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耐久レース

グランドチャンピオン決定戦も終わり、一息ついたのもつかの間。
選抜レース終盤戦に告知のあった、
「1時間耐久レース」が行われます!

当初、1人で1時間走行させる予定でしたが、ドライバーの負担や参加選手の人数の関係もあり2人1組で行う事になりました。
なお、この耐久レースのもようは
チームきのぱんのHPでもわかやみさんが写真付きでレポートしているので、そちらでもお楽しみください。

さて、いよいよ耐久レースの開始です。
僕のパートナーは、もちろんチームメイトのアツシ君。
スペック1のグランドチャンピオンと、選抜レースで安定した成績を残しグランドチャンピオン決定戦でも3位になった僕とのコンビで優勝を狙います。
他の有力チームですが、まずはスペック2クラスグランドチャンピオン<キング亀田選手>&高橋さんのチーム。
この2人は、ヨンサン選手権に第1回から参加しているので、非常にコースに慣れています。

次に、SAITOU選手&井戸川選手のチーム。
大王いわく、「耐久のスペシャリスト」ということです。
グランドチャンピオン決定戦を落としているだけに、耐久は負けられないと気合十分です。
そして、ヨンサン選手権で仲良くなった、たーつぁん選手とわかやみ選手のチーム。
この2人も選抜レース終盤からタイムも順位も安定してきているだけに強敵です。
さらに、ヨンサン選手権には出場しなかったものの、その圧倒的なテクニックで参加者を驚愕させた脇選手と中ム・ラウダ選手のチーム。
佐山選手&杉山選手のチームはキャリアが浅い上に、当日が初対面の急造チームなので苦戦が予想されます。

なんと!特別エントリーとして
<チーム エポック>も参戦決定!
影での特訓の成果が見せられるでしょうか。
若手エースドライバー有馬選手の走りに期待です。

この耐久レースですが、簡単にレギュレーションを説明します。

マシン スペック2(新品)をレンタル。
純正オプションの組換えのみOK。
タイヤ&クリアボディの装着可能。

予選1分間のタイムアタック。
1周のベストラップにより、順位決定。
グリッド&一回目の立ち位置が決まります。

ドライバーはピットイン(バッテリー充電)ごとに交代。
ヨンサンでは立ち位置が非常に重要になります。
立ち位置は走行中に変えることは出来ません。
ピットインしてドライバーチェンジしたときに限り立ち位置を変更できます。

タイヤが外れた場合自力でピットに戻ってからタイヤを取り付けること。
ピットに戻れない場合、1周ペナルティすることにより、ピットに戻せる。

参考データです。ヨンサンは
2分30秒充電(シングルチャージ) 約5分走行
5分充電(ダブルチャージ) 約9分走行

大体こんな感じです。

さて、マシンが渡されました。
ここからが勝負です。
僕達はマシンが新品なため、バッテリーが活性化してないと判断し最低限のマシンセットをさっと終わらせると、即充電しました。
まず、僕が走行、続いてアツシ。
バッテリーがたれてきたらすぐ充電を繰り返しました。
走った感じ、マシンの状態はなかなかよいようです。

どのマシンも新品でイコールコンディションのはずなのですが、どうも性能にばらつきがあるようです。
そんななか、僕達のマシンはまずまずだったと思います。

各チームがさまざまな作戦を考える中、予選開始です。
予選一回目は僕が走ります。
1分間という短い中なかなか調子のよい僕は11秒28のタイムがでました。
他の選手が11秒の中盤から後半を出しているのでかなり速いタイムといえます。
各選手が苦戦する中、予想以上のタイムを出してきたチームが2チームいます。
まず、佐山さんです。
佐山さんは自分のマシンでは11秒4がベストタイムだったのですが、ここにきて11秒3の自己ベストを更新!
もう1チームは<チームエポック>です。
エースの有馬さんが11秒3を出す快走。
予選中は大歓声があがりました。注目度抜群です!
マシンの調子もよいようですね。
注目のキング亀田さんや脇さんはマシンの調子が今一つのせいかタイムが伸び悩みました。

予選の結果、僕のチームは3位を獲得しました。
しかも、僕&アツシのベストの立ち位置の「2番」もゲットする事が出来、ちゃくちゃくと優勝へ向け準備が整ってきました。
2位にはSAITOU選手のチームが11秒27と100分の1秒差、4位以降の中盤グループには、たーつぁんチーム、チームエポック、佐山さんチームがつけています。

さあ、いよいよ10チームで1時間のレースがはじまります。
10台のマシンがグリッドに並びいよいよスタートです!
オープニングラップで飛び出したのは、予選2番手スタートのSAITOIU選手!
ほとんど差がなく、僕のGTーRが続きます。
耐久とはいえスプリントレースさながらの激しい走りが展開されます。
トップも抜きつぬかれつで、お互い意地と意地がぶつかり合います。

トップ2台に続くのはなんと!
苦戦が予想された佐山選手のチーム!
マシンの調子がよいようで、トップスピードが相当速いです。
続いて、たーつあん選手のチームのbB。
走行特性と、目立ちたいからとの理由であえてbBを選んだようです。
このチームもなにか作戦があるようです。
5番手につけたのは、なんと!<チームエポック>のRX−7!
RX−7は一回りボディが大きいため非常に存在感があります。

マシンの調子が上がらないため下位に低迷していますが、スペシャルウエポンを投入しているチームがありました!
それは、大王&高橋さんのチームです。
ドライバーとピットの作業をスムーズにするために<トランシーバー>を持ちこんでいました。
購入してから2年目にしてようやく日の目を見たとのことでした。(笑)

レース開始から5分が経ったところで、まず僕達のチームが動きました。
この時点でトップを走っていたのですが、1番手にピットに入ります。
まだ十分に走行は可能だったのですが、この時点でピットに入ったのには秘策があったからなのです!

僕達のチームは2番という僕&アツシにとってベストの立ち位置でスタートする事が出来ました。
立ち位置は非常に重要で長丁場になれば当然、不利な立ち位置での走行は大きなロスになってしまいます。
そこで、僕達は速めにピットインをして2パック目もベストの立ち位置を取る作戦にでたのです。

当然その間にトップはSAITOUチームに変わります。
そして、6分がすぎると他のチームもピットインをし始めました。
マシンの調子のよい佐山チームは最後までねばったようで、ここで、一時トップに立ちました。
しかし、早めにピットインしたわがチームが2分30秒の充電を終えコースに復帰!
後で気がついたのですが、ピットインをしたときに、ピットエリアから近いところの充電器を利用すればよいのに、普段の癖でぐるりと一周回ったふだん使っている充電器を使って若干ロスをしていました。
これは、2回目のピットインから修正する予定です。
それでも、作戦は的中で2番の立ち位置に戻れた上にコース上は無人。
完全にフリーな状態で走行できます。
早めにピットしたおくれをあっという間に取り戻しここで、またトップに立ちます。
2番の立ち位置をキープするアツシ選手(黒
2パック目はアツシ選手です。
グランドチャンピオンを獲得した安定感のある走りでトップを守ります。
無難に5分30秒走った後ピットイン。
この時点で上位はうちと、SAITOUチームその後に、たーつぁん&わかやみさんチーム、佐山さん&杉山チーム、チームエポックが続いているようです。
特にチームエポックのRX−7はあたりマシンのようで直線がえらい速いです。
2回目にピットインをしているとさすがに2番の立ち位置は取られてしまいました。
しかし、充電開始から1分30秒程度経ったときに、3番の立ち位置が空いたため少し早いのですが充電を止めコースインをしました。

さて他のチームの状況ですが、活躍が期待された脇&ラウダさんチームですが、マシンのタイヤが外れる癖がついてしまったようでクラッシュのたびにタイヤが外れてしまいます。
背の高い脇さんが大慌てで走りまわっていてとても大変そうでした。
つぎに、前半調子のよかった佐山&杉山チームですが、ピットインのタイミングが悪かったようで、良い立ち位置がまったく取れません。
しかたなく最終コーナーの前の立ち位置を使っていたのですがクラッシュの連発のようです・・・
トップ争いをしているSAITOUチームは一回の走行を引っ張ってピット回数を減らす作戦のようです。

僕のチームは比較的バッテリーに余裕のあるピットインをしているのでパワーはあるのですが、バッテリーが少なくなってきてスピードが落ちたマシンに引っかかってタイムを上げる事が出来ません。
途中までピットのタイミングが違っていたので、順位は抜きつぬかれつだったのですが、レース終盤にSAITOU&井戸川さんのチームに抜かれてしまい、ピットのタイミング分負けている状態になってしまいました。

レース終盤になって、ラップタイムを上げる作戦に無理があると判断した僕は、バッテリーを抑え1回で走る周回数を増やす耐久作戦を実行しました。
これは、出来る限りアクセルを握らず、バッテリーを温存する作戦です。
この作戦は見事に的中。
中盤の無駄をずいぶん取り戻す事が出来ました。
しかし、ここで致命的なトラブルが発生!
ピット直前で痛恨のリアタイヤ外れ。
リアタイヤが外れたため、走行不能と判断した僕は
「1周ペナルティで良いからはやく直して!」
と、すばやい決断。
ロスを最小限に抑えました。

さあ、残すところ時間も13分となりました。
残り時間を考えて、次は6分間〜7分間の走行になりそうです。
トップのSAITOUさんおチームとは2周差。
しかし、ピットインがうちのチームのほうが早かったので、追いつけるはずです。
と、思ったのですが、ここで予期できない展開!
なんと、僕達より遅く入ったはずのSAITOUチームが僕と同じタイミングでピットアウトしていきました。
これでピットのタイミングは同じになったので、完全に2周のビハインドです・・・
こまりました。

この時点で優勝はうちと、SAITOUさんのチームの2チームに絞られました。
残り時間が13分なのであと一回のピットインになりそうです。

最後のアツシ選手の走行時間を考えのこり7分の時点でピットインをします。
この、最後のピットインまでの間になんとかトップに1周差までせまることが出来ました。
そして、最後のピットインです。
残り時間を考え2分で充電を止め、ピットアウト!

後はアツシ選手にすべてまかせます。
1時間も走ってきたのにトップと同一周回での走行が続きます。
ピットアウトのタイミングがよかったおかげで周回数的には同一周回数で並んだのです。
バッテリーはうちのチームにアドバンテージがあるようで、1周ごとに差が詰まります。
なんと言っても、ドライバーは<鉄人アツシ>選手なので。
そんな中、佐山&杉山チームのマシンがステアリングトラブルの為リタイヤしてしまいました。
不利な立ち位置しか取る事が出来ず、クラッシュが多発したためだそうです。

さあ、ラスト1分になりました。
トップのマシンとうちのマシンがテールトゥノーズで走ります。
バッテリーは僕達のチームのほうが有利なようです。
そして、最終ラップ、ついにアツシ選手がSAITOUチームのマシンをパス!
ここでレース終了。
周回数はなんと、209周。
1時間走って1秒差です。

・・・しかし、残念ながら1周ペナルティのある僕達のチームは2位になり、優勝はSAITOUさん井戸川さんのチームが獲得しました。
敗因はピット回数が一回多かった事でしょうか。
さすが耐久のエキスパートと言われるだけはありますね!
後で聞いたのですが、途中からうちのチームに合わせてピットのタイミングを決めたという事でした。
完敗です。

わかやみさん&たーつぁんのチームは4位入賞できたようです。

1時間みなさん本当にお疲れ様でした。
とても、楽しいレースでした。


表彰式

本当は耐久レースの前にグランドチャンピオン戦の表彰式が行われたのですが、ここでまとめて紹介します。
コース上に並べられる賞品の数々!
上位入賞者達は何がもらえるのか非常に楽しみです。
特に賞品がまだわかっていない、スペック2クラス3位以下の選手などはどきどきものです。
賞品の中では特に戦車のRCが注目度が高いようです。
その他、スペック2やマッハ号なども並んでいました。

まず、スペック1クラスから表彰です。
三位に入ったのはわかやみ選手でした。
実はわかやみ選手は<2位になってスペック2をゲット!>というストーリーを考えていたのですが残念ながら3位。
賞品としてスペック1をプレゼントされました。
スペック1マイスターにはやはりスペック1が付いて回るようです。(笑)

そして、スペック1グランドチャンピオンのアツシ選手の順番がやってきました。
入賞者には賞状が渡されているのですがアツシ選手いわく
「グランドチャンピオンなのに、以下同文っていわれたらどうしよう(笑)」
なんてことを言っていました。

賞品はご承知のとうり<F1日本グランプリ観戦チケット(3日とうし券)>です。
アツシ選手は
「グアムはパスポートとかお金がかかりそうだからF1のほうがいいや」
と、いって最初からF1のチケットを狙っていたのでした。
彼女とも、ずいぶん交渉してヨンサンを購入しただけにこの優勝はとてもうれしかったと思います。
表彰状を受け取ったスペック1クラス優勝のアツシ選手

次はスペック2クラスです。
5位から表彰されていきます。
目の前からスペック1やマッハGOが賞品として渡されてゆき、
「よし、戦車はもらった!」
と思ったのですが、3位の僕の賞品は
「スペック2」
でした。
別に戦車がどうしてもほしかったわけではなかったのですが、スペック2はこれで三台目なのでそういう意味では戦車がほしかったです。(笑)
戦車をゲットしたのはレース中に9秒52のスーパーラップをたたき出した猪野選手でした。
5位入賞と共にW受賞になりました。
そして、上位2人にはF1観戦チケットと、今回の目玉賞品の「グアム旅行」がそれぞれプレゼントされました。
入賞した皆さんおめでとうございました。

さあ、今度は耐久レースの表彰です。
耐久レース参加には1000円のエントリーフィーがかかったのですがマシンを新品でレンタルだったのでその分の金額かな?と思っていたのですが、意外や意外上位入賞者にはまたまた豪華賞品を用意してくれました。
その中に僕が選抜レースのときにラオックスで買い物をしているときに見つけた
<エキサイト ピンポン>
がありました。
この、ゲームはCMで使われているのをみてほしいな〜と思っていたところ、エポックが発売していると知り、有馬さんに賞品になりませんか?とひそかにお願いしていたのでした。
しかし、予断は許されませんまだもらえるかわからないのですから。
他にはスペック1やミニカー2台など並んでいました。

しかも、エキサイトピンポンのほかにエキサイトフィッシングもおいてあったのですが、どっちをもらうべきかとかどう分けようかとか悩みは尽きません。
う〜ん贅沢な悩みですね。

賞品は順位順に選ぶことになりました。
最初は優勝したSAITOU&井戸川選手チームからです。
この時僕はレース中よりもどきどきしていました。
しかし、2人が選んだのはスペック1でした!
ここで、僕とアツシは硬い握手をかわします。
まさに大喜びでした。
次に僕達が賞品を受け取る順番になりました。
どっちをもらうかきまっていなかったのですが、ここで思わぬ誤算!
なんと、賞品は1人1つもらえるのです。
これには、僕もアツシも大喜び。
僕がピンポン、アツシがフィッシングとほしいものもちょうど分かれたのでよかったです。
この場にいた人はわかると思いますが、この後ほんとに飛び跳ねて喜んでしまいました。(笑)
4位に入賞したわかやみ選手&たーつぁん選手のチームにはミニカー2台が贈られたもようです。

さらに参加賞は、タイヤの掴み取りという参加者を唖然とさせる賞品を用意していました。
一生分のタイヤが手に入ったのではないでしょうか?
これには参加選手みんな、興奮していました。

表彰を振りかえって、いくらイベントとはいえものすごい大盤振る舞いだなあとつくづく感じてしまいました。

   この日、僕がもらった賞品&表彰状


親睦会

レースの後でエポックさんの好意(粋なはからい?)で、親睦会が行われました。
飲み物(ビール、お茶、ジュース)や食べ物などを用意してもらい参加者でパーティーをしました。
ちなみに、この親睦会だけを楽しみにここまでがんばっていたアツシ選手の彼女は、ビールを三本飲んだようです。
(さらにお土産のビールもGETしたとか。(笑))
さすがに耐久レースまでやっていたので、時間も遅くなっていておなかが減っていたのでみんなすごいよろこびようです!
そのなかで、今後のレースについて意見交換を行い第2回大会以降の参考にしていたようでした。
エポックの方もとりあえずグランドチャンピオン決定戦が無事終了して一安心だと思います。

レースも一段落して、和気あいあいとした雰囲気の中、第1回エポックヨンサン選手権は終了しました。
振りかえると、当初、参加4人ではじまったヨンサン選手権も最終的にはここまで人数が増え、だんだん活気が出てきて楽しいイベントになったと思います。
第2回大会以降、賞品やレーススケジュールはもう少し抑えるとしても(特に賞品はこんな豪華なものはもう不可能でしょう)ヨンサンが長く続いてくれるとよいなあとしみじみ思いました。
10月からは第2回大会が早速始まります。
今度こそヨンサンのタイトルをとれるよう、がんばろうと思います!



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