東京発路線バス乗り継ぎの旅・北行(2)

第5回 土浦駅〜佐原駅  2005年10月

番号 乗車 発時刻 着時刻 降車 運行会社 系統 始発 行先 乗車時間 運賃 景観 狭隘
12 土浦駅 14:40 15:35 江戸崎 JRバス関東  ─  ─ 江戸崎 55分 810
13 江戸崎 16:10 17:06 佐原駅 桜東バス  ─  ─ 佐原駅 56分 320

土浦駅

12 土浦駅→江戸崎(JRバス関東)

 【主な経由地・車窓等】
 国道125号・霞ヶ浦・木原・美浦トレセン・県道49号
 阿見から木原にかけて,左手遠方に霞ヶ浦が見える.江戸崎はバス駅.
 【運転本数】
  毎時1本

江戸崎バス駅

小野川




江戸崎

13 江戸崎→佐原駅(桜東バス)

 【主な経由地・車窓等】
 信太古渡・国道125号・阿波・常陸幸田・新利根川・新水郷大橋
 60分の乗車で¥320は激安.なんと初乗りは¥50.シートも背もたれが高く,ドリンクホルダーが付いていた.しかし案内放送が一切ない.吹上〜信太古渡間でわずかながら狭隘路を通る.常陸幸田の営業所を過ぎると,広々とした新利根川沿いを行く.
 【運転本数】
  1日5本

佐倉河岸付近の狭隘路

新利根川沿いを行く



第6回 佐原駅〜旭駅  2005年12月

番号 乗車 発時刻 着時刻 降車 運行会社 系統 始発 行先 乗車時間 運賃 景観 狭隘
14 佐原駅 12:32 13:05 小見川駅 千葉交通  ─ 粉名口車庫 小見川駅 33分 460
15 小見川駅 15:00 15:35 旭駅 千葉交通  ─  ─ 旭農高 35分 700

佐原駅に進入

14 佐原駅→小見川駅(千葉交通)

 【主な経由地・車窓等】
 国道356号・大倉・水郷駅
 佐原から潮来・鉾田を経て水戸に向かうつもりだったが,千葉交通で銚子に抜けられることを知り,急遽計画を変更して小見川行きに乗る.
 国道沿いに民家が張り付き視界はよくないが,所々広大な水郷地帯を見渡せる.
 【運転本数】
  1日3本(他に神里経由1日4本)

小見川駅前商店街




小見川駅

15 小見川駅→旭駅(千葉交通)

 【主な経由地・車窓等】
 県道28号・府馬・干潟役場
 見渡す限りの平原から丘陵地帯を越え,再び九十九里の広大な平野に下りる.のどかな好景観路線.始発から終点まで乗客は他になし.旭駅は駅前の商店を中心に昭和の雰囲気が漂う.
 【運転本数】
  1日9本(土日祭日7本)

旭駅前の商店



第7回 旭駅〜水戸駅  2006年3月

番号 乗車 発時刻 着時刻 降車 運行会社 系統 始発 行先 乗車時間 運賃 景観 狭隘
16 旭駅 11:00 11:48 銚子駅 千葉交通  ─  ─ 双葉町 48分 680
17 銚子駅 12:00 13:32 鹿島BT 関東鉄道  ─  ─ 鹿島神宮駅 92分 1360
18 鹿島BT 14:11 14:32 潮来 関鉄観光  ─  ─ 香取 21分 470
19 潮来 14:58 16:08 鉾田駅 関鉄グリーン  ─ 潮来車庫 鉾田駅 70分 1140
20 鉾田駅 16:52 18:13 水戸駅 関鉄グリーン  ─  ─ 水戸駅 81分 1190

旭駅

16 旭駅→銚子駅(千葉交通)

 【主な経由地・車窓等】
 県道71・210・122・30号・飯岡・国道126号
 飯岡市街からわずかながら海が見える.飯岡灯台入口を過ぎると丘陵地帯に入り,風車群を横目にアップダウンを繰り返す.
 【運転本数】1日10本(土休日5本)

飯岡灯台付近

風車群




銚子駅

17 銚子駅→鹿島バスターミナル
           (関東鉄道バス)

 【主な経由地・車窓等】
 銚子大橋・県道117号・柳川・県道240号・国道124号・神栖町役場
 「海岸線」と呼ばれる路線だが海は全く見えない.関鉄独特の後部ロングシートに木の床の車両.銚子大橋を渡ると狭い2車線道をひたすら北上する.所々狭隘部も残る.前半は殺風景な原野が続く.植松〜知手入口は自由乗降区間.後半は工業地帯の中の広い国道を行く.
 【運転本数】1日8本(土休日4本).他に利根川線が1日4本(土休日3本)

関鉄名物,後部ロングシートと木の床

銚子大橋より利根川

波崎町の原野

神栖の工業地帯




鹿島BT 方向幕を変えずに入線

18 鹿島バスターミナル→潮来
           (関鉄観光バス)

 【主な経由地・車窓等】
 国道51号・神宮橋・県道5号
 鹿島神宮の台地を下ると,広大な北浦を神宮橋で渡る.
 【運転本数】香取(佐原)行1日4本.潮来車庫止1日4本

神宮橋より北浦

潮来

潮来




潮来

19 潮来→鉾田駅(関鉄グリーンバス)

 【主な経由地・車窓等】
 県道5号・国道355号・麻生・県道2号・繁昌
 霞ヶ浦を左手に北上.麻生から内陸に入り丘を越える.乗客は全線1人のみ.早着のため所々で時間調整.繁昌から先は県道を離れ,風光明媚な北浦湖畔の狭隘路を行く.狭隘区間の東内宿〜新河岸は自由乗降となる.後半は特に趣き深い.絶景路線.
 【運転本数】1日5本(土休日3本)

霞ヶ浦

北浦

繁昌以北の狭隘路を行く

繁昌以北の狭隘路を行く




鉾田駅

20 鉾田駅→水戸駅(関鉄グリーンバス)

 【主な経由地・車窓等】
 県道110・50号・海老沢・県道16号・奥ノ谷・県道50号・県庁・偕楽園・大工町
 鉾田駅前は,古い駅舎を中心にレトロな雰囲気が漂う.前半は夕暮れの平原を,後半は水戸市街を行く.宵の水戸駅に到着.ようやくこの旅もここで一区切り.東京駅より,乗車時間13時間53分.運賃¥11,610.
   【運転本数】大和田経由と合わせて毎時1本

夕暮れ迫る