DIARY

9月23日(水) “最終日”
 明日、明後日が、休みにできていれば、9連休となっていたところだけど、カレンダー通りの出勤なので、今日が連休最終日。

 今日は、横浜〜渋谷〜原宿を巡る。横浜の二つの百貨店では、どちらも催事場で、物産展をやっていて、大変な盛況ぶりだった。たしかに、おいしそうだった。

 ある百貨店で、漆の器を眺めていたら、店員さんがやってきて、お椀ですか?と言う。「ええ。まあ。」と言うと、「これが、よく売れています。こっちのも、同じデザインで、サイズ違いで、よく売れていますよ。さっきも、売れました。」などと言ってきた。まったく、ナンセンスな接客で、がっかり。

 百貨店不振の原因って、こういうところにあるんじゃないかな?私は、気に入るものがあるかどうか眺めていただけで、売れ筋を知りたいなんて、これっぽっちも思っていないのに、売れ筋はこれですと言われても、だから何なんですか?としか言いようが無い。結局、気に入るのが無かったのだけど、よく見ると、売れ筋ばかり集めたような品揃えで、品揃えとしても、いまひとつ。死に筋をどんどん排除すると、確かに売れ筋だけが残るのかもしれないが、そうすると、どこへ行っても、同じものしかなくなって、百貨店の魅力が無くなっていく。

 そういうちょっと不快な思いをした後、横浜そごうの「日本のかたち 美しいめし碗展」へ 。こちらは、売れ筋とか、死に筋とかにとらわれない品揃えで、じっくりと手にとって見る。

 その後、渋谷に出て、Zakkaまで歩き、井山三希子さんの展覧会へ。実は、この前の土曜日にも、Zakkaには来て、その時は、展覧会前だったのだけど、すでに展覧会用の器が並べられてあって、遠目に見てしまったから、気になってしまったのだ。いろいろ見て、悩んで、結局、耐熱の四角い大きめの皿を購入。大きさも、ほどよく、耐熱だからグラタン皿としても使えるけど、思った以上に、いろいろ何でも皿として使えそう。今日の夜ご飯のおかずでも、早速使ってみたけど、いい感じ。


9月22日(火) “仙台”
 20日から、2泊で仙台へ行ってきた。嫁のピアノのお師匠のご自宅へ、いわば表敬訪問。ただし、ご自宅へ泊まらせていただき、さらに、いろいろおいしいものをご馳走になるという大変なお世話になりっぷり。

 高速道路は、かなり混むだろうということで、新幹線で仙台へ。高速料金1000円への値下げで、私としては、逆に高速道路が使いにくくなってしまった。

 仙台も、道がとても混んでいて、特に、仙台城址への入り口の渋滞が凄かった。もちろん、ほとんどが他県ナンバー。新幹線で交通費の出費は大きかったのだが、あれを見ると新幹線でよかったと思う。

 滞在中は、近所の遊園地へ行ったり、動物園へ行ったり。遊園地は、ベニーランドという遊園地へ行ったのだが、うちの娘でも、楽しめるアトラクションが多数あり、かなり楽しめたようだ。メリーゴーランドなんて、終わって降りると、「もう1回乗る〜!!」と号泣。それで3連続で乗ることに・・・。

 トランポリンもあって、1回3分なのだけど、娘と一緒に3分間も飛び続けると、もう足が攣る寸前。で、終わったら、「もう1回やる〜!!」とやはり号泣。嫁にバトンタッチして、再度、トランポリンをやっていた。まあ、こんな具合だから、次のアトラクションへ移動するのが大変だった。

 我が家の近所には、こういう小さい子供でも楽しめる遊園地が無いので、こういうところが、あるといいなあ。それに、食べ物が、地方価格で安かったりする。ラーメンやカレーで500円、ソフトクリームが200円、というのは東京の感覚からすると、結構安い。

 家に帰って、夜ご飯は、やはり羽釜で炊いたご飯。仙台滞在中は、豪華な食事ばかりご馳走になったのだけど、おいしいご飯と粗食を食べると、ほっとする。おかずが無くても、満足できるので、こういう疲れた日も、大助かり。


9月19日(土) “連休スタート”
 今日から5連休。いつの間にかシルバーウィークと名が付いているらしい。

 おととい、昨日と、早く帰宅できたので、おととい、昨日、今日と三夜連続で羽釜でご飯を炊いた。実験的に、炊飯時間を少し変えてみたり、火加減を変えてみたりしているので、毎度、炊き上がりはちょっと違う。でも、やはり、おいしい。高性能なIH炊飯器と比べると、僅かな差に思えるのだけど、それでも、やっぱり羽釜の方がおいしい。だから、羽釜で炊くと、毎回おかわりしてしまう。でも、おかずは、ちょっとでいい。ご飯を楽しみたいから、粗食で十分満足。



 さて、今日は二子玉川、南青山、原宿、渋谷と巡った。南青山のうつわ楓で、堀仁憲さんの展覧会をやっていた。堀さんの展覧会は、初めて見たのだけど、欲しいのがたくさんあって、悩ましかった。悩んだ末、湯呑みと、耐熱のグラタン皿を購入。


9月13日(日) “羽釜”
 昨日、羽釜を買った。ご飯を炊く、あの羽釜である。羽釜もいろいろあるけど、私が買ったのは、釜定という南部鉄器のもの。ご飯をガスで炊く道具としては、文化鍋とか土鍋とか羽釜とか、いろいろあるけど、羽釜は、その中でも、いかにもおいしそうに見えるという点で、ご飯焚きのビジュアル系だ。

 早速、昨日の夜、ご飯を炊いてみた。蒸らしも終えて木の蓋を取るとき、ちょっとドキドキしたけど、きちんと炊けていた。ただ、少し硬かった。お米と水の量を同量にしたからだった。後で調べると、水は、お米の約1.1倍がよろしいとのこと。でも、少し硬かったけど、それでも、おいしかった。

 今日は、早速、お昼も羽釜でご飯を炊いた。今度は、きちんと水の量はお米の1.1倍。炊飯前の浸水はゼロだったけど、ふっくらと炊き上がった。昨日より、いい出来。でも、逆に少し水っぽさがあるような・・・。それでも、すごくおいしくて、普段は、2合炊いても少し残るのに、全部食べきってしまった。おかず無しで、ご飯だけでも、パクパク食べられてしまう。梅干一つでもあれば、もう最高。

 夜も、またチャレンジ。今度は、ご炊飯前にしっかり浸水して、炊飯開始。沸騰した後、弱火で10分炊いて、火と止める前に10秒ほど、強火にしてみた。これで、蒸らしの時に水気が飛ぶとのこと。さて、今度は・・・。つやつやで、ふっくら。それでいて、一粒一粒がしっかりとしている。水加減も絶妙。おいしい。食べるペースが、いつもより速くなってしまうし、歯止めも利かない。おかずがなくても、ついついおかわりしてしまう。これは、はっきり言ってダイエットの敵かもしれない。でも、これを知ってしまうとやめられない。

 我が家のいつもの炊飯道具は、電気釜だった。5〜6年前ぐらいに購入したIHのもので、最上位機種より、ひとつ下のランクのもの。結構高かったし、それなりにはおいしかった。でも、やっぱり、羽釜でガスで炊いたご飯には、かなわないらしい。電気釜が普及する前の昔の人たちは、毎日、こんなにおいしいご飯を食べていたのか・・・。一体、今と昔と、どっちが豊かなんだろうかと考えさせられるものがある。ちょっとの便利さと引き換えに、こんなにおいしいご飯を知らずに過ごしてしまうのは、なんと勿体ないことか。


9月12日(土) “トトロ”
 この前、レンタル屋さんで、となりのトトロのDVDを娘用に借りてみた。大好きらしい。何度も何度も見るという。すぐに、セリフも覚えてしまって、先取りして、セリフを喋っている。

 1週間の返却期限が過ぎても、トトロどこかな?トトロ見る?トトロ見る〜!トトロ見るー!!(号涙)。ということで、仕方ないので、トトロのDVDを買った。

 崖の上のポニョはどうだろうか?ということで、これも借りてみた。どうやら、トトロの方が好きらしい。ということで、ポニョは買うことにはならなそう。この頃、TVは、いつもトトロ漬けだ。


←先月のDIARY TOP PAGE→