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PROJECT.E 遠征ファイル1 VS深谷Holly


11月5日の日記で紹介したみやだわさんのホームコースに遊びに行くことが出来ました。
今回はその模様をレポートします。

交流戦の日にちはみやだわさんの予定と僕たちの予定を検討した結果、12月8日(土)になりました。
んこの交流戦には、10バンドおやじさんや中ム・ラウダさん、竹とんぼさんなども参加したいと言っていたのですが都合がどうしてもあわず、僕とたーつぁんの2人での参加となりました。

みやだわさんのコースがあるところは、埼玉県深谷市の「Holly]という喫茶店なのです。
喫茶店のマスター&お客さんで前々から10分の1RCやRCバイクなどを楽しんできましたが、ついには「ヨンサン」を数人で購入し、お店の外(敷地内)に組み立て式の自作コースを作ってしまったのです。

僕とたーつぁんは交通手段をいろいろ考えた結果、たーつぁんが僕を車で拾って深谷まで行くことになりました。
しかし、これはたーつぁんにとってかなりの重労働になってしまいました。
たーつあんの自宅から僕の家まで1時間半もかかってしまうのです。
その上そこから深谷までも1時間半。
なんと片道3時間もかかってしまうのです・・・
たーつぁん本当にありがとうございました。m(__)m

僕の家から、首都高速〜東北自動車道を利用し町あわせの深谷駅に着いたのが12時15分でした。
みやだわさんに到着のTELを入れると5分ほどで迎えに来てくれました。
みやだわさんには、第2回ヨンサン選手権グランドチャンピオン決定戦のときに1回お会いしていたのですぐわかりました。
簡単に挨拶をした後、車で先導してもらい、目的地の「<喫茶店Holly>へ案内してもらいました。

駐車場へ車をとめた後、とりあえずHollyで食事をすることにしました。
特に理由はないのですが、なんとなく店内はすいているんだろうなあと思っていたのですが、意外や意外店内はランチタイムと言うこともあり非常に混雑していました。
どのお客さんも常連さんのようです。
みやだわさんから、僕たちが東京から遊びに来るときいて集まってくれたそうなのです。
「東京から刺客が来る!」という触れ込みだったそうですが・・・(汗)
当初、マスターとみやだわさんはいますが、他の人たちは仕事だと聞いていたのでびっくりです!
店内ではRCの話やヨンサンの話をしているのが聞こえ、ちょっとうれしくなってしまいました。

 
(食事の間に所狭しと並ぶヨンサン。右の写真はマスター。)

僕とたーつぁんはランチメニューのBセット(カレー)を頼みました。
食事がくるまでの間店内のお客さんといろいろお話をすることが出来ました。

いままで、10分の1のRCをやったりもしていたそうなのですが、走行する場所がなかなかなかったり、マシンの性能差が出てしまったりしてなかなか長続きしなかったみたいですね。
RCバイクやミニッツレーサーも同じような理由で続かなかったそうです。

そこで、たまたまヨンサンを見つけ、
「この大きさならコースを作れるかもしれない」
というきっかけで、コースを作ったのです。
当初何人いたのかは詳しく聞かなかったのですが、お客さんを次々に誘い今では10人ほどのヨンサンユーザーがいるそうです。
遊びに行った日にもお客さんにヨンサンを勧めていました(笑)

他にも「僕のHPを知っているのですか?」
と言う質問をしてみると数人は見たことがあるとのことでした。
HPを見ていない人でも、以前にみやだわさんに送った
<第2回ヨンサン選手権>のビデオを見て僕のことは知っているとのことでした。
なんだか、恥ずかしいですね。(笑)

いろいろ話していると、
「すごいきれいなボディを作った人がいるんですよ!」
と言う話になりました。
僕たちが興味を持つとカウンターの中からマシンを出して見せてくれました。
それがこれです!

 

作った人は、「試しに作ったもので作りは雑だ!」と言っているそうなのですが、僕とたーつぁんはあまりのかっこよさに言葉を失ってしまいました。
聞くと、このマシンを作った人は後で、来るかもしれないと言うことでした。
楽しみですね。
ちなみに、このマシンは43分の1ではなく38分の1のマシンなのだそうです。
しかも、聞いてびっくり!このプラモデルの価格は<100円>なのです!
まったく信じられないですね。
後で、このマシンが売っているところに案内してもらえることになりました。
もう、このマシンが見れただけでも、ここまできたかいがあったと言うものですね!

食事も終わり、いよいよコースを組み立ててもらうことになりました。
組み立てはみやだわさん、うらべさんがしてくれました。

  

 
(ほとんどうらべさん1人で作ったようですね、ありがとうございました。)

組み立てはだいたい5分ほどでできます。
完成したコースを見て、
「自作でこんなきれいなコースが作れるんだなあ」
と、感心してしまいました。
このコースのスタートゲートにはトミーのビットチャージー用の<デジタルラップカウンター>が装備されていて、マシン1台であれば100分の1秒のタイム計測が出来るのです。
手動と違って正確なラップタイムが測れるのはすばらしいですね!

素材は発泡スチロールの板です。
軽さと、ベニヤ板では反ってしまうからという理由で決めたそうです。
表面には水性塗料を塗ってあります。

早速、走行を見せてもらいました。
走らせるのはコースを組み立ててくれた、うらべさんです。

触った感じは結構滑りやすそうだったのですが、うらべさんのマシンは安定してよく走ります。
意外とグリップは良いようです。
うらべさんとみやだわさんが走行した後に早速たーつぁんが走行することになりました。
セットはヨンサンスクエアのターボチューン仕様です。

 
(セッティングに悩むたーつぁん)

しかし、安定して走行するうらべさんとは対照的に、たーつあんのマシンはまったくコントロールがききません。
完全にホイルスピンを起こしてしまって、まっすぐ進むことすら出来ません。
みんなの走りを見た後僕も走行させることにしました。
スリッピーな路面を想定して、ヨンサンスクエアセットのスペック1を使用します。
しかし、僕のマシンもまったくグリップせず、コーナーのたびにリアが流れてしまいまったくアクセルを開けることが出来ません。
フロントタイヤを変えたり、ボディを変えたりしましたが満足のいくセッティングは出ません。

気分転換にマッハ号を走行させました。
さすがにマッハ号のタイヤは太くて大きいのでまずまずのグリップを見せます。
しかし、今度はアンダーが出てしまい、大きく突き出たフロントノーズがフェンスにあたってしまい結局はうまく走ることは出来ませんでした。

いろいろと悩んでいると、うらべさんが、
「スペック2のノーマルタイヤが食うよ」
と、アドバイスしてくれました。
残念ながらスペック2の新品タイヤを持ってきてなかったのであきらめかけてたのですが、たーつぁんが貸してくれると言うのでタイヤを借り早速試してみました!
すると、今までのまきこみがうそのようにグリップします。
今までスペック2のタイヤよりハイグリップタイヤの方がグリップは上だと思っていましたが、路面によって相性があるのだと改めてわかりました。
調子よく走行させているとマスターが見学にきました。
忙しいランチタイムが一段楽したようです。
ちょっと遅い昼ご飯を食べながらの見学になりました。



ここで、僕たちもショータイムにはいります。
まず、たーつぁんがご自慢の電飾カーとトレーラーのデモランをはじめます。
電飾は昼間だったのでわかりにくかったですが、トレーラーはおおうけでした!
「すげーすげー」
と、みなさんよろこんでもらえました。
ちなみに、トレーラーはあいかわらず良く走ってました。

次に走行させたのは、10バンドおやじさんからお借りしてきた、<カメラカー>です。
モニターをコース横において、みんなで見れるようにしていたのですが、非常に評判がいいですね!
しかも、ここHollyサーキットではこのカメラカーは他のマシンと変わらないスピードで走行可能なので、他のマシンを追っかけまわすいい映像がとれました。
しかも、どの車もアンダーステアで悩んでいるS時コーナーをぐんぐん曲がっていきます。
セッティングが一番決まっていた車でした。

ここで、すこし休憩することになりました。
マスターがコーヒーや紅茶を出してくれてすっかり冷え切った体を温めることが出来ました。

このときには、あの綺麗なボディの製作者<葱 坊主>さんも来ていました。
葱坊主さんにはさらに2種類のマシンを見せてもらいました。

 

もはや職人芸ですね。脱帽です。

このあと、たーつぁんのモーター測定器を使用した、ヨンサンクリニックを行いました。
みやだわさんのマシンをチェックするたーつぁん

な〜んて、そんな大それたことはしていません。(笑)
単純にモーターの回転数を測っただけです。
みやだわさんのマシンのモーターは4120rpmとまあ、ほぼ標準の回転数でした。

僕たちがゆっくりくつろいでいる間にも、コースではみなさん熱心に走行させていました。
このあと、店から出たときにはもう暗くなっていて、コースに照明が灯っていました。

このナイトタイムでは、僕たちがお願いして模擬レースをさせていただいたのですが、この模様は次回のお楽しみに!


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