。
「本当に何でもない物語なんだねえ」
そうなの!そこが良いの!そこが好きなの!
やはり冷静な分人様は的確です(笑)
そんな訳で皆様。機会があったら是非。
参考までに復刊ドットコム様の水鏡綺譚頁のアドレスをば。
↓
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4558
勿論本屋さんでも置いてありますヨー。ネットでも購入出来ますヨー。
柚木の知人に関しては貸し出しますヨー
読んで下さい(笑)
04/11/01