東北デミオ旅行記 車力/小泊

金木町から、県道2号で、車力村に向かいました。県道を曲がって3kmくらい進んだところに、高山稲荷神社はあります。 山門の入り口は、次のようになってます。

高山稲荷神社1

100段近くある石段を登ると、お社が見えてきました。しかし、石段を登ったところにあるこのお社は、本宮では ないのです。実際僕の目当ても違います。

高山稲荷神社2

僕の目当ては、今登ってきた石段とは違う、別の石段を降りたところにあるお稲荷様です。僕が最初にこのお稲荷様を 知ったのは、何年か前のアサヒグラフだったと思います。写真はそれぞれ、手前からと奥からです。

高山稲荷神社3 高山稲荷神社4

アサヒグラフの写真は、雪景色の中でした。実は、以前にもここを訪れたことがあります。それは、冬だったのですが、 やはり雪景色の中のほうが幻想的でした。

さて、今度は県道12号線を北上し、国道339号線に入り、小泊村に着きました。ここは、太宰が小説「津軽」のために辿った 旅程において、生家の使用人であり、事実上の育ての親であった越野タケを訪問しに行った場所です。小泊には"小説「津軽」の像 記念館"というのもあって、そこには記念碑と像がありました。この像のように、太宰とタケは、小説に書かれてあるような 時間をすごしたのでしょうか。

小泊1 小泊2

ちなみに、この像の見つめる先には、やはり小説に登場したのと同じであろう、小学校がありました。

小泊3

このあと、国道339号線を北上します。その道は、冬期は通行止めになる「竜泊ライン」といって、九十九折の道が 海沿いに伸びています。風力発電機と、海の向こうの北海道が見えてきたら、そこは竜飛です。

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