第3回エポック43選手権
グランドチャンピオン決定戦
オープンクラス参加マシン
オープンクラス
ストッククラスの興奮が冷め遣らないまま、オープンクラスの開始となりました。
過去の選手権の時はオープンクラスは、4セル、ターボ、モーターチューンなどのスピードーアップが勝利の方程式になっていましたが、今回のコースではスピードよりもむしろトータルバランスが重要視されています。
特に重要とされているOPパーツは
「アルミホイール」
「リアスプリング」の2点。
さらに、ホイルベールもロングのものが好まれる傾向にあります。
アルミホイールの有効性は、今回全参加選手が使用したことでもわかると思います。
さらに重要なパーツ「リアスプリング」ですが、標準のスプリングとは比べ物にならないほどマシンが安定します。
曲がる上に、リアのグリップがあがる!とまさに魔法のアイテムです。
トップスピードが上がったわけではないオープンクラスでストッククラス以上の好記録が続発している背景にはこのアイテムの恩恵があるのです。
さて、オープンクラスでも過去のPP獲得タイムを振り返って見ましょう。
第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 |
たーつぁん | 麻婆 | 麻婆 | 麻婆 | クロさん |
6秒31 | 6秒71 | 6秒21 | 6秒24 | 6秒17 |
ストッククラスのときと違い早い段階から好記録が出ています。
しかし、第1戦、第3戦、第4戦の記録はいずれもターボ車です。
しかもオープンクラスはPPを獲得したマシンは1回も優勝していません。
最終戦のクロ選手は別として、他のレースで使用したマシンはターボゆえにベストラップは出せるのですが、安定した走行が出来ないのです。
トータルバランスの重要性がはっきりと出るデータになっていますね。
レギュレーションですが、オープンクラスはその名の通り基本的に自由なクラスなのであえて詳しくは書きません。
しいて言えば4セルが禁止になっている程度です。
このレースもストッククラスと同じように選抜レースの結果によってグループ分けがされました。
Aグループ | マシン | Bグループ | マシン |
麻婆 | (C)AE86(青) | TETSUさん | (C)AE86(アドバンカラー) |
ワッキネンさん | (C)FC3S(赤) | zealさん | (H)インプレッサCG8 |
クロさん | (C)AE86(蛍光黄) | たーつぁん | (H)プジョー206 |
アツシさん | (C)R34GTR(オレンジ) | Wさん | (C)FC3S(ブルーマイカ) |
キャノピーさん | (C)FC3S(キャノカラー) | Sさん | (C)AE86(黄色) |
三十路黄熊さん | (H)ハコスカ |
注目はたーつぁんの自信作!「プジョー206」でしょう。
ヨンサンに搭載する為に相当苦労したようです。
車重増を補う為にターボマシンでの参加になりますが、走行としては不利ですね。
それでもレースに出場する心意気はさすがです!
そしてもう1台、クリアボディの中では間違いなくNO1マシンがこちらです!
AE86 アドバンカラー
このマシンはTETSUさんのマシンです。
TETSUさんのクリアボディのマシンははじめて見ましたが非常に作りが綺麗で脱帽しました。
実車のレースファンとのことで非常にこだわりを感じます。
予選
Aグループ
ここでの注目は、ストッククラスのチャンピオン&コースレコードホルダーのクロ選手です。
本人いわく「5秒台を狙いたい」とWタイトル獲得に向け意欲満々です。
そして、麻婆選手もタイトル奪還へ向け虎視眈々と走ります。
予選終了3分前の時点でクロ選手が6秒29のタイムでトップ。
クロ選手のマシンはストックと同じマシンを使用しているのですが、リアのスプリングを変えただけでこれだけのタイムアップをしています。
続いて2番手につけるのは麻婆選手で6秒33。
3番手には「第1回ヨンサン選手権SPEC1クラスチャンピオン」、当時は鉄人とまで呼ばれたアツシ選手が6秒36のタイムでつけます。
そのほかの選手は、6秒台中盤と言ったところです。
キャノピー選手はプロポの調子が悪いのかマシンの調子が悪いのかはっきりわかりませんが、トップスピードがどうしても伸びない様子です。
今大会非常に苦しんでいます。
そして予選の時間も後わずかになり麻婆選手がバッテリーチャージをして、ラストアタックにかけます。
予選もクライマックス!
最後の最後で意地を見せたい麻婆選手が会心の走りを見せます。
なんとここでコースレコードを塗り替える6秒15のスーパーラップをたたき出します。
レース開始直前までハチロクとR34のどちらのボディにするか迷いましたが良い選択だったようです。
Bグループ
ここでの注目はTETSU選手ですね。
R34以外のマシンでのレース参戦は初めてになるので非常に気になります。
そして、プジョーのボディを使用したたーつぁんですが、スピードは速いもののアンダーステアがひどくまったく曲がらない模様。
なんとか6秒台には入っていますが、苦戦している様子です。
こだわりのハードボディのインプレッサで参加のzeal選手は相変わらず安定した走行を見せ6秒52のタイムを叩きだします。
そんな中ついにあの人が長き沈黙を破り、牙をむき始めました。
その選手は「W選手」です。
W選手はここまでハードボディでの参加でしたが、オープンクラスになりとうとうクリアボディのFC3Sを使用してきました。
もともとマシンの速さに定評がある上に、Mプライベートでのレースでは必ずファイナルに残っている実力者です。
クリアボディを使用したときのタイムには非常に注目が集まっていました。
そんな、W選手がたたき出したタイムは・・・
なんと6秒27!
現在2位のスーパーラップです。
なんとAグループのクロ選手のタイムを0.02秒更新してしまいました。
さすがMプライベートの常連さんですね。
このタイムに火がついたのか、TETSU選手もW選手とまったく同じ6秒27のタイムを叩きだします。
なんとストッククラスチャンピオンのクロ選手は自分の予選が終了してのんきに下でで一服している間に4位までポジションダウンしてしまったのです。
予選の結果&準決勝のグループ分けはこのようになりました。
グリッド | Aグループ | タイム | Bグループ | タイム |
1位 | 麻婆 | 6秒15 | TETSUさん | 6秒27 |
2位 | Wさん | 6秒27 | クロさん | 6秒29 |
3位 | アツシさん | 6秒36 | zealさん | 6秒52 |
4位 | ワッキネンさん | 6秒61 | たーつぁん | 6秒66 |
5位 | Sさん | 6秒73 | キャノピーさん | 6秒78 |
6位 | 三十路黄熊さん | 10秒17 |
なんとキャノピー選手が10番手。
マシンの不調は深刻のようです。
逆にS選手は6秒73とかなりタイムアップを果たすことが出来ました。
アツシ選手は6秒36を出しながらも予選5位と、今回のレベルの高さがうかがえますね。
セミファイナル
Aグループ
予選が終り、ファイナルへ向けての厳しい戦いが始まります。
Aグループは上位3台のベストラップの差はなんと0.2秒!
ほんの少しのミスが命取りになりかねません。
なんとしても上位6位に入る為にきっちりタイムを残す必要があるのです。
そんな中スタート!
ポールスタートの麻婆選手が抜群のスタート!
一気に逃げ切りの体勢に入ります。
2番手につけたのは3番手スタートのアツシ選手。
オープンクラスに入り絶好調だったW選手は痛恨のスタート失敗。
一気に最下位まで落ちてしまいます。
トップとの差は半周以上!
巻き返せるのか???
と、言った所でなんとこのレースも赤旗・・・
麻婆選手ついていない・・・
逆にW選手は九死に一生を得ました。
とはいえ、良くあることです。
気を取り直してスタートです。
2回目のスタート。
またもや抜群のスタートを見せ、しかも混乱も無く綺麗なスタートとなった今回のレースですが、1コーナーの直後にとんでもない事態が発生!
綺麗にスタートしたと思われた麻婆選手がS字コーナーでクラッシュ!
転倒してしまいました。
あまりに意外な出来事に、レースを観戦していたBグループのメンバーはあっけにとられているだけでマシンをなかなか直してくれませんでした。
(とはいえ、ホンノ一瞬の出来事だと思うんですけどね。)
その直後キャノピーさんの素早いマーシャルによりトップから半周遅れでコースに復帰することが出来ました。
オープニングラップを終えて、トップはアツシ選手。
2位にW選手、3位にワッキネン選手ですが、この3台の差はほとんど無く大混戦!
その中をうまく抜けたW選手がトップに立ちます。
ワッキネン選手&アツシ選手が絡んでいるうちに追いついた麻婆選手が一気に2台を抜き去ります。
トップのW選手を追撃に入ります。
その差は約半周。
今回絶好調のW選手の快走は続き、麻婆選手との差はなかなか縮まりません。
それでも、レース終盤ついに1秒差まで追いつきました!
レースは残り5周。
しかし、W選手の集中力は乱れることは無く、ラインもまったく乱れません。
この後3周にわたりプレッシャーをかけ続けましたが、集中力が切れたのは麻婆選手の方でした。
19周目のS字コーナーでスタックしてしまい、勝負あり。
W選手がトップゴールを果たしました。
2位には1秒遅れで麻婆選手が入りました。
Bグループ
続いてはBグループのセミファイナルになります。
このヒートは5台走行の上、どの選手もつわもの揃いのヒートなのでかなりの好記録が期待できそうです。
スタート!
第1コーナーでたーつぁんのプジョー206WRCが出遅れた以外は非常に綺麗なスタートになりました。
上位4台は混戦です。
2周目以降はだんだんばらけてきたようで、トップにTETSU選手、2位のクロ選手は順調にラップを重ねます。
しかし、3番手争いは非常に激しくなってきました。
3位のキャノピー選手のマシンをハードボディのインプレッサWRX zeal選手が激しくプッシュします!
しかしキャノピー選手がまったく隙のない走りを見せ3位を死守。
逆にzeal選手が最終コーナーでフェンスにヒットしてしまい、少し遅れてしまいました。
zeal選手の追撃をかわしたキャノピー選手は逆に2位のクロ選手に猛然と襲いかかります。
しかし順位に変動は無く全車綺麗な走行が続きます。
トップTETSU選手から、3位キャノピー選手までの差は約3秒!
しかし13周目になんとトップのTETSU選手が痛恨の転倒!
一気に3位までポジションダウン。
ここでトップに立ったのはクロ選手。
しかし、キャノピー選手がぴったりとマーク!
その差は1秒ありません。
そのあと約2秒ほど遅れてTETSU選手が追う展開。
レースも終盤に差し掛かりキャノピー選手が猛然とトップのクロ選手に襲いかかります。
そしてクロ選手が周回遅れの処理に手間取っている隙についに念願のトップに立ちます!
しかし!!!!!
トップに立ったのもつかの間、後続のマシンに巻き込まれスピン!
復帰に手こずり、TETSU選手にもパスされてしまいます。
結局その後は順位の変動は無く、1位クロ選手、2位TETSU選手、3位キャノピー選手の順番でゴールしました。
さあ、いったいファイナルに残ったのはどの選手なのか!
注目の結果はこちらです!!!!
順位 | NAME | 20L |
1位 | W | 2’19.250 |
2位 | クロ | 2’19.990 |
3位 | 麻婆 | 2’20.240 |
4位 | TETSU | 2’21.000 |
5位 | キャノピー | 2’22.400 |
6位 | アツシ | 2’25.530 |
以上ファイナル進出 | ||
7位 | zeal | 2’25.840 |
8位 | たーつぁん | 2’31.180 |
9位 | ワッキネン | 2’33.790 |
10位 | S | 2’35.790 |
11位 | 三十路黄熊 | 5’20.770 |
なんと!!!!
ファイナル進出の差はたったの0秒31差です。
zeal選手はこれで、両クラスとも7位でファイナルへ進出できませんでした。
ハードボディで頑張ったzeal選手には脱帽でした。
ファイナルに進出できなかったとはいえ、最強のハードボディ使いであることは間違いないです!
今後ハードボディクラスが出来た時には大活躍をしてくれると確信しています。
更に衝撃は走ります!
ポールポジションを獲得したのはオープンクラス絶好調のW選手です。
W選手はヨンサン選手権ではクリアボディを使用するのが始めてだったのでどのような走りをするのか注目されてきましたが、まさかこのメンバーを相手にポールポジションとは恐れ入りました。
しかし、ファイナルのボーダーラインが2’25.530というのは速すぎますね。
選抜レースでは優勝できるタイムです。
ファイナル(オープンクラスチャンピオン決定戦)
オープンクラスもいよいよファイナルになりました。
ストッククラス同様、2ヒートでの争いになります。
隣の売り場から氷川きよしの「きよしのズンドコ節」が流れてきて 気分は最高潮 なんだかへんな雰囲気ですが、決勝参加者はそれどころではありません。
決勝レースの雰囲気とは思えませんがいよいよスタートになります。
緊張のスタート!
ポールスタートのW選手は綺麗に抜け出しましたが、2番手以降の選手は大混戦!
この選手権中、スタートでのツキに見放されている麻婆選手はここに来てまたも巻き込まれ転倒!
気がついたときにはトップのW選手がもうすぐ後ろまで迫る最下位にまで落ちてしまいました。
さあ、ここで順位を整理してみましょう。
トップを快走するのは、ポールスタートのW選手。
続いて2位に上がってきたのは、なんと3番手スタートのキャノピー選手!
さすが大舞台に強いですね!
続いて3位を走行するのはアドバンカラーのハチロクを駆るTETSU選手。
それを追うのはオレンジのGTRのアツシ選手。
そして、スタートで出遅れた、クロ選手、麻婆選手という順位でレースが進みます。
さすがにファイナルに残った選手達ですね。
スタート直後の混乱以降は非常に綺麗な形での走行が続きます。
そしてレース序盤、虎視眈々とトップを窺っていたキャノピー選手がW選手の一瞬の隙をつき念願のトップに立ちます。
ここまで、混戦に巻き込まれることの多かったキャノピー選手ですが、このレースのような綺麗な展開では丁寧な走りを身上とするキャノピーさんには願ってもない展開。
トップ2台の争いも白熱していますが、それ以上に激しい争いになっているのが3位争いでした。
現在3位のTETSU選手から6位のクロ選手までの差はほとんどありません。
4台が団子状態でレースが進行します。
この時点ではまだまだ全車同一ラップです。
この後クラッシュで遅れたアツシ選手が遅れます。
5番手の麻婆選手は4番手のクロ選手になんども仕掛けますがまったく抜くことが出来ません。
その間に3位のTETSU選手が少しづつ4位との差を広げていきます。
トップを追うためになんとかクロ選手の前に出たい麻婆選手ですがクロ選手がまったく隙を見せません。
そのクロ選手ですが病み上がりと言うことで、現在の順位をキープするのが精一杯。
先行車との差を縮めるまでにはいたらないようです。
その集中力も切れてしまったのか、ついに麻婆選手に4番手の座を明け渡します。
クロ選手を抜いた麻婆選手は上位陣を追います。
トップとの差は約半周!
バックミュージックは相変わらず氷川きよし!
レースも終盤に入りトップは相変わらずキャノピー選手!
2位にはW選手、3位にはTETSU選手と順位に変動はありません。
各選手すごい集中力です。
しかも1位から5位までのマシンは同一ラップでの周回を重ねています。
この順位は最後まで変わることなくキャノピー選手がチャンピオン獲得へ王手をかけました!
とはいえ、1位から4位までの差はたったの2秒です。
優勝の行方は4人に絞られましたが、誰が優勝するのかまだまだまったくわかりません。
しかし、次のヒートでは第1ヒートトップのキャノピー選手がポールスタートになります。
ストッククラスのクロ選手同様逃げ切ってチャンピオンの獲得となるのでしょうか。
(もちろんバックでは氷川きよしが流れています。)
NAME | 20L | |
1位 | キャノピー | 2’15.530 |
2位 | W | 2’16.930 |
3位 | TETSU | 2’17.150 |
4位 | 麻婆 | 2’17.840 |
5位 | クロ | 2’24.040 |
6位 | アツシ | 2’25.400 |
ごらんのように1位から4位までの差が2秒という大混戦です。
それにも増して驚きなのはキャノピー選手のタイムです!
なんと!2分15秒530です。
これは20Lのトータルタイムとしては過去最高記録です。
前日にキャノピー選手がTETSU選手と2台で練習走行したタイムの2分19秒を大きく上回るタイムをたたき出しました!
2位につけているW選手も2分16秒と歴代2位のタイムです。
グランドチャンピオン決定戦にふさわしいハイレベルな戦いになって来ましたね!
決勝第2ヒート
いよいよ最終レース!
さあ、泣いても笑ってもこれが最後のレースです。
12月から始まった第3回エポックヨンサン選手権もこのレースで全てが決まります。
特に麻婆選手はストッククラスのタイトルを獲得できなかった為、これが最後のチャンスになります。
さあ、いよいよスタートです!
スタート直後の第1コーナーでクラッシュが発生!
転倒してしまったのは・・・・
なんと!!ポールスタートのキャノピー選手です!
これは痛い・・・
大混乱のスタートを抜けトップに立ったのは、3番手スタートのTETSU選手!
そして2番手には麻婆選手が上がります。
それを追って3番手には6番グリッドからスタートのアツシ選手。
4番手にはW選手が続きます。
病み上がりの上、激しいレースで集中力が切れてしまったのかストッククラスチャンピオンのクロ選手は早々に周回遅れになってしまいます。
そして序盤、TETSU選手のわずかな隙をつき麻婆選手がついにトップに立ちます!
しかし抜かれたとはいえTETSU選手はぴったりとトップの麻婆選手に追いすがります。
途中周回遅れが出てきますがお互いうまく抜け、激しいバトルが続きます。
そんな2台の差は約1秒!
しかし、マシンの調子が今一つのTETSUさんのマシンが第一コーナーでスタック!
一気に差を広げられてしまいます。
この隙に3位だったアツシ選手が2位に浮上します。
第2ヒートは混戦になっているだけにアツシ選手も第1ヒートの遅れを取り戻し上位に進出するチャンスはまだまだ十分あります!
トップ独走になった麻婆選手はこれまでの不運を吹き飛ばすような快走を見せます。
混戦も落ち着いて走行し、まさに磐石の走りを見せます。
2番手のアツシ選手も無難に走行。
結局順位は変わらず麻婆選手がトップゴール!
第2ヒートの結果はこのようになりました。
NAME | 20L | |
1位 | 麻婆 | 2’10.740 |
2位 | アツシ | 2’17.670 |
3位 | TETSU | 2’23.160 |
4位 | W | 2’24.100 |
5位 | キャノピー | 2’26.060 |
6位 | クロ | 2’33.930 |
なんと!トップの麻婆選手のタイムは前人未到の2分10秒740!
第1ヒートでキャノピー選手が樹立したレコードタイムを5秒も短縮するスーパーラップになりました。
2位のアツシ選手も2分17秒台に入り、2位以下の順位がまったく予測できなくなりました。
さあ、いよいよ最終結果の発表です!
ストッククラス最終結果(敬称略) | |||||
NAME | 1ヒート目 | 2ヒート目 | ベストラップ | 合計タイム | |
優勝 | 麻婆 | 2’17.840(4) | 2’10.740(1) | 6.160 | 4’28.580 |
2位 | TETSU | 2’17.150(3) | 2’23.160(3) | 6.380 | 4’40.310 |
3位 | W | 2’16.930(2) | 2’24.100(4) | 6.220 | 4’41.030 |
4位 | キャノピー | 2’15.530(1) | 2’26.060(5) | 6.580 | 4’41.590 |
5位 | アツシ | 2’25.400(6) | 2’17.670(2) | 6.390 | 4’43.070 |
6位 | クロ | 2’24.040(5) | 2’33.930(6) | 6.300 | 4’57.970 |
以上の結果,、苦しみながらも安定した順位を残したTETSU選手が準優勝。
レース中に自己ベストの6秒22のベストラップをたたき出したW選手が3位入賞。
第2レーススタート直後のクラッシュに泣いたキャノピー選手は、わずか0.5秒の差で4位となり、
最終レースで意地を見せたアツシ選手は追い上げながらも5位にとどまりました。
疲れで集中力の切れてしまったクロ選手は、6秒30の好タイムをマークしながらも、継続してラップを刻むことは出来なかったようですね。
各選手お疲れ様でした。
以上の結果、今大会マシンコンディションの一番良かった麻婆選手が大逆転でのチャンピオン獲得になりました。
第3回エポック43選手権![]() オープンクラス グランドチャンピオン 麻婆選手:PROJECT.E AE86:SPEC2:M7使用 |