天才につぶやいた謎の存在<天>


最近、見ていた映画に何か気づいた。
これ昔観たことがあるような、もう一度観ていると、
ちょっと思い出したことがあった。

翌日。読んでいた年代が分かる
地層のようになっている
書棚をごそごそと掘り起こしていると
あったあった
昔、天才という言葉に魅かれて
買った安い本があった。

同時に発掘された漫画やノート
地層からいって中学時代と思われる。

その頃だったら多分テストで満点とる
楽な方法を考えていたのだろう。・・・
参考書で時間かけしんどい目して地道に
勉強するのはかっこ悪いとか。

天才になったらこれしきの問題すらすらと
解けるに違いない。

周りの仲間からウワーおまえ凄い、なんで
こんな問題解けるんだとか
女子から〇〇君今度これ教えてとか。
どうせそんな妄想に支配されていたんだろう。

天才とは計算や漢字、外国語がペラペラ
数学や理科で与えられた答えのある
問題をスラスラ解く
そんな能力だと思っていたに違いない。
今思えばその短絡さが微笑ましい。

そうして本屋でそれが開かれた。

宮城音弥著 「天 才」

まえがき の後の目次

1、天才とは何か。(ふーん)
U。執念の人間、(んっ)
V、コンプレックスの発散。(いいぞいいぞ)
Z、天才と狂気。(これやこれやこれが知りたい)

いつものように内容も吟味せず
さっそく小さな財布から銭を集め
裏向けて買った。

帰ったらじっくりと調べるぞ
まず何を食べればいいんだ。
どれだけ寝て、どんな呪文を唱え
どんな生活をすればいいんだ・・・
ワクワク

いつものように天才になる
ノウハウばかり考えていた。


ちなみに後に読んだ宮城音弥さんの著書に
精神分析入門などがあり、今では問題に
なりそうな文言が使われていますが、
それでも非常に分かりやすく解説されて
いて今でもいい著書だと思います。

さて当時頭の良くなる特別なキノコ
学校のテストなんか満点、簡単にとれる
そんなキノコでもその本から見つけだしたのでしょうか。

確かに期待した通り毒キノコや毒虫を好んで
食べていた哲学の天才もいました。

でも毒キノコや毒虫を好んで
食べたから哲学の天才になった人はいない。

馬は昔からニンジンが大好物だ
足速くなろうとすればニンジンを食べればいいんだ

土中のニンジンを馬はどうやって食べているの


どうやら馬とニンジンは人間が後から作った
話のようだね。 べーー



天才には知能優秀な者が多いが知能優秀な
ものが天才ではない。

そうして心理学者の言う天才の定義と哲学者の言う
天才の定義が延々と続いた。

この辺りからラインマーカーが減っていた。
要求水準が満たされなかったんだろうね。

つづく

久々だから今回はここで一先ず終了します。



最近は世界情勢もいよいよ激動期に入って
大変です。
マキャヴェリズムを彷彿させられるような
ことが当然のように起きています。
そしてP.R.サーカーのいうような
社会周期説が某国で実証されるかもしれません。

コロナの記録のようにかいている独り言
20年にバランスを崩しそこから
21年に周期予想したようにこれから世界は大きく
変化していくことでしょう。
今年はその悪いほうの収束運動の年になるのではと
希望しています。
一年周期では12月に蒔かれた小さな事象は翌年
1ー3月に発芽して4−6月に大きくなり
夏にその結実が訪れ、秋には収穫になる。
陰陽一年の周期です。

ではここまでほんとうにありがとうございました。

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