アニマアニムス前半


なんかこの景色まえに夢で
見たことがあるような気がする。

えっ今、夢で見た通りのことやっている
気がする。

目的もないのに見えない誰かに
導かれてここに来たような気がする。


なんでここに来たのだろう・・。


自分がいつも見ている廊下や壁が
今日はなんだか他人の目で見ている
別の物のような気がする。

仲の良い何人かと歩いていた時一人が
今こんな事思っていたと言うと
みんなびっくりした顔で
同じこと思っていたと大笑いした。

いつも本番になるとなぜか異常なほど
緊張してしまい思ったようにいかない。


母音をみると色が浮かぶ天才詩人がいた。
「Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは青」
(アルチュール・ランボー)(共感覚の一つか?)

音楽家の中に音を聴くと色が見える人が少なからずいる。
(色彩共感覚)

ある音を聴くとなぜか得体の知れない
景色や感情がこみあげてくる。



女性や子供など24の人格を持ち沢山の罪を犯したが
24人中の誰が本人かわからない、そして無罪になつた
そんな一人の心の謎が
書かれた本が大ベストセラーになった。
<24人のビリー・ミリガン―ある多重人格者の記録>


カールグスタフ・ユングは
血の海に累々の死体の夢をみると
翌年に世界大戦が始まった
(正夢)

駅や汽車を見ただけで吐き気やめまいになやまされた。
無意識のトラウマ。
(フロイト)

ある有名な絵を見た瞬間全身の震えが
止まらなくなった。
(三島由紀夫・代表作は潮騒、金閣寺など)
(仮面の告白(自らのLGBTについて))


事故で記憶を無くしても、
自分が作曲した曲がながれてくると、すごくいい曲だ
誰が作曲したんだと、(ちゃんと自分を評価してる)
周りをおどろかせていた(知っていたなら喜劇王だ)
(M.ラヴェル)(その曲は亡き王女のためのパヴァーヌ )


風呂でリラックスしていると突然、中間子論が
浮かんできた。
(ノーベル賞受賞者、湯川秀樹)

ポールマッカートニーは寝ていて夢の中で
Yesterdayを作曲したと言われている。

いつも決まって同じような人を好きになる男性
同じく女性、他色々。


心の闇、心のふ・し・ぎ



さて集合的無意識( 普遍的無意識)

の中に住んでいる

アニマアニムスってなんでしょう

心理学者のユングは多くの主に

統合失調症のクライアントの

夢を分析しているうちに

彼ら彼女たちの見る夢に共通する

女性像や男性像がいるのを見出しました。

あなたにも私にも


先ずは男らしさ、女らしさのペルソナ

の形成から順番に。


今ではその性差は縮んできましたが、

親は男の子が産まれると、男と分かる

名前をつけ、女の子が産まれると

女の子らしい名前をつけます。

そして男の子には男らしい服を着せ

女の子には女の子らしい可愛い服を


買い与えます。たぶん(いつも例外はあります)


そうして男の子と女の子の接し方も

見方も話す言葉も変え、また互いに

体型の違いを意識したりしながら

知らず知らずの間に

男の子はその時代の男らしいペルソナ(仮面)を

女の子は女らしいペルソナ(仮面)を

持ちます。

そうして男らしさ、女らしさは作られて
ゆく。


しかしもともと同じ人間に変わりはありません。

男の心でも女の心でもない一つの魂です。

そんな一つの魂が二つに引き裂かれてゆく。


引き裂かれたアンドロギュヌスの片方が

男性のペルソナ(仮面)になるとその内側の

無意識(深層とも潜在とも)の世界に

現れる魂は女性性です。

その女性性をユングはアニマと呼びました。


女性の場合ペルソナの内側の魂は男性性で

それをユングはアニムスと呼びました。

そうして補い合いながら心の安定を保っています。


(左が男性性のペルソナ右が女性性のアニマ)


ある男性が

男らしさとは人前で泣かないというペルソナを

持っているとすると

心の中の感傷的な女性性のアニマは泣いている。

例えば例えばですよ

好きな人にお付き合いを断られた場面で

顔では残念そうに微笑んで

心の中は泣いている状態です。


では心の中に住むアニマアニムスは

どんな姿をしているのでしょう。

それは・・・ うーん

でもそれをおぼろげにでも知る
手法はあります。




あっ



ちょっと長くなりましたのでここで

一先ず区切ります


後半分はじきに書いてみたいです。

ほんとうにここまでの浅学でややこしい長文

読んでくださりありがとうございました。


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